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【全頭診断】G1 2023 天皇賞・秋

【スプリンターズS】
・先出し予想:◎マッドクール🥈
・本予想:◎ママコチャ🥇

【秋華賞】
・先出し予想:◎リバティアイランド🥇
・本予想:◎リバティアイランド🥇

【菊花賞】
・先出し予想:◎ファントムシーフ❌
・本予想:◎ソールオリエンス🥉

秋G1は全て週初めに記事出せるよう頑張ります‼️

もし参考になりましたら、よろしくお願いします。
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2023 天皇賞・秋 全頭診断

■ イクイノックス(想定1番人気)

世界の頂点。

「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR) 129 Point は、先日の凱旋門賞で鮮やかな差し切り勝ちをしたエースインパクトの 128 Point よりも上。そのくらいドバイシーマクラシックのパフォーマンスは圧巻でしたし、その2着馬以降のその後の成績を見ても納得の世界屈指の超ハイレベル戦で、そこを3+1/2差のコースレコードなら当然ここも1強。

1着:イクイノックス
→神

2着:ウエストオーバー
→2走後:サンクルー大賞(G1)1着
→4走後:凱旋門賞(G1)2着
 ※1着はRating 128のエースインパクト

3着:ザグレイ
→2走後:バーデン大賞(G1)1着

4着:モスターダフ
→次走:プリンスオブウェールズS(G1)1着
→2走後:英インターナショナルS(G1)1着

5着:シャフリヤール
6着:ウインマリリン

→次走:ともに極悪馬場で参考外

7着:レベルスロマンス
→次走:競争中止

8着:ロシアンエンペラ
→2走後:チャンピオンズ&チャーターC(G1)1着

前走の宝塚記念では不安視されていた①タフ馬場、②斤量58kg、③小回り適性、のすべてを克服してしまっていよいよ弱点という弱点がなくなってしまったようにも思えます。この馬を無印にする人いるん?

一応、懸念点挙げてみますか?

大箱コース < 小箱コース適正
→賛否両論あると思いますが、この馬は小箱コースで小回り活かす競馬のほうが得意のように思います。国内での最大パフォーマンスは2022年の有馬記念(着差2+1/2差)で小箱でしたし、宝塚記念はタフ馬場+斤量58kgの過酷条件も小箱適正でカバーと考えれば納得と思います。さらに直線長いイメージのあるメイダン芝2410mコースはスタートしてすぐにコーナーを迎えるので位置取りとれる機動力の高い馬が有利の形状をしていますし、そこで実際に好位をとれたのもこの馬の機動力の賜物かと。
また血統面からも4×4 Halo のクロスを内包していますので瞬発型ではなく小回り機動力型は明白と思いますので、今回久しぶりの大箱コースでどうか。
クビ差取りこぼしたダービー、あわや大金星の昨年の天皇賞秋。どちらもこの馬にとってのハイパフォーマンスだったと思いますか?

久しぶりの一戦
→外厩仕上げなので杞憂でしょう。

ジャパンカップに向けた叩き仕上げ
→これも外厩仕上げなので杞憂でしょう。
 1週前に自己ベストだしてますし。

昨年の天皇賞秋より+2kgの斤量増
→宝塚記念で克服しています。

■ プログノーシス(想定2番人気)

川田の相棒。

川田騎乗時:6-0-0-0
それ以外:0-1-1-1(国内)

4走前:出遅れ後方一気4着まで
3走前:前1,3番手が2,3着を後方一気1着
2走前:勝ち馬はG1を3-3-0-0 怪物の2着
前走:4馬身差完封1着

近走を見返してみても晩成タイプで底を見せていませんし、後方から馬群を縫ったり早め捲り進出できる自在な操縦性も魅力的。2走前のクイーンエリザベス2世Cの勝ち馬ロマンティックウォーリアは昨年の香港C(G1)でダノンザキッド、ジャックドール、ジオグリフを完封していますので、プログノーシスはこの馬の2着は自信をもっていい結果でしょう。さらに他の有力馬はここが秋の始動戦ですが、プログノーシスは札幌記念から始動しており天皇賞秋のここが大目標でしょうからメイチ仕上げ濃厚。川田がダノンベルーガなどほかのお手馬を切ってこの馬に騎乗するのも心強い。

