仲良くなるおまじないをした人たちへ シン・エヴァンゲリオン感想 序
「おとなになったな、シンジ」
ゲンドウはそう表現した。
私は人間が昆虫が変態するように「こども」から「おとな」になると言う考えに懐疑的である。
身体や性腺の成熟度合い、生きた年数に比例して人間の精神活動も「高度」になるべきだ、それが「おとな」になることだ、「おとな」にはなるべきだ、という価値観を脱したい。
その価値観の中で苦しんでいる友達たち(仲良くなるおまじないをした人達)をその内外のプレッシャーや傷つきから解放したい。
だからこの感想を書き残しておく。
(続く)
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