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#23 徒歩日本一周日記 2018年7月21日〜

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7月21日

7/21
今日はなんかただただ歩いているだけってかんじの日だった。誰かに話しかけられることもなく、ただただ歩いていた。もうなんかそれだけ。つづく。

そういう日もあります。

日記に書いてないだけで結構色々あった日じゃん。近所の中学校の卒アルDVD、コンビニで売って誰がどんな理由で買うんだ。

7月22日

7/22
今日は朝の時点では55km歩いて旭川のネットカフェまで行くつもりだったが、昨日一昨日で100km歩いたのが思ったより響いており、とても無理そうだったので諦めて比布のライダーハウスで泊まることにした。途中塩狩峠を通ったが、思ったよりキツくない坂だった。
ライダーハウスでは、おこっぺの道の駅で一緒だった人と再会したりした。バイクと徒歩なのに再開することなんてあるんだ、とちょっとびっくりした。明日は旭山動物園。楽しみ。つづく。

この頃にはまだ三日連続50km歩くのはキツかったみたいです。後の方になってくるともっと連続で長距離歩いたりもしてるのですが。先に北に向かって北海道を超えたことで鍛えられたのかもしれません。

徒歩旅で日傘のありがたみを知りましたが、日本一周後は特にさしていません。

この写真気にいっています。

旅人おじさんたちは旅人若者に優しいです。

7月23日

7/23
今日はずっと楽しみにしていた旭山動物園へ!昼過ぎに旭山動物園に着いて、3時間くらいいた。空飛ぶペンギンや筒の中を登っていくアザラシを見て、「ついにここまで来たんだな」と達成感に満ちた。中でも僕が一番感動したのは、泳ぐカバを水中側から観られたことだった。
泳ぐペンギンやアザラシを水中側から見ることのできる動物園や水族館は今までも結構あったが、カバを水中から見られるのは初めてだった。大柄なカバが水底を蹴ってあがっていく姿は美しく感じられた。カバってこんなにかっこよかったのか…と思った。
チンパンジーやオランウータンの屋外展示場もかっこよかったが、暑かったからか外には出ていなかった。クモザルは外で遊んでおり、尻尾も使ってひょいひょい動き回ってて可愛かった。
動物園を堪能した後は、靴屋に寄って新しい靴を買いつつ昨日行くつもりだったネットカフェに来た。ソフトクリームをいっぱい食べている。明日からは新しい靴で旅を続けるつもりだ。古い靴はもう底に穴も開いてボロボロになっている。新しい靴だとまたマメがいっぱいできそうなのが不安だ。つづく。

旭山動物園のカバ、本当にかっこよかったです。カバの巨体が水底を蹴ってフワーッと水面に向かっていく姿に感動しました。

家にあった「旭山動物園物語」というマンガを繰り返し読んでおり、いつか来てみたいとずっと思っていた憧れの場所でした。

糞がまき散らされているので水は汚い。

ほんとよくこんなになるまで履いてたな。この靴もそれ以降の靴も郵送で実家に送ってそのまま保管してあります。

7月24日

7/24
今日はネットカフェを朝出発して…と思っていたが、どうにもやる気が出なくて昼過ぎまでいた。靴を郵便局から家に送り、新しい靴で歩き始めた。
「夏休みこども科学電話相談」の聴き逃し配信があると知り、それを聴きながら歩いていた。おもしろい。僕もこどもの頃、これに電話していればよかったなーと思った。つづく。

こども科学電話相談、面白いですよね。小さい頃の僕だったらどんな質問をしただろう。

「靴底に穴が開いていない靴は歩きやすい」当たり前だけどなかなか気づかないことだと思います。

7月25日

7/25
昨晩は神居古潭というところの近くで野宿していると、夜中に肝試しをしているような若者の声で2回眼が覚めた。朝になってから気になって調べてみると、自殺の名所かつ心霊スポットだったみたいだ。そんなこと知ってたら絶対ここで寝てなかった。
今日も科学電話相談を聴きながら歩いていた。業務スーパーが道中にあったので寄り、1kgのソーセージが500円くらいで売っていたのでつい買ってしまった。肉が食べたい!と確かに思っていたのだが、さすがに多かったらしく最後の方は気持ち悪くなりながら1kg食べ終えた。今後、1kgのソーセージが売ってても買わないようにしよう、と思った。つづく。

神居古潭、うしおととらやゴールデンカムイに出てきたので名前は知っていたのですが自殺の名所とは知りませんでした。肝試しにきた若者たちも唐突に現れたテントにびっくりしていたと思います。「うおっ!…なに?テント?」みたいな声が聞こえました。
1kgのソーセージ食って気持ち悪くなってるのアホすぎる。

ラッキーカブトムシ、質問がなんだったのかは全然覚えていない。

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#24に続きます。