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5/26~ 最近見たもの聞いたもの

最近こんなことを思っている。

このnoteには以下のコンテンツのネタバレが含まれるかもしれません。

蛇の道 / 黒沢清

YouTubeで無料公開されていて、以前から気になっていたので、観た。

哀川翔ってなんか特徴的でいい声してる人としか思ってなかったけど、すごくかっこよかったな。
あと香川照之って「な、なんなんだよコイツ!」みたいな表情がうますぎる。「ゆれる」のラストとかもそうだけど、今回の最後のところもすごかった。
あと柳ユーレイ好きだな。

杖をついたヤクザの姐御みたいな人がかっこよかった。ああいうキャラクター好きだ。ビュンビュンと風を切る音が鋭くてよかった。
死ぬ時の血の出方凄かったな。椿三十郎(黒澤明の他のやつかも)の斬り合いでやたらと勢いよく血が吹き出るシーンがあったけど、こっちも負けないくらいたくさんの血が出ていた。

この作品の柴咲コウ主演セルフリメイクがもうすぐ公開されるらしい。
香川照之の演技での雰囲気に強く紐づいた作品な気がするけど、どうなるんだろう。かなり気になるな。観に行こう。

地元最高!

このマンガ、初期は絵柄と内容のギャップで広まっていったような気がするけど、今となってはすっかり絵柄と内容が馴染んできているような気がする。
今もうアウトロー喧嘩マンガとしてかなりかっこいい。

【たまには音楽談義】俺たちは HASAMI group が好きだ

他人がHASAMI groupについてじっくり話しているというだけでかなり嬉しい。4時間もある。全部聞いた。
選曲もかなりいい感じだ。

やっぱ他の人の視点を通すと散々聴いた曲でも新たな魅力に気がつけて嬉しいな。
いいな〜。僕も誰かと「この曲のここが良くてさ〜」とか「この歌詞すごくない!?」とか言い合いたいぜ。

毎日 / 米津玄師

米津玄師ともなるとタイアップ曲で「クソボケナス」とか言ってもいいんだ。

この曲が電車の走行音から始まるの面白い。

インタビューに「自分なりにがんばる。それを努力と呼ぶのであれば、そういう努力でしか自分を地獄から救うことはできない。」と書いてあった。
最近自分が毎日毎日考えていることでもあるので、そうだよなあやってくしかねーよなと思った。

意味があるのかないのかわからなくなってもとりあえず自分にできることをやってくしかない。
僕にとってはこのnoteだってそうだ。
書き始めて半年くらいだけど全然楽に書けるようにはならないし、なんかのためになってるのかもよく分かんないし、でもやる。
毎日を続け続ける。


中学生の頃に米津玄師を好きになって今までいっぱい聴いてきたけど、この曲が一番自分に合っているような気がしている。
「音楽を聴く」という行為の中で、かっこいいとか元気が出るとかいろんな尺度で曲と向き合うけれども結局のところ「自分に合ってる」かどうかが一番重要なんじゃないだろうか。
「これって私のことだ……」とか「これって私のための曲だ……」と思える音楽こそが人生の中で大事な位置につく。

HASAMI groupの中でも一番気に入っている曲も「EVERYDAY」だし、自分の中で『毎日』というものは結構大きな概念なのかもしれない。

MVも面白い。投げ捨てられた3Dメガネの軌道が鋭い。

THE(CoMETIK)EPISODE / シャニマス

なんかシーズの2人も出てきたんですけど!?
にちか、「美琴さんがいいなら……」って言ったんだろうな。

ルカの面倒見が良い側面が見えると、嬉しい。
郁田はるき、すごい。人間ができすぎている。
鈴木羽那、はるきとは別方向にすごい。なんなんだこいつは。
ちょっと気持ち悪い考え方だけど、羽那ってルカにとっての新しい美琴で、はるきってルカにとっての新しいルカマネなのかもしれないと思った。
もちろん別々の人間ではあるんだけど、羽那の無垢に信じてくれるところとか、はるきの勝手に案じてくれるところとか、そんなどこか今までそばにいた人間と近しい部分があったことでルカに繋がれたという側面もあるんじゃないだろうか。

みこルカ〜ず(仮)の元ファンの人が前から好きでしたって言ってくれるシーン良かったな。
ルカはこれから新しい場所に進んでいくけど、元いた場所をなかったことにするわけじゃない。
今まで培ってきたものを抱えたまま変化していく。

「事件や事故の可能性も」と言われたシャニPが「やめてくれよ」と言った部分に関してはなんだコイツと思った。ルカのことだから来る気がなくなって来てない可能性が大きいと思っていたとしても、事件や事故の可能性も考慮して状況を整理するのかお前の仕事だろうが。
目を逸らすなよ。

にちかのファンとしてはこの先にちかとルカの関係がどうなっていくのか気になる。
ルカの感情も整理がつきつつあるし、にちかも余裕が出てきただろうし、そのうち小突き合うくらいの関係になるんだろうか。
めちゃめちゃアホなケンカをしょっちゅうしててほしいかも。
ギャンギャンわめきあってるところに美琴が「仲良いね」って言って「「仲良く(ねぇよ/ないです)!」」と声を揃えてほしい。

にこけい! 怒りのマンガ刑事

同作者の前作「怒りのロードショー」がとても好きだったので、新連載がすごく嬉しい。
やっぱおもしれー!!!!!

新連載の1話としてかなり上手い気がするな。
必要なことがギュッと詰まっててテンポ良く引き込まれていく。

地下の部屋に呼び出しといてすぐに「外で話そう」になるの面白い。
演出的な狙いと整合性が両立しないときって「でもなんかそれっておかしいよな」と思って整合性を優先しがちだけど、この漫画では「見せたい画があるならやっちゃえ!」を優先している気がする。
このへん、大味な映画の面白さにも通じている。
作っている側から考えると「でもなんかこれって変だよな」と思ってしまいがちだけど、見てる側だと結構「面白い!」でかき消されちゃうんだよな。
面白ければ何してもいいのかも。

前作「怒りのロードショー」でも他の人が好きな映画をこき下ろしまくる皮肉屋の村山というキャラが自らも小説を書こうとして苦悩する話が一番好きだったので、創作を軸に話が進んでいくのかなり嬉しいかも。

今2話まで出てるんだけど、2話で「なるほどドーナツ」が出てきてこれも嬉しい。
「なるほどドーナツ」って言いたくなる。
なるほどドーナツ。