まつどポスト土岐さんが分かっていない当たり前なこと

こんにちは。
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今回は「当たり前過ぎる」ことを突っ込みます。

戸定梨香さんの出来事

いつかは触れようと思っていましたが、他ばかり見ていたので、なかなか書こうとも思っていませんでした。

去年の9月に、松戸市警察と松戸市のご当地VTuberの戸定梨香さんとのコラボが、全国フェミニスト議員連盟が送った「性犯罪を誘発する懸念がある」と強く削除を要請した公開質問状が発端となり、削除に追い込まれた出来事がありました。

時系列に関しては、とても長いですが、神崎ゆきさんがまとめたnoteを見ると良いでしょう。

全国フェミニスト議員連盟に対する抗議の署名が行われ、7万以上が集められ、全国ニュースにも取り上げられました。私も署名しましたが、かなり大きな話題になりましたね。ただ、7万人以上の署名が集められた全国フェミニスト議員連盟宛の質問状には未だに答えていないのは、さすがに誠実さが欠けていると感じるものです。

主観で抗議文を送ってしまうのはどうかと…

いろんな切り口で考えられるので、私の考えを書くのは長くなってしまう案件ですが、個人的な感想としては、全国フェミニスト議員連盟の警察宛への抗議に関しては、民意で選ばれた議員という立場でありながら、科学的な根拠もなく、極めて主観的な見解で、1人のVTuberに対して酷いレッテルを張ったものだと感じています。

「ヘソ出し」「胸揺れ」「ミニスカート」にしても、結局性的に感じるのかどうかは人次第であり、とても客観的なものとは言い難いでしょう。それに「胸揺れ」にしても、ちょっとした誤差程度で騒ぎ立てているだけにしか見えなかったものです。

自分の見え方がその他大勢の見え方と全く同じと思い込んでいるのでしょうか？多くの有権者の投票によって初めて存在意義がある議員という立場は、市民・国民の代弁者とも言えるわけです。それだけに発言も大きな責任を持っているという自覚がなければいけませんが、全国フェミニスト議員連盟の方々は、軽い気持ちで議員活動を行っているように感じられます。

議員という立場で、これほど客観性のない抗議文を送るのは、不思議に思えました。一個人として性的だと思うのは勝手ですが、議員の立場で発言するならば、科学的な知見を含めた根拠は必要でしょう。

抗議は警察へ？

この件に全国フェミニスト議員連盟に対して、非常に多くの抗議の声が上がっていましたが、全国フェミニスト議員連盟の増田薫代表をはじめ、多くの擁護者は「削除したことを抗議するなら警察に」と繰り返し言っています。

まず根本的な話として、抗議署名の矛先が警察ではなくて、フェミニズム議連に向かっている事自体がおかしいです。あの動画に戸定梨香を採用するしないを判断するのは警察であり、削除したことを抗議するのであれば、警察に言うのが筋です。

— まつどポスト 土岐 (@matsudopost) January 13, 2022

警察が「性犯罪を誘発する」と言っているわけではない

当たり前なことですが、「性犯罪を誘発する懸念がある」というのは、全国フェミニスト議員連盟の抗議文での文章であって、松戸市警察署の発言ではありません。

「警察に言うべき」という人は多いですが、実際問題、警察が「性犯罪を誘発する懸念がある」と発言したわけではないので、警察にそのことを問いたところで何も意味はないでしょう。「なぜ削除しましたか？」と警察には聞くことはできても、「性犯罪を誘発する懸念がある」と発言した意図を、発言していない警察に聞いても「誰に話をしているの？この人」で終わってしまいます。

全国フェミニスト議員連盟の増田薫代表は「公的機関としての認識を問うたもの」「削除は千葉県警によるもの」と主張するのみで、自ら書いた抗議文の根拠を説明するところから、ひたすら逃げていますね。「性犯罪を誘発する懸念がある」というのは、書いた本人でないと説明できません。戸定梨香さんに対する強烈なレッテルを張るまでの発言したのであるならば、それなりの根拠を問われるのは当然と言えます。

「なぜそのような発言をしたのですか？」という問いに対して、「削除した警察に言え」と突っぱねる行為は、日本語が理解できていない人の発言のように見受けられます。

根拠を聞かれているのに「抗議は削除した警察に言え」というのは、質問に対する答えになってないですが、全国フェミニスト議員連盟という組織、ならびに擁護者は、日本語での意志疎通が困難な団体なのでしょうか？

そして「まつどポスト」というメディアは、日本語ができないメディアでしょうか？物事の正しい正しくない以前に、当たり前な受け答えができてないように感じられます。とても不思議な感覚になりますね。