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単純か?それとも複雑か?京成杯オータムハンデを予想してみた

さあ、戻ってきました中山開催!
この時を待ってました!とはいえ、暑いですし、今回予想する京成杯オータムハンデはサマーマイルシリーズの最終戦ということでレース名の割にはまだ夏なんですよね…
何がオータムじゃ…

で、ハンデ戦です。これかなり難関になりました。なぜなら1人気想定のアスコリピチェーノが55.5を背負ったからです。
わかる人はわかりますが、これ普通にヤバいです。

今までに3歳牝馬が古馬混合の重賞でここまで背負ったことあるかと言われたら私は知りません。ChatGPTに聞いても満足な回答は得られませんでした。ということは実質初事例に近いのでは?
知ってる人がいればぜひ教えてください。

古馬混合のG1でさえ背負うのは54キロですし、まだ夏が終わったことを考慮すると定量戦であれば本来は52キロが妥当というところでもあります。
で、今回のメンバーと照らし合わせてオール連対のG1馬はさすがに強すぎるということで55.5を設定したという…?
古馬のオープンクラスの牡馬でさえ56キロいますよ!?
もっと言えば同じ3歳の牡馬オーキッドロマンスに関してはリステッドを勝っただけで56ですからね…
こちらも実績を考えれば重い…リステッドだよ?

しかも距離が微妙な馬から持ち時計が微妙な馬まで揃ったまさに混戦メンバーです。
そうなるとアスコリピチェーノは55.5でもやむを得なくアタマというところがあると思います。

開幕週の中山は時計が出ますし、前目に付けないと難しいというところもポイントです。前に行きそうな馬に限って時計がね…
逆に時計持っている馬に限って時計を持っていたり…
前に行けるし、時計もあるけどマイルが長そうな馬もいるし…
ちょうど良いのはアスコリピチェーノ55.5…

うーん、どうすればいいですかね?
ここまで難しいとは…

さて、悩む要素が一杯ありますが、まあ単純に行くとしたらアスコリピチェーノになるでしょう。ディオもアスコリピチェーノと2キロ差と考えれば実は勝ち負けもあったりして?
でも私はある馬から行っていようかなと思っています。

印は以下の通りに

だいぶ勝負に出てみます

本命はサンライズロナウドにしました。
前走はかなり印象的な追い込みで6着にやってきましたし、スムーズならジュンブロッサムに先着できた可能性が高かったです。それほど爆発力がありますし、本当にスムーズならもっと走れる力を持っています。ただ過去のレースを見る限りだとやはり難しい馬であり、前走もだいぶ後ろから行きましたからね。一方で長久手特別みたいに前に馬を置いて大逃げになるパターンもありました。だいぶ一発屋な感じですが、使う脚は安定感ありますし、それがしっかりとハマれば勝ち負けは十分に可能な馬と言うこともできます。
今回は直近のような追い込みか、条件戦時代のような逃げに出るか、それは鞍上の横山典弘騎手に委ねられてくるところではありますし、狙う側としてはだいぶギャンブルになってきます笑
それでもこの馬にしっかりと携わってるからこそインパクトあって安定感のある末脚を発揮できたり、条件変わりでもしっかりと走れていたりします。大逃げで勝った長久手特別の時は1000の通過が57.6、勝ち時計も1:58.7で最後は甘くなりましたが、それでもマイルの通過が1:33.1なのでこれだけ道中スピード感持って走れているのであれば、前に行く馬が揃った今回の舞台なら追走力は問題ないと言えますし、そもそも阪急杯など短距離も追い込んでいましたからね。そして2000をハイペースの大逃げで逃げきってしまうことができる意味ではマイルならハイペースでも最後は甘くなりづらくなってきますし、むしろ今のような末脚が安定的にしっかりと発揮できるタイプであれば前が残りやすい舞台とはいえ馬群が短くなり始めたところからチャンスは生まれて来ると思います。それこそ中山のような4コーナー手前からしっかりと馬群が詰まる舞台なら射程圏内に入れる可能性が高いです。
魅力的なのはそのような末脚に加えて56キロの恩恵です。アスコリピチェーノと0.5差で挑めますし、前走の関屋記念2着馬のディオとは1.5差まで広がりました。前走と同じ斤量でも魅力ですが、それより1キロ減ってくれたことで尚更強さが発揮しやすいと思います。リステッドを勝ったオだけのオーキッドロマンスと同じ斤量ですし…
状態は良いと思います。毎回凄い軽めですよね。体質か気性的に難しいか…坂路やコースよりプールの方が多いとも聞きます。でも良いと思うのはコース追い切りの映像が出たからです。えっ?それだけで?と思うかもしれませんが、今回で重賞挑戦5回目でようやく調教映像が出たのです。ということは映像で撮っても問題ないほどまともに追い切りをやっているということになります。安田翔伍先生が跨がって本当に軽めにキャンター調整を行っているかのような走りでしたが、その足取りは軽やかでしたし、本来は映像も出ないのであれば尚更良いのだなと思えてきます。直近のタイムの中でもベストです笑
前走関屋記念のレース前コメントとしては…
「今回に関してはどのくらい動けるか、掴みづらいところですが、暑さには強いタイプ。ここでしっかり脚を使えれば、このあとに楽しみが出てくると思います。」
とコメントしていた通りに、前走でしっかりとインパクトのある末脚を発揮できたので、これ以上に状態を上げてきたのであれば楽しみがあると思います。
本当にだいぶギャンブル要素になってくると思いますが、一発を狙ってみます。

