見出し画像

#29 徒歩日本一周日記 2018年9月1日〜

↓前回

9月1日

9/1
今日は青森市から山を越え、芦野児童動物園に行った。大きい公園の中にある小さな動物園だ。ウサギとウコッケイと、ヒグマが3匹いた。しかも1匹はアルビノの白いクマだ。白いクマはかわいかった。いや黒いクマもかわいかったけど。その後同じ公園内のキャンプ場に行った。人気のあるキャンプ場らしく、他のお客さんもいっぱいいた。キャンプ場にいた旅人らしきおじさんにコーヒーを一杯もらった。おいしかった。つづく。

アルビノの動物ってなんだか一層可愛く見える気がする。儚い感じがするのかな。

多少自分に甘くしないとやってられない。

9月2日

9/2
今日は丹頂鶴自然公園を見に行った。動物園というよりは鶴の保護施設って感じだった。丹頂鶴は怒ると頭の赤い部分が広がるらしい。頭に血がのぼるってことだろうか。
そのあと歩いていたら横で軽トラが停まって、おじさんがリンゴをくれた。歩いているだけでリンゴがもらえるなんてさすが青森だな、と思った。つづく。

歩いているだけでリンゴがもらえるリンゴの国、青森。

青森県ってすごいなあ。リンゴがもらえると嬉しいね。

9月3日

9/3
今日も朝からリンゴ園の間を歩いていて、リンゴを食べたいなーと思っていたら無人販売所を見つけた。リンゴ3個で100円!安い!と思って財布を開いたら100円玉が入っていなかった。
まあそのうちまたあるだろと思ってもうしばらく歩いていると、横で軽トラが停まっておじさんがリンゴをくれた。2日連続なのでちょっと笑ってしまった。青森ってすごい。
夜には温泉に入った。温泉ってやっぱいいな。つづく。

2日連続で歩いているだけでリンゴがもらえるリンゴの国、青森。

青森県ってすごいなあ。リンゴがもらえるとやっぱり嬉しいね。

9月4日

9/4
今日も歩いていたらリンゴがもらえた。すごい。青森すごい。そしてもらったリンゴはどれもすごくおいしかった。さすが青森。
歩いているときふと横を見るとバスに子供達がいっぱい乗っていた。1人が手を振ってきたので振り返したら今度は何人かが手を振ってくれた。
大館に着いてゼロダテアートセンターに向かって松淵さんと"のの"に会った。ののは会った瞬間に二本足で立ち上がって顔を近づけてきた。覚えていてくれたのかはわからないけど嬉しかった。
その後、温泉ときりたんぽ屋さんに連れて行ってもらった。本場のきりたんぽはめちゃくちゃおいしかった。特にスープがすごくおいしい。入っているものが全部おいしい。なぜかきりたんぽ屋さんが靴下をくれた。
今日は中村さんの実家に泊まらせてもらう。座敷童が出そうな広い家だ。つづく。

3日連続で歩いているだけでリンゴがもらえるリンゴの国、青森を抜けて秋田に入りました。きりたんぽがすごくすごくおいしかった。
"のの"は界隈で有名らしい秋田犬です。バイト先でちょこちょこ会っていたので覚えていてくれたのかもしれません。

青森県ってすごいなあ。リンゴがたくさんもらえるとすっごく嬉しいね。

(杉の美林があるのみです)

秋田だと大荷物を背負った謎の青年は珍しいのでしょう。

9月5日

9/5
朝起きたら10時だった。久しぶりのベッドで起こす人もいなかったせいか12時間くらい寝てしまった。中村さんは何泊してもいいと言ってくれたものの一泊しかしないつもりだったが、10時起きで出発する気になれなかったのでもう一泊することにした。
ゼロダテにののに会いに行って、秋田犬会館で秋田犬について学び、最後に御成座という古い映画館に行った。御成座は今日は何も上映していなくて、無料で中を見学させてくれた。廊下には白うさぎがいて、古い映画館と真っ白いうさぎという組み合わせが最高すぎて感動してしまった。映写室まで見せてもらって、上映開始のブザーも鳴らせてもらった。すごくかっこいい映画館だった。今度はここに映画を観に来たいな。つづく。

大館市をうろうろした日でした。古い映画館ってかっこいい。

古い映画館ってかっこいい。赤と黒の内装に白うさぎ、アリスっぽい。

ドクターペッパーが好きです。

画像1

画像2

画像3

#30に続きます。