Apple WatchのセルラーモデルとGPSモデルの違いとどっちを選ぶべきかを解説
ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊
Apple Watchを買うとき、「セルラーモデルとGPSモデルどっちがいいんだろう」と悩む方は少なくないのではないでしょうか。
ここはあとから変更できないところ。悩むのは当然です。
そこで今回は、
そもそもセルラーモデルで何ができるの?
GPSモデルとの違いは?
どっちがおすすめなの?
この3つについて解説します。
私は必ずセルラーモデルを選びます。その理由についてもご紹介していますので、Apple Watchの購入を検討されている方はぜひ参考にしていただければと思います。
セルラーモデルとは?GPSモデルとの違い
両者には「機能」「価格」「デザイン」の3つに異なるポイントがあります。
機能:セルラーモデルは単独で電話通話・ネット通信できる。
価格:GPSモデルのほうが価格が安い。
デザイン:セルラーモデルではデジタルクラウンに赤丸が付く。
単独で電話通話・ネット通信できるかどうか
セルラーモデルはその名とのとおりセルラー機能が搭載されており、「Apple Watch単独で電話通話・ネット通信できる機能」が備わっています。
GPSモデルはiPhoneが近くにない状態(ペアリング圏外にある状態)だと、電話通話したりネット通信したりできません。
セルラーモデルは単独でも通話・通信可能で、iPhoneから離れた状態で電話がかかってくると、iPhoneとApple Watchの両方で呼び出されます。ひとつの電話の番号を共有しているようなイメージですね。
例えばジョギングに出掛ける場合。
セルラーモデルなら、iPhoneを自宅に置いてきてもジョギングに出掛けた先で電話通話できますし、LINEメッセージの送受信も可能です。音楽をストリーミング再生することもできますし、マップアプリのナビ機能を使うことも可能です。
セルラーモデルを選ぶかどうかは、ここに魅力を感じるかどうかでしょう。
「iPhoneから離れることはない」という方ならGPSモデルでOKです。iPhoneが近くにある状態ではセルラーモデル・GPSモデルでできることに違いはありません。
単独で通話・通信する場合は契約が必要
セルラーモデルには単独で電話通話・ネット通信機できる機能が備わってることは書いたとおり。
しかし実際にその機能を利用するには、以下の通信事業者が提供するいずれかのオプションサービスに加入する必要があります。
ドコモ:ワンナンバーサービス(税込550円/月)
ahamo:ワンナンバーサービス(税込550円/月)
au:ナンバーシェア(税込385円/月)
ソフトバンク:Apple Watchモバイル通信サービス(税込385円/月)
楽天モバイル:電話番号シェアサービス(税込550円/月)
オプション名はそれぞれ異なりますが、どれもApple Watch向けをメインとしたサービス。
注意したいのは、これらのサービスは「主回線のオプションサービス」という位置付けとなること。
例えば使っているiPhoneにauのSIMカードが挿さっているのなら、利用できるのは「ナンバーシェア」のみです。ドコモなら「ワンナンバーサービス」になりますし、楽天モバイルなら「電話番号シェアサービス」になります。
残念ながら上記以外の通信事業者では同様のサービスは提供されておらず、セルラーモデルを買ったとしてもセルラー機能を利用できません。
格安SIMで運用しているなど上記以外の通信事業者をお使いの場合は、セルラーモデルを選ぶ意味はない、ということになりますね。
もちろん、セルラーモデルを買ったからといって必ずいずれかのサービスに加入しなければならないわけではありません。
ちなみに各オプションサービスへの申し込みはオンラインで完結します。契約方法など実際の流れは以下のブログ記事でご紹介しているので、セルラーモデルを購入された際の参考にしてください。
GPSモデルを選べるのは「アルミニウムケース」のみ
Apple Watchのケース(本体の側面部分)には複数の素材が用意されていて、セルラーモデルかGPSモデルかを選択できるのはは「アルミニウムケース」のみです。
ステンレススチールケースやチタニウムケースを選ぶ場合、必然とセルラーモデルになりますね。それらにはGPSモデルの選択肢はありません。
GPSモデルのほうが価格が安い
セルラーモデルとGPSモデルでは価格の違いもあります。
