見出し画像

納得力~我慢しない禁煙~

私は劇的に意志が弱い
こんにちは、Twitterでは「おろち」と名乗っているものです。
いきなりですが私は意志が弱く自分に激甘なため、今まで色々な事を未達成のまま諦めてきました。それはもう思い出せないくらいあれやこれやと。

そんな私ですが、20年間続いた喫煙がこの度終了しました。
しかし前述したとおり、私は「意志」が弱くぬるぬるしていますそんな意志低い系がなんで禁煙ができたのか?そんな禁煙=我慢という図式が常識になっている方こそ、この先を読んでいただければと思います。「我慢しない」ということがどういうことかお伝えさせて頂きたい思います。

早速ですが、まずは自分の居場所を知ることが必要で、もうこれで半分くらい読んだと思って差し支えありません。

上の図は簡単に今の自分はどんな状況なのかを探るものです。

まずやってみましょう
上下は「喫煙」に対してどういう環境なのか、金銭的に、健康面で、家族からの評価などで判断します。

例えば金銭面では、たばこを買うために借金をしたり他に必要なものを我慢したりしてるとアウトです。また健康面では医者に止められてるまで行ったらアウトだと思います。家族からといえば「臭い」とか単純に「やめて」とか言われてる状態でしょうか。

なので「やめなくていい」は金銭面と健康面に問題なくて独身(もしくは家族から止められていない)という状態で、「やめなきゃならない」は全部、もしくはどこかの項目が強烈に影響してる状態です。

続いて左右は自分の素直な気持ちです。
「やめたい」
「やめたくない」
そのままの意味なので説明はしません。が、素直に考えてみましょう

※この後に行う内容は、自分をごまかしている時点で無意味になります。
たらればでもいいんです。状況でも環境でもなく自分の気持ちが答えです。

当てはめた①~④の解説

①「やめなくていい」環境の「やめたくない」人!
はい!おめでとうございます!卒業です!
むしろなんでこのページ見に来たのか謎!
これからもマナーを守ってお楽しみください!

②「やめなきゃならない」環境の「やめたくない」人!はい!これが1番やっかい!面倒くさい!わがまま!でも冷静に考えてほしい。こここそ「やめたくない」んだから「意志」に任せて禁煙できるわけがないのです。


③「やめなくていい」環境の「やめたい」人!

多分、世の中で一番多いのがこのエリアじゃないかな。それと同時に一番むだに我慢やお金使って失敗するのもこのエリアだと思う。

④「やめなきゃならない」環境の「やめたい」人!
実は私はここに所属してます。その上で成功してますし、親近感からここのエリアには力が入ります。

さぁ、自分の所属するエリアはわかりましたでしょうか。ここまでは全員共通の道でしたが次から各戸別の本番作業になります。

本編に進むにあたって注意事項を確認願います。
・このnoteは禁煙を約束するものではありません
・むしろ禁煙を勧めない場合があります
・私は禁煙に成功していることは事実です
・「我慢しない」に特化した考え方や行動を発信します

はいここから本編が始まります

このNOTEのテーマは大きく言って二つ

我慢しない!
納得する!

これだけですのでここからは②~④にそって個別にお話しているような形式で進めたいと思います。これは嫌われる勇気などで使われた「小説っぽく書くと読みやすよね」という持論に沿ったものです。

それでは始まり始まり~

【認める勇気】

「禁煙しよう」そう決めた僕は、禁煙グッズを買い漁り勢いのまま綿密に計画を立てていた。朝起きて吸いたくなった時にどうするか?ご飯を食べたあとに吸いたくなったらどうするか。まだ起きていないイレギュラーに備え、僕は意気揚々と禁煙に向かっていた...のが三日前。

今、僕は普通にタバコを吸っているし何だったらペースも早くなっていたように思えた。いやそれ以上に見た目ではわからないが落ち込んでいた。

なんで止められないんだろう...

始めた時はやる気に満ち溢れていたんだ。きっと止められるから、浮いたタバコ代で何を買おうかなんて考えながらワクワクしていたはず。なのにな。

禁煙関係の本を読んでみる

色々読んでみたけど、イマイチぴんとこない。なんか自分事のように捉えられなくてただ読み飛ばしてるだけになった。またタバコに火をつけて紫煙が宙に舞うのをぼんやり眺めていた。

自然にタバコを買ってしまう

またタバコを買った。週末になるから2箱買った。
金額にして1000円くらいだったが、それを買ったために買おうと思っていた禁煙関係の書籍を諦らめた。タバコを止めるためのものをタバコを買うために諦めたなんて、なんて滑稽な。

「先生」との出会い

その日はいつもより早く会社を出ることができた。そんな日はいつも決まってゲームセンターへ向かう。パチンコはもうやめたが、あの全身を覆い尽くすような喧騒だけはたまに懐かしくなる。ビデオゲームで遊んだあと喫煙所で煙を吐くのがここ最近では1番落ち着く瞬間でもあった。が、同時に自分への嫌悪感に苛まれる瞬間でもあった。

というモノローグに浸っているさなか、ズサァァァと派手に転び視界に入ってきたのが、頭にタオルを巻いて丸い白ぶちサングラスをした4おっさんであった。彼は買ったばかりのソフトクリームを落として泣いていた。

かなりの時間ほおっておいたが、泣き止み立ち上がる気配もないくせにチラチラっとこっちを見てくるところがまた普通に腹が立った。がしかし放っておくのも限界がきたので...

「ほら、新しいの買ってきたから」と新しいソフトクリームをうずくまるおっさんに差し出した。

しかし、ほんの僅かな優しさは宙を舞い、おっさんの放った「知らない人から物もらっちゃダメなんだよ」という一言で八つ裂きにされた。

まだ話は進まない

まったく昨日はおかしなおっさんのせいでひどい目にあった...そもそも何のはなしだっけこれ?

......

そうそう!なかなか禁煙が進まないって話だよ!
それでたぶんそろそろ【先生】って呼ぶ存在に出会うんだろ!そしてそれっぽいことやあれっぽいことを経て見事禁煙が成功して良かったね!そしてこの書籍も売れて良かったね!ってなるんだよ!

んで先生ってのがたぶん例によって書斎みたいなところで本のムシになってて、たまたま迷い混んだ俺が出会うんだ!

「こんな感じで!」俺は狭いビルの隙間に入っていった「そしてこうやって!」右、左、右と進んで...

昨日のおっさんと再開した。

先生はとても怪しいおっさんでした【続く】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?