Switchの充電に必要なワット数と代用充電器のおすすめをご紹介
ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊
今回は「Switchの充電に必要なワット数」と「代用できる充電器」について解説します。
Switchに付属されている純正アダプタはドックに挿しっぱなしにしている、という方は多いかと思います。
違う部屋で充電したいときや外に持ち出したいときなど、Switchを充電できる充電器がもう1台あれば便利ですよね。
Switch用に充電器をお探しの方に参考にしていただける内容となっていますので、ぜひチェックしていただければと思います👍
必要なワット数は?
Switchを充電するだけの場合と、TVモードで遊ぶ場合で必要なワット数が違います。
先に結論を書くと、
Switchの充電だけなら20W以上。
TVモードで遊ぶなら39W以上。
このようになります。
それぞれについて詳しく解説しましょう。
充電だけなら「20W程度」でOK
Switchを充電するだけであれば、20W程度に対応する充電器でOKです。
Switchに付属されている純正アダプタは最大39Wに対応するのですが、実測では10W〜15W程度での充電となります。
続いて20W / 30W / 100Wに対応する充電器で充電し、どれほどのワット数で充電できるのかをチェックしてみました。
このように、いずれの場合も実測ベースでのワット数に違いは見られませんでした。
つまり、Switchを充電するだけであれば20W程度に対応する充電器で事足りる、というわけです。大きいワット数に対応する充電器を用意しても充電速度がアップすることはありません。
充電&TVモードで遊ぶなら「39W以上」
Switchの充電だけでなく、TVモードでも遊びたい場合は「39W(15V/2.6A)以上」の充電器を用意してください。
いろいろと試してみたところ、39W以上でないとTVモードが有効となり映像・音声が出力されないようです。
市販の充電器では39Wぴったりの充電器はほぼないので、45W以上のものを選ぶことになるでしょう。
ちなみに、39W以上に対応するものならモバイルバッテリーでもTVモードで遊べます。
上では60Wの出力に対応するMOTTERU 20000mAhモバイルバッテリーをドックに接続しています。
純正アダプタの仕様(参考)
参考にSwitch付属の純正アダプタの仕様についてご紹介しておきましょう。
本体に表示されている「OUTPUT」を見ると、
5V⎓1.5A 7.5W
15V⎓2.6A 39W
このような出力となっています。
この純正アダプタは急速充電規格「USB Power Delivery(USB PD)」に対応するのですが、厳密にはUSB PDの仕様に準拠していないため、Switch以外の充電には向きません。
Switch以外のデバイスに接続しても故障の原因となることはないかと思います。ただそのデバイスによっては、充電速度が遅かったり充電できなかったりする場合があります。
このように、よりパワフルなはずの純正アダプタのほうが充電ワット数が低く充電速度が遅くなっています。
挙動は充電するデバイスによって変わりますが、Xperia 1 IIIの場合は39Wの純正アダプタよりも20WのUSB PD充電器のほうが速く充電できます。
要するに「純正アダプタはSwitch専用の充電器」と考えておいたほうがいい、ということですね。
おすすめの代用充電器
ということで、ここではSwitchの純正アダプタの代用となる充電器をご紹介!Switchとの相性を考慮して4つの充電器をピックアップしました。
xunbida Switch向けACアダプタ
Switch付属の純正アダプタと同じ仕様。TVモードでも使用できる。
価格が安くコスパ良し。
ケーブル付きアダプタでUSB-Cケーブルを用意する必要がない。
持ち運びには不向き、挿しっぱなし用に。
こちらは純正アダプタと同じ仕様を持つSwitch向け充電器です。
本家に寄せたパッケージのデザインが逆に胡散臭さを醸し出しだしていますが、問題なく使用できています。もう1年以上継続して使っているでしょうか。
15V/2.6A(最大39W)という充電の仕様もそうですし、アダプタ部分のサイズもケーブルの長さも純正アダプタと同じ。
純正アダプタの価格は3,278円ですが、こちらは約2千円とお財布に優しい価格です。