Apple Watch Series 9では16,000円、Apple Watch SE(第2世代)では8,000円と小さくない価格差があります。
「できるだけ安く買いたい」「iPhoneから離れることはない」という方は価格の安いGPSモデルでOKでしょう。
セルラーモデルはデジタルクラウンに赤丸が付く
細かいところですが、セルラーモデルとGPSモデルではデジタルクラウンのデザインに違いがあります。
セルラーモデルのデジタルクラウンには赤丸が付いています。GPSモデルにはありません。
この赤丸があるかどうかで全体のデザインには影響しないと思っていますが、一応違いとして紹介しておきますね。
セルラーモデルを選ぶべき人
セルラーモデルを選ぶべき人は、「iPhoneから離れるあるいは離れたい場面がある方」です。
特にスポーツやトレーニング、アウトドアシーンだと、iPhoneから離れざるを得ない場面が多いのかな、と思います。
サーフィンで海上にいても、セルラーモデルならiPhoneがなくても電話通話できますし、助けを求めることができます。
例を挙げればたくさんありますが、自分の使い方を考えてみて「iPhoneから離れることがある」ということならセルラーモデルを検討してみてください。
GPSモデルを選ぶべき人
GPSモデルを選ぶべき人は、「iPhoneから離れることはない方」です。
iPhoneから離れることがなければセルラーモデルを選ぶ意味はありません。選びたいモデルによってはGPSモデルの選択肢がないこともありますが、選べるなら価格の安いGPSモデルでいいでしょう。
私がセルラーモデルを選ぶ理由
冒頭でも書いたように、基本的に私はセルラーモデルを選びます。
ガジェットブログを運営していることもあって価格の安いGPSモデルを購入することもありますが、自分でしっかり使うものは必ずセルラーモデルを選びます。
いちApple Watchユーザーの感想として、「私がセルラーモデルを選ぶ理由」をご紹介しておきましょう。
「もしも」のときのため
単独で電話通話・ネット通信できるセルラーモデルは、「もしも」のときに自分の命を救ってくれるかもしれない。
これが私がセルラーモデルを選び続けている大きな理由です。
その「もしも」のときとは、事故や災害に遭ったときです。
怪我などで身動きがとれずに助けを呼びたいとき、必ずしもiPhoneが近くにあるとは限りません。
私は趣味でバイクに乗りますが、ひとけのない場所で単独事故を起こし身動きがとれなくなってしまうことも可能性としてあります。
また地震などの災害時やなんらかの持病をお持ちの場合も、同じような状況になる可能性があるでしょう。
そんなときに、単独で電話通話・ネット通信できるApple Watchのセルラーモデルを身に付けていれば心強いですよね。
iPhoneから離れられるから
iPhoneから離れないのであればGPSモデルでOKです。
ですが、セルラーモデルを選ぶことで私は「iPhoneから離れられる」というメリットを感じています。
大事な電話やLINEはApple Watchで受けられます。私は数時間の買い物ならiPhoneを持たずに出掛けちゃうことが多いですね。セルラーモデルを使い始めてから、ちょうどいい距離感を保つことができていると感じています。
私もそうでしたが、常にiPhoneを持っていないと不安に感じる方は少なくないのではと思います。
「iPhoneに依存してしまっているかも?」という方は、もしかするとApple Watchがいい緩衝材になってくれるかもしれません。
基本はGPSモデルでOK、でもセルラーモデルもあり
今回はApple WatchのセルラーモデルとGPSモデルの違い、どっちを選ぶべきかについてご紹介させていただきました。
私はセルラーモデルを愛用しているものの、基本的には価格が安いGPSモデルでOKです。
Apple Watch Ultra 2など選択肢によってはセルラーモデルしか選べない場合がありますが、上で書いたようにiPhoneが近くにある状態ならセルラーモデルもGPSモデルもできることに違いはありません。
それでも「セルラーモデルもありですよ!」ということも書いておきます。どんな場面でも腕に巻いているApple Watchから緊急通報したり家族に連絡できたりできるのは安心です。
内容は被っていますが、セルラーモデルかGPSモデルかについては私のブログでもご紹介しています。こちらもチェックしていただければ嬉しいです👍
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