対抗はアスコリピチェーノです。
まあ、これこそ「単純」ですよね。それこそG1上位のようなメンバー構成だったら物凄く悩んでいたところです。今回はG3らしいメンバー構成ですし、コラソンビートと斤量差が1.5もありますが、阪神JFや桜花賞の内容を見る限り負ける要素はあまり見当たらないと思っています。特に前走のNHKマイルカップは直線の内でかなりのロスがあったと思いますが、それでもそれを抜け出すと最後に他の馬を寄せ付けない力強い末脚で2着に入るというまさに強い競馬だったと思います。しかも継続してルメール騎手が乗りますし、今回なら先行してしっかりと抜け出す競馬になってもおかしくありません。やはり55.5がどうなるかというところも一つポイントになってくると思いますが、先述通りに他のメンバーと比べて持っている力が一枚二枚も違うとなれば55.5がだいぶマシに思えますし、逆に他のメンバーに不安要素があるなら単純に狙うことができます。
状態は文句ありません。かなりパワーアップしましたよね。2週前は81.4から12.2-11.5、1週前は80.9からの12.2-11.1で併せた馬は格下でしたが、内から並ぶ間も無く楽に交わして置いていきました。また水曜追い切りも82.3からの11.9-11.0でこちらも併せた馬は格下でしたが1週前と全く同じように楽に交わして置いていきました。これほど抜群な動きを見せてくれているのであればここで負けたとしても今後が楽しみになってくる一頭になるのは間違いないと思いますし、これで快勝できるならジャンタルマンタルとの再戦も楽しみになってきます。

三番手はキャットファイトです。
三番手評価を決める上でコラソンビートと悩みましたが、今回はこの馬を選択してみたいと思います。悩んだ要素としてはコラソンビートに力で勝るか否かという部分になっていました。阪神JFや桜花賞の内容から勝るイメージがあまり持てるとは思いませんが、今回は52キロでコラソンビートとは2キロ差、アスコリピチェーノとは3.5キロ差と考えれば逆転できる差になってくると思いましたし、少なくともコラソンビートよりはキャットファイトの方がマイルが合っていると考えています。それにコラソンビートが大外に入ってしまったのでだいぶキャットファイトの方が有利になってきそうです。
去年のアスター賞の快勝や割とメンバーレベルが悪くなかったアネモネステークスの内容から器用に中山を走っていますし、アスター賞のようなスピードがある今回の馬場なら一変があるかもしれません。アスター賞がスローからの11.7-11.3-11.6-11.3とロングスパートになったこともあって本来は持続力戦は強い方になってくると思います。アネモネステークスも道中はハイペースで、それであれば桜花賞とか本来は向くところではありましたが、レース前からヒートアップしていたり、道中もイレ込んだりなどで能力が出せなかったと松山騎手はコメントしています。
夏を開けた今回はリフレッシュできていると共に成長はあると思いますし、見直しが必要な部分になってくると思いますので、再び大野騎手に戻るなら面白いと思います。
状態は良いです。1週前はガストリックが一杯に追う中で馬なりで楽に追走して交わして行きました。まあ、ガストリックが本来の強さになっていないというところは考慮しなければいけませんが、それでも古馬のオープン馬相手に楽な追い切りができている時点でだいぶパワーアップできていると思います。水曜追い切りも併せた相手は新馬ですが、1週前よりも楽に走って追走していましたし、それでもフットワークが軽く仕上がったと言えます。52キロの恩恵もありますし、これなら楽しみです。

☆はディオです。
この馬も今回のメンバーの中では安定感抜群で、東風ステークス勝っているで中山は当然ながら不安無し、57.5背負っていますが、メンバーを考えれば上位に来れる斤量ではあります。ただ、アスコリピチェーノやコラソンビートなどがいる中で、今までの内容がインパクトのあるレース内容ができていないことから安定感あっても、悪い意味ではパッとしないというところが不安な点ではあります。前走も「あっ、無難に来たんだ」というところがあって、G1級の馬が出た際に太刀打ちできるのか、自身が斤量上がって、サンライズロナウドみたいに斤量が軽くなった馬が相手でも上位をキープできるのか不安な部分が出てきます。去年のダービーもファントムシーフを下げた理由が同じようにパッとしないからというところがあり、やはり安定感あってもパッとしない馬は重賞を勝っても限度があるんですよね。強い馬は走りでも魅せてくれますから。
ただ安定感はあるのでこのメンバーなら上位評価になります。もし、アスコリピチェーノやコラソンビートが出ていなかったら対抗にはなっていました。
状態は良いです。坂路でしっかりと調整していますし、1週前は馬なりで一杯先行する格下馬を0.9追走してクビ差先着して53.9-12.4で水曜は単走でしたが、リラックスして54.4-12.0ですからね。普通に状態は良いですし、ここでも上位に来れるなという走りができています。あとはこのメンバーでどこまでやれるのか鍵になります。

あとはディスペランツァも内を上手く回れるならチャンスはあります。早い時計もありますし、前走のようにスムーズならしっかりと伸びてくるタイプでもあるので押さえます。
キタウイングは中山巧者で、このレースの傾向としても中山の実績が問われやすい部分があります。前走は落鉄で度外視、しかも内を回ってくるところを外に出してどのぐらい伸びるのか試したかったところがあるそうです。もしこの馬もスムーズならかなり面白いと思っています。
タイムトゥヘヴンも追い切りは動きますし、ダービー卿チャレンジトロフィーで本命にしていたようにメンバー問わずにしっかりと伸びてくるタイプです。今回は外枠で本来の末脚を発揮できる条件はあると思っています。そうであればここはしっかりと押さえた方がいいのかなと…

ところで、コラソンビートですが…
外枠ですか…しかもペースが速くなりそうなメンバー構成だけに前に壁を作れなさそうなところに入ってしまいました。もちろんある程度位置も取りたいと思っているはずですし、そうなると尚更…
ペース次第でマイルが走れるか否かが分かれるようなタイプだけにここは見送りたいです。来たらしょうがない…

買い目
三連単フォーメーション
⑧⑩→③④⑧⑩→②③④⑦⑧⑩⑮
馬連ボックス
③④⑧⑩

枠連考えていましたが、やっぱりやめます笑
単純に美味しくないと…

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