失敗した英検2次試験(2級)を攻略した私の勉強方法
英検2級の1次試験の合格率は30%前後、2級は80%前後といわれています。
ネットなどで調べてみると、「1次試験合格する実力があれば、2次試験は合格できる」と書かれているんですよ。
で、結果は不合格。
面接試験なんて10年以上受験していない私にとって、2次試験は決して簡単な試験ではなく、むしろ1次試験より対策をしないといけないほど厳しい試験でした。
次回こそは合格してやる、そう思って取り組んだ英検2次試験対策。結論からいうと、対策は不十分だったけど効果はあった。
その理由を解説していきますね。
私が行った英検2次試験対策
英検2級の2次試験で悔しい思いをした私は、次回こそ必ず合格してやると気合を入れます。
1次試験に合格していると、次回以降3回まで1次試験免除で受験できるのですが、試験費用の減額はありません。
英検2級の受験費用は7,400円。2次試験の試験時間は約6分。1次試験免除の私は自分の小遣いから7,400円を支払い、6分間の試験で合格を得るために考えます。
そして、結論づけたのです。
2次試験に必要なのはスピーキング力だ!
オンライン英会話の回数を増やす
英検2次試験で不合格になったのは、スピーキング力が足りていないからだ。その考えに疑いを持たなかった私は、週4回だったオンライン英会話をほぼ毎日行うようにしました。
英検2次試験合格のために特別なにかをやったわけではなく、とにかく回数を増やしました。毎日英会話をすることでスピーキング力はついてきます。
だけど、カリキュラムどうりにレッスンをすすめるだけでは、英検2次試験対策は充分とは言えません。
なぜか?
それは英検2次試験にはこれが必要だからです。⇩
ただカリキュラムどおりにすすめるレッスンでは、英会話には慣れるが、2次試験対策としては不十分でした。
英検2次試験対策の本を利用する
私が英検2級2次試験対策に使用した本はこれです。
この本を読んでおくと、英検2次試験の流れや攻略のコツが書いているので戸惑うことはありません。私の場合、この本を徹底的にやりこんだことで、以下のことがわかりました。
問1と問2は点数が取りやすい
問1はパッセージを読んで質問に答える問題です。パッセージの中に答えがあります。そして、質問の答え方には次のようなコツをつかめば簡単に答えることができます。
実は今回の英検2次試験の問1、全く意味がわかりませんでした。
意味はわかりませんでしたが、コツを知っていたおかげでそれなりの解答をつくって高得点を取ることができました。
問2は3コマのイラストを見て、ストーリーを説明する問題です。
問2は比較的点数の取りやすい問題かつ、配点の高いパートなのでここをどう攻略するかがポイントになりますね。問2は、本で何度か練習すればさほど難しくはない問題ですが、
注意するポイントとしては
音読の練習をする
英検対策というより英語上達のために始めたのですが、音読のおかげで合格できたといえるかもしれません。
音読の方法の記事はこちらです。
問3と問4は、質問を理解して自分の意見を伝える問題です。
今回の試験では、正直質問の内容を完全に理解しているとはいえない状況でした。だけど聞き取れた単語から質問されていることを予想して、後は簡単な型にはめ込んで解答しました。
私:It is important for us to reduce the garbage.
(ゴミを減らすことは私たちにとって重要です。)
この問題で聞き取れたのは、reduceとgarbageです。他にも詳しい状況説明がありましたが、私は聞き取れませんでした。
聞き取れないなりに文章を作って解答したのです。
この力が音読でついていたため、問3,4で部分点を取ることができ、結果この部分点が合格に大きく貢献したのです。
英検2次試験対策の反省点
私なりの対策を行って、
2回目の2次試験で無事に合格することができました。
合格することはできましたが、私はテクニックで何とかしのいで合格を手にできました。私が英検2次試験対策で、もっと力を入れておくべきだったのは
リスニング力の強化!
リスニング力さえしっかり身につけておけば、問3問4にしっかりとした自分の意見を伝えることができたハズです。英検準1級は、小手先のテクニックで合格できるほど甘くないでしょう。
今回の反省を活かして、準1級ではリスニング力を強化して臨みます
とはいえ、合格は合格。私に合格をもたらしてくれたテクニックが、誰かの役に立てたら嬉しいですね。
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