UGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーをレビュー|USB PD 3.1対応で超大容量!コスパもよし
ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊
今回ご紹介するのは、25000mAhと超大容量バッテリーを搭載しUSB PD 3.1・最大140Wに対応する超パワフルなモバイルバッテリー「UGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリー」です。
UGREEN(ユーグリーン)製品の魅力のひとつはコスパの良さ。本製品も同クラスと比べて価格が安く、コスパ抜群です。
超大容量で超パワフル。特にノートPC用のモバイルバッテリーをお探しの方にぴったりです。複数デバイスを同時に急速充電したい方にもいいでしょう。
先に実際にレビューしてみて感じたメリット・デメリットをまとめておきます。
👍メリット
USB PD 3.1・最大140Wの充電に対応。PPS充電にも対応。
複数ポート使用時は合計最大145Wに対応(100W + 45W)。
最大65Wの入力に対応し、本体を約90分でフル充電できる(65W充電器使用時)。
バッテリー残量を1%単体で確認できるディスプレイを搭載。
最大240Wの充電に対応するUSB-Cケーブルを付属。
👎デメリット
サイズと重量ともに大きく、手持ちバッグに入れて持ち運ぶには負担になる。
USB-Cポートによって充電性能が異なる。
2つのUSB-Cポート使用時は100W + 45W固定。
入力は最大65Wまで。
製品の仕様
UGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーの詳しい仕様は以下のとおりです。
バッテリー容量:25000 mAh
搭載ポート:USB-C x 2、USB-A x 1
USB-C1入力:最大65W(5V=3A / 9V=3A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=3.25A)
USB-C1出力:最大140W(5V=3A / 9V=3A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A / 28V=5A)
USB-C1 PPS出力:3.3~28V=5A
USB-C2出力:最大65W(5V=3A / 9V=3A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=3.25A)
USB-C2 PPS出力:3.3~11V/5A / 3.3V~21V=3A
USB-A出力:最大22.5W(10V=2.25A / 5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A)
パススルー充電:対応
サイズ:約158 x 81 x 27 mm
重量:約505 g
パッケージ内容:本体、240W充電対応USB-Cケーブル(0.5m)、収納袋、取扱説明書
パッケージ内容にはUSB PD 3.1・最大240Wの充電に対応するUSB-Cケーブルが含まれています。
同じ充電性能のUSB-Cケーブルは高価ですので、捨てずに取っておきましょう。
また付属の収納袋もいい質感です。シルキーな肌触りで高級感があります。
このような付属の収納袋は安っぽかったり糸くずが出たりで使わないことが多いのですが、これはしっかり使えそうです。
25000mAhと超大容量
バッテリー容量は25000mAhと超大容量。UGREENによると、iPhone 14を5.6回、Galaxy S23 Ultraを3回、Switchを4.3回、MacBook Pro 14インチを1.3回フル充電できるとのこと。
これほど大容量なモバイルバッテリーなら、ノートPCを充電したい方にとっても複数デバイスを充電したい方にとっても安心です。
ただ、安心のバッテリー容量とは引き換えに巨大で重量級。サイズは約158 x 81 x 27 mm、重量は約505 gとデカ重です。
このようにサイズは大きいですし、重量は500mlのペットボトル1本分。手持ちバッグに入れて毎日持ち運ぶには辛いですね。
それでも背負えるバックパックに入れて持ち運ぶなら許容範囲内でしょうか。
個人的には車で移動することが多いので気にならないレベル。それにMacBookを充電できる大容量バッテリーはやはり安心です。
しかしサイズ・重量的に持ち運びの仕方によっては苦労する可能性があることには注意です。
USB PD 3.1・最大140W充電に対応
UGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーは、USB PD 3.1による最大140Wの充電に対応します。
MacBook Pro 16インチを充電してみると、140Wに近いワット数で充電できていることが分かります。
MacBook Pro 16インチを140Wの充電器やモバイルバッテリーで充電したとき、30分ほどの充電で最大50%もバッテリー残量を回復させられます。16インチのノートPCを30分充電して50%充電とまるでスマホ感覚の充電速度です。
ただ注意点があり、それは「100Wを越える充電が可能なのは充電デバイスがUSB PD 3.1に対応する必要がある」ということ。
上ではUSB-Cポートでの充電に対応するASUSのゲーミングノートPCを充電していますが、このデバイスはUSB PD 3.1に対応しないため、充電ワット数は最大100Wとなります。
MacBookではM1 Pro/Max以降のMacBook Pro 16インチのみがUSB PD 3.1に対応します。
あとUSB-Cポートによって充電性能が異なることにも注意です。右側のUSB-C1が最大140W、左側のUSB-C2が最大65Wに対応します。
2ポート使用時は合計最大145W
以下はUGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーの出力表です。
2つのUSB-Cポートを同時に使用したときは100W + 45Wとなり、合計最大145Wで2台同時に充電できます。
このようにノートPCを100Wで充電しながら同時にスマホを急速充電できるパワー。これをモバイルバッテリーで行えるのですから凄いですよね。
ただ100W + 45Wに固定であることはデメリットですね。デバイスに応じて流動的にワット数を調節してくれるわけではありません。
約90分で本体をフル充電
UGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーは最大65Wの入力に対応します。
65W以上の充電器を使用すれば約90分で本体をフル充電可能。上ではUGREEN Nexode 65Wで本体を充電しています。
モバイルバッテリーは「いかに本体を高速に充電できるか」も大事。20000mAhを越えるモバイルバッテリーの中にはフル充電に数時間以上かかるものもあります。
UGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーを購入される場合は、ぜひ65W以上の充電器を一緒に用意しておきましょう。
またUGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーはパススルー充電にも対応します。上ではUGREEN Nexode Pro 100Wで本体を充電しながら、MacBook Air 13インチを充電しています(実測53W)。
パススルー充電時は発熱しやすく、バッテリー劣化につながりやすいことから私は極力使用は避けています。それでも電源が1つしかない場合はパススルー充電が活躍してくれるでしょう。
同クラスではコスパ良し
USB PD 3.1・最大140Wに対応するモバイルバッテリーは、数は少ないもののいくつかの選択肢があります。
有名どころでは以下の2つのモバイルバッテリー。
Anker 737 PowerCore 24000mAhは最大140Wの入出力に対応、入出力状況が分かるディスプレイを搭載します。
Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W)も最大140Wの出力、最大170Wの入力に対応。同様にディスプレイも搭載します。
いずれも価格は約2万円以上と高価なモバイルバッテリー。細かな比較については割愛しますが、これらとUGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーを比較したとき、コスパがいいのはUGREENです。
UGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーの価格は13,580円となっていますが、タイムセールで10,000円ほどになることが多く、通常時でもクーポンを利用できることが多いです。
USB PD 3.1・最大140W充電対応で25000mAhのモバイルバッテリーが10,000円、と考えるとかなり安いですね!コスパで選ぶならコレです。
Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W)については別記事でレビューしていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
レビューまとめ
今回は超大容量で超パワフルなUGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーをご紹介させていただきました。
USB PD 3.1・最大140Wに対応するモバイルバッテリーといえば、上でご紹介した2つの製品が有名どころでした。しかしいずれも高価でなかなか簡単に買える価格帯ではありません。
「興味はあるけど価格が……」という方にとっては、UGREEN 145W 25000mAhモバイルバッテリーはいい選択肢になるはずです。
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