見出し画像

「フェミニスト労働組合」は物事を建設的に考えてみてはいかがでしょうか?

こんにちわ。
10011111001010010101110011010101111100001010111100です。
呼び方は任せます。

「男を困らせる」目的でストライキ?

11月に「フェミニスト労働組合」というアカウントが出現しました。

どうやら「国際女性デー」である3月8日に、ストライキを起こすそうです。ストライキを起こす目的は「男性を困らせる」ことと発表しています

「フェミニスト労働組合」と名乗っていますが、実際に労働組合法に則って正規の労働組合なのか分かりません。責任者がどなたなのか、連絡先がどこなのか分かりません。

実態がよくわからない存在ですが、とりあえずはそういう組織がある…ということで、ひとまず捉えておきましょう。

フェミニストは目先しか見えていない

目的としては「男性を困らせること」と書いてありますね。

しかし、ストライキとは本来は労働条件の改善を求める争議行為であり、起業を困らせて終了…というものではありません。主に賃金形態の改善、労働環境改善のために用いる「交渉術」の一環に過ぎません。困らせることが目的となってはいけません。

労働条件改善が「目的」であって、ストライキは「手段」です。

「フェミニスト労働組合」という組織は、目的と手段を履き間違えているように見受けられます。

また、「男性を困らせよう」と言いますが、もし仮に経営者が女性である場合、「女性が女性を困らせる」形になってしまうでしょう。それに休めない女性にも負担が重くなってしまいます。

「休んで困らせよう」と言っていますが、あまり後先を考えていないように見受けられます。目先のことが達成されれば、その後のことはどうでもいいのでしょうか?物事を予測する能力が欠けているのでしょうか?

目指すべき社会をイメージできていない

このように「目先のことしか物事を考えていない」フェミニストの行動原理には、自分達が目指すべき社会像をイメージできていないように見受けられます。

女性解放思想を推進・同調する人々であるフェミニストの求めるものは、純粋に「女性の立場向上」であります。

しかし、今回の「フェミニスト労働組合」のように、ストライキが目的化していて、そのストライキにあるものが「男性を困らせるため」という男性嫌悪でしかないのは「フェミニスト」を名乗るには、あまりにも稚拙な行動といえるでしょう。それを何も疑いもなくやってしまうところに「フェミニスト労働組合」は論理立てて物事を考えられる能力があるのか、疑問にさえ感じられます。

代わりに私が建設的に考えてあげましょう

近年では男性も一緒に行う家庭は増えてきていますが、日本では一般的に家事を女性が行うことが伝統となり、これらはフェミニストからは非難の対象となっています。

しかし、フェミニストを名乗る方々からは、女性が家事を行う表現などは忌み嫌われる傾向にありますが、では「どうしたら良いのか?」というアイデアが出てくることはほとんどありません。

フェミニストを名乗る方々に対しては、私もいろいろ思うことはありますが、ただ非難するだけで終始するのでは、あまり建設的ではありません。

やはり建設的な方向に「いかに家事をする負担を減らせるのか?」を考えなければなりません。

リモートワーク推進

まずひとつ考えられるのは、リモートワークの推進でしょう。

これは企業によって向き不向きはありますが、コロナ禍をきっかけにリモートワークを推進する企業が増えていることは、男女同権を求めるフェミニストの方々にとっては、都合のいい施策と言えるでしょう。

男性が主に会社づとめしている家庭であるなら、男性がわざわざ会社まで通勤をする時間、並びに体力は削減され、その分、家事を行う時間や労力に回すことができます。

家政夫・家政婦を雇う

シンガポールやマレーシア、タイなど、東南アジアで在住している方によくありますが、お金を出して家政夫・家政婦を雇うケースもあります。

これは稼ぎの良い家庭でなければ実現できないことですが、金を出せば家事に費やす時間や労力を削減できるのは大きいことです。家事を他人に任せてしまえば、男女の夫婦間の負担はゼロになり、男女平等が達成されます。

「カネで解決」というのは響きが良くないかもしれませんが、実際稼ぎのいい人たちが、家政夫・家政婦などを雇って、お金を出している方が、雇用を生むことができ、経済も回すことができます。

屋台村を増やす

最後にちょっと変わったアイデアになります。

シンガポールやマレーシアには、たくさんの屋台村があり、様々なストリートフードを安価で楽しむことができます。多くの店が24時間で営業しており、朝、昼、夜は全て外で食べることが可能です。

そのため、シンガポールでは、食器や調理道具がない家庭も多く、食事自体を全部外で済ませているのも珍しくありません。

スーパーマーケットなどで多くの食材を買って、その後に調理する…という手間を考えたら、やはり「カネを出して誰かに作ってもらう」のが一番効率的と言えるでしょう。買い出しや料理の手間がなくなれば、男女平等の実現が近づいてきます。

シンガポールでは男女共働きの家庭は多いですが、これはメイド文化が浸透して、屋台村が充実していることが大きいという背景が考えられます。

イメージを持つことが大切

コロナ禍でリモートワークが増えてきているとはいえ、まだまだ多くない状況下であり、メイド文化のなく、外食の文化も大きく異なる日本には、これらは実現するのはかなりハードルが高いと考えられるでしょう。

しかし、何も実現するイメージを持たないまま、ただ声を荒らげているだけでは何も効果はありません。「男性を困らせた」からといって、自分達の立場が良くなるものではないので、やはりどこを目指したら良いのか、建設的に物事を考える必要があります。

ストライキとは元々「自分達が目指すべき労働条件改善のための手段」でありますが、フェミニスト労働組合の方々はストライキが目的化するのではなく、もう少し自分達が楽になるようなアイデアを出していくことも大切かと思われます。

喚き散らして、むせび泣くだけでは「辛いんだね」「可哀想だね」「怒ってるんだ」というくらいしか分かりませんが、きっちりとしたアイデアを出せるのであれば、どういうフェミニスト以外の人達にとっても、理解しやすいものになるでしょう。

どんなに下らないものであっても構いません。おそらくフェミニストでない私よりも、優れたアイデアを出せるはずです。ただ「自分達はこうあったらいいなあ」と考えるだけでも全然違うでしょう。

では、フェミニストのみなさま、頑張ってみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?