2020/02/04

「その日聴いた音楽から適当に何曲か選んでプレイリスト作り、それをnoteにあげる」ということを暫く続けていこうと思った。特に意味はない。凄く面白そうだと思った訳でもない。
ただ、「他人から見て(あるいは自分から見ても)あまり有意義に思えない行動を徹底的に反復する」ということにちょっと興味を持っただけだ。
何でそんなことに興味を持ったかというと、「習慣」とは突き詰めていけば「思想」になるのではないかと思ったからだ。
別にそんなのどっちでも良かったんだけど、誰かに無理矢理読ませる訳でもないし、気になったんなら試せばいいじゃないかと思ったからやることにした。


飽きたらすぐに辞める。

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自分の好きなアーティストを嫌いになりたくないから聴きたくないと思っていた時期があった。
あったというかついこの間までそうだった。そんな訳で17歳とベルリンの壁の曲を3ヶ月くらい聴いていなかった。

ベルリンの曲を初めて聴いたのは高校2年生の頃だった。
もはやきっかけは思い出せないが、twitterかYoutubeか。たまたま流てきたシューゲイザーという音楽に衝撃を受けた。
それまでいわゆる邦ロックで括られるような音楽を聴いてきた自分にとってその音楽性は青天の霹靂だったのだ。

その時は福岡に住んでいたためライブに行くことはできなかったし、CDも買うことができなかった。(親から通販を使うことは許されていなかった)
そんな中、何とか博多のOIOIのHMVにHOLIDAY!RECORDSが出店しているスペースがあって、やっとの思いでCDを買うことができた。

一緒に渦というバンドのCDも買ったことを覚えている。


それから自分はシューゲイザーというジャンルにのめり込んでいった。
マイブラはもちろんLUSH、SlowdiveにRide。シューゲイザーと調べて名前が挙がったバンドは片っ端から聴いた。
For Tracy Hide、死んだ僕の彼女、SPOOLに揺らぎ。とにかくノイジーなバンドを聴き漁った。


2年前上京してきて、ある程度新しい日常生活に慣れてきてからまず行ったのは17歳とベルリンの壁のライブだった。
最初は恵比寿BATICAのイベント。確かSchool In LondonというDJパーティー。次の日にもライブをやっていたので高円寺HIGHに観に行った。そこでSPOOLのライブも観た。

それから今まで何度もライブを観たし、音源を聴いてきた。
だからこそずっと嫌いになりたくなかったし、ここ最近の自分は”聞いた”音楽を片っ端から嫌いになっていたので耳に入れないようにしていた。

ただふとした瞬間に聴きたくなって再生してしまった。もう我慢できなかった。
好きなだった音楽は変わらず好きな音でできていた。

またライブにも行けるようになっていればいいと思う。




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