初めての一級戦相手でどこまで戦えるかで、今後のPlanが決まってくる。

■ スターズオンアース(想定3番人気)

現役牝馬最強。

リバティアイランドの古馬との対戦内容次第ですが、個人的にはスターズオンアースが牝馬最強。スルーセブンシーズ、ジェラルディーナ、ソングラインとは格が違う。大阪杯の直前の追い切りなんて怪物そのものでしたし、大阪杯の後はC.ルメールの使い分けで宝塚記念ではなく距離不足のヴィクトリアマイルを使われてしまいましたが秋G1戦線はM.デムーロ騎乗で久しぶりのBetter舞台。

3走前(秋華賞):7着まで通過順1桁を唯一後方から3着(出遅れ)
2走前(大阪杯):1,3,4番手が1,3,4着を唯一後方から2着(出遅れ)
前走(Vマイル):C.ルメール都合で使い分けも3着

オークスの後は1勝もできておりませんが全て言い訳可能な敗戦ですし、牝馬が有利な天皇賞秋で今年は紅一点も加点。M.デムーロも干され気味でしたが久しぶりに上質な馬を充てられてここは鞍上も勝負の一戦でしょう。
(戸崎、三浦、石橋でなくて本当に良かった・・・)

Twitter(X)での『G1先出し予想』の通り本命◎候補。

■ ドウデュース(想定4番人気)

海外を塗りつぶせば 5-1-1-0 圏内100%で今年最初の国内復帰戦だった京都記念は3+1/2差圧勝で他馬が全く相手にならない横綱相撲。今回はダービー以来の東京競馬場でダービーは世界のイクイノックスをクビ差捻じ伏せてダービーレコード。今年はここ始動で秋は3戦予定でしょうから天皇賞秋→JCと得意舞台の大箱(4戦4勝)が続くのも加点でしょうし、これで4番人気は舐められたもの。
大箱:4-0-0-0 vs 小箱:1-1-1-0
鞍上の武豊がかなりのリップサービスをしているので相当自信があるのでしょうし、追い切りも抑えないと走りすぎてしまうほどの唸りよう。

懸念点は怪我明けの1戦でこれに尽きますが、あのような調教を見せられれば杞憂に終わりそう。すこぶる順調。
イクイノックスに2戦連続で黒星を付けられるか。

■ ダノンベルーガ(想定5番人気)

昨年の天皇賞秋の3着馬。
2走前のドバイターフが強烈で末脚一閃なら打点は上位。

6走前(皐月):1,2,3着が外捲りを最内からで度外視
5走前(優駿):1,2着が外差しを内に差して度外視
4走前(天皇賞秋):スロー瞬発戦の得意展開で3着
3走前(JC):直線進路カットで度外視
2走前(ドバイ):末脚一閃2着
前走(札幌記念):伸びない内をついて度外視

上記のように言い訳可能な敗戦ばかりで今回も当然有力なのですが、脚質のせいで結局今回もレース後に『○○なので度外視』というようなレースをする可能性がほかの馬に比べて高いことは頭に入れておきたい。
それと個人的には5走前ダービーや3走前JCは直線不利がなかったとして上位を逆転できていたかといわれると微妙という判断をしていて、特にJCなんかは脚色は完全に1,2着馬とは劣っていたわけでそれが進路カットにつながったのですから、イクイノックスやドウデュースなど強力な同型がいる今回も掲示板前後が関の山という感がなくもない。
引き続き鞍上J.モレイラは好感ですが、斤量背負わされてパフォーマンス落としているのは追い込み馬の宿命か。
・斤量56kg以下 2-0-1-0 vs 斤量57kg以上 0-1-0-3

■ ジャスティンパレス(想定6番人気)

古馬になって馬体を増やしてから覚醒。
2走前の天皇賞・春は中団〜番手から上がり最速と横綱相撲で完勝しているように、勝つ時は着差大きく付けるのが特徴の馬。つまり、得意舞台でハマった時の打点は一級戦。

神戸新聞杯 3+1/2差
阪神大賞典 1+3/4差
天皇賞・春 2+1/2差

今回は皐月賞以来の距離2000mで距離不足感のせいから想定6番人気に甘んじていますが、潜在能力的には上位に引けは取らず美味しいオッズに見える人も多数いるのではないでしょうか?

懸念点としては距離2000mと短く大目標はこの先の有馬記念ということ、それとC.ルメールが乗らないのが痛い。
C.ルメール 4-0-0-0 vs その他 1-1-2-3

■ ジャックドール(想定7番人気)

前走の札幌記念はスタートから手綱を引いて前受けせず馬券購入者ほぼ全員が驚きのレース内容で敗戦。

6走前(札幌記念):立ち回り戦1着
5走前(天皇賞秋):大逃げに日和って前に出していかず
4走前(香港カップ):海外なら度外視
3走前(大阪杯):ラク逃げ経済コース1着
2走前(安田記念):距離不足
前走(札幌記念):前受け拒否

このように自分の土俵の展開を作れれば強いですが支配が及ばなければ脆い馬。大阪杯1着のレースも完璧に立ち回ってスターズオンアースとハナ差はスターズオンアースの強さがより際立つ内容に映ってしまったのが個人的な見解。

今回は鞍上が藤岡に変わりますが昨年の反省を活かして日和らないで積極策に出れればワンチャンス。
2週前追いはメンバー中唯一、栗東坂路加速ラップで終い11秒台の素晴らしい内容。

東京芝2000mの先行馬なので外枠引いたら絶望。

■ ガイアフォース(想定8番人気)

距離適性が分からず路線を迷走している馬。
個人的には馬場悪化してくれたら一気に評価が上がるのですが、今のところ良馬場想定ですし一級戦相手のここでは流石に厳しく。

■ アドマイヤハダル(想定9番人気)

前走は完璧な立ち回りでしたが上がり3F33.1はシュネルマイスター、ソングラインを抑えてメンバー最速(シュネルマイスターは詰まり通していたのでこちらが実質最速と思いますが)。
天皇賞秋の穴馬のパターンは毎日王冠の差し遅れが定番ならこの馬が今回の惑星🪐になりそうですし、東京芝2000mの持ち時計は今回のメンバーでも上位。

ただ、並の天皇賞秋なら単穴候補でしたが今年の天皇賞秋は超一級戦。さすがに重賞の勝ち鞍もないこの馬は荷が重いのでは。

■ ヒシイグアス(想定10番人気)

順調ならG1の一つや二つは取れていた悲運の馬。
怪我や夏バテに加えて、調整の難しい馬ですが打点は上位勢と遜色なくこれが想定10番人気ならノーマークはありえない。

天皇賞秋は6歳以上が不振のデータがありますがこの馬は順調に使えなかったことから、7歳ですがこなしたレース数は少ないですし、7歳の今年にも中山記念を上がり最速で勝利しているのでデータブレイカーになれる資質はありそう。

前走の札幌記念は極悪馬場を+16kgで叩いた今回は、ぶっつけだった昨年の天皇賞秋とは違ってかなり順調な過程で久しぶりの理想ローテ。

鞍上松山 4-0-0-2
東京 2-1-0-1

これら着外の内の一つが休み明けぶっつけだった2年前の天皇賞秋ならこれを消せば理想的な東京コースで、相性のいい鞍上変わりを叩き2戦目となると、関東の名門・堀厩舎なら不気味な存在。

調整が難しい馬ゆえ、追い切りやパドック/返し馬は必ず見ておきたいところですが、デキ良ければ一発は十分ある。

■ ノースブリッジ(想定11番人気)

馬場が湿ったら一考したい馬。

湿り馬場 3-0-1-0
良馬場    3-0-0-7

昨年の天皇賞・秋は異質のレースでしたが今年は毎日王冠ではなくオールカマーを叩いて臨戦過程を変えてくるのは変化を求めて好感ですし、前走は前受けはタイトルホルダー以外は壊滅しており同じ被害馬はガイアフォース、2走前は高速馬場の適正外なら言い訳可能。

ですがやはり良馬場なら一級戦相手では厳しく。
天の恵みが欲しい。

■ エヒト(想定12番人気)

オーナーの発言からして経験を積ませるだけの勝負度合いの低さ。
能力的にも厳しく。

■ アサマノイタズラ(想定13番人気)

回避。

現時点での先出し予想

◎スターズオンアース
◯イクイノックス
▲ドウデュース
穴ヒシイグアス
穴ジャスティンパレス
☆プログノーシス
☆ダノンベルーガ
☆ジャックドール

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