Anker Nano Charger (20W)
最大20Wに対応しSwitchを充電できる(TVモードは不可)。
コンパクトで持ち運びに便利。
Switch兼スマホの充電器に。
持ち運び用の充電器をお探しならAnker Nano Charger (20W)がぴったりです。
サイズは約30 x 30 x 30mm(プラグ除く)と小さく、重量はたったの約34 g。ケーブルが含まれていないとしてもコンパクト&軽量です。
出力は最大20WとなるためTVモードに使用することはできませんが、充電だけなら20Wで必要十分。
もちろんスマホの充電器としても使用可能。メインはスマホの充電でたまにSwitchを充電、という使い方にもいいでしょう。
Anker Nano II 45W
最大45Wで充電&TVモードに対応。
コンパクトで持ち運びに便利。
Switch以外にも活用できる高い充電性能。
Anker Nano II 45Wは最大45Wに対応する充電器。TVモードにも使用できます。
サイズは約35 ☓ 38 ☓ 41mm、重量は約68 gです。上でご紹介したAnker Nano Charger (20W)よりも大きくなるものの、折りたたみ式プラグ採用ということもあり大きなサイズ感の差はありません。
TVモードでも使用したいし持ち運びもしたい。そのような方にぴったりですね。充電性能が高いのでスマホやタブレットなどその他のデバイスにも最適です。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)
充電器としてもモバイルバッテリーとしても使える2-in-1充電器。
コンセントに挿せば最大45W。TVモードに対応。
モバイルバッテリーとしては5000mAh・最大20W。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)は仕様・機能的にSwitchにぴったり。
コンセントに挿せば最大45Wの充電器として充電&TVモードでの使用が可能です。
コンセントから抜けば5000mAh・最大20WのモバイルバッテリーとしてSwitchを充電できます。
バッテリー容量としてはJoyコン込みのSwitchを1回フル充電できないくらい。モバイルバッテリーとしてがっつり使うなら10000mAh以上のものがおすすめですが、これなら充電器としても使えるので便利です。
市販の充電器を使ってもいいの?
そもそもSwitchの充電に市販の充電器を使ってもいいの?ということですが、大丈夫です。問題ありません。
公式では触れられていないものの、USB PDに対応する充電器ならSwitchを問題なく充電できます。
USB PDでは、充電器と充電デバイス間で「これだけの電力をちょうだい」「いいよ、どうぞ」といったやりとりの上で充電が行われています。
このやりとりがないと充電が開始されない仕組みです。
そのため、Switchに純正アダプタ以外を接続してもSwitchの故障の原因になることはまずないはずです。
実際に私は3、4年以上にわたって市販のUSB PD充電器でSwitchを充電していますが特に問題は発生していません。
まとめ
今回は「Switchの充電に必要なワット数」と「代用できる充電器」についてご紹介させていただきました。
おさらいすると、
Switchの充電だけなら20W以上。
TVモードで遊ぶなら39W以上。
これでOKです。
ご紹介した代用できる充電器で特におすすめの充電器を挙げると、
持ち運びせず挿しっぱなしで使用するならこれでいいでしょう。純正充電器も価格が安くおすすめです。
持ち運びするなら、
これでOKですね!超コンパクトで価格も安くお手頃です。
Anker Nano Charger (20W)だとTVモード時の電源としては使えませんが、Switchを持ちだした先でTVモードで遊ぶことはあまりないかと思います。それなら20W程度のコンパクトな充電器を用意したほうが持ち運びしやすく便利。
USB-Cケーブルを別途用意しなければならないのでご注意ください。スマホ用などですでに持っていればそれを使用することもできます。
USB-Cケーブルをお探しの方は「Anker PowerLine III Flow USB-Cケーブル」をチェックしてみてください。シリコン素材採用で扱いやすくおすすめです。