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おり桐戦争 #6 犬船上戦

おり「まずいな。星野の奴を本気にさせちまった。」
星野「もしかしてビビってんじゃねぇのか?''オラァ!''」
星野はおりおりドンキーに強烈な一撃を与えた!
おり「グホッ!」
佐藤「まずