てがみ

拝啓 ディア ◯◯◯
僕がひがし(以下、甲とする)と出会ったのはいつだったでしょうか、そうそれはある雨の日、いや曇りだったかな?それとも晴れていたかな?今も目を閉じると寝てしまいそうです。

漫才練習中1周年のライブにひょんな事で参加して、ステージ上で集中的に光を当てる照明機器に照らされている姿、周りが楽しんでいる姿を見て、ふだんニワトリ小屋から盗んだ玉子で生きている「自分のいる世界」と違うなと思い知らされました。そして終了後そのまま帰ろうとしましたが、このライブにくるきっかけとなった友人と初めて顔合わせをして、人見知り同士が当たり障りのない会話をひとしきり楽しんだあと、なんと見送り終わったロビーへ行こうと促され初めて、私「おろち(以下、乙とする)」として初めてお二人と対面したのでした。その時の感動はまるで昨日のように完全におぼろげに覚えています。またそのあとの打ち上げに誘われましたが、さすがに貞操の危機を感じその日はそのまま帰りましたし、そんな出会ったばかりでホイホイ着いていく軽い人間と思われた事がショックでした。その帰り道、駅まで2キロほどの帰路、出会いによる人生の岐路を感じながらキロキロ歩いていました。で、そこから色々あって現在なのですが。あの頃はここまで密に絡むような関係になるとは思ってはいませんでしたが、明らかに私の人生は変わったのでした。良くも悪くも。

甲とはプロレス好き、あまり周囲に興味がない、血が苦手などとあまりにも共通点が多く、これはもう同じ人間が田舎と都会に分かれ低学歴と高学歴というクッキリした分かれ道になったとしたらという、まさに暗と暗。

年齢も8年違えば世代もまったく違う、のに一緒に居られるのはプロレス的に言えば「手が合うから」私はずっと、ふざける相手に出会えず悶々としていた人生でした。甲とはやっと出会えた「プロレスのできる相手」なのです。凶器も乱入も受け止められる好敵手です。問題はどっちもヒールな事だけ。

甲は普段笑顔のアイコン使って良さげなこと呟いてますが生粋の悪人なので絶対に信じてはいけません。またパカさんはいつも笑顔のイメージがありますが実は目は笑っておらず、自分の興味のある物事には反応しても、それを行う人には反応しない。心に8割欠損が見受けられるなど闇は深いところにあります。みきやさんは悪人ではありませんが、近くに悪人を設置することにより、最低限の行動で自分をいかに輝いて見せられるかを知っている策士で、つまり悪人です。かちこさん、いつもありがとうございます。これからもヨロシクお願いします。

Twitterネーム おろち 他2名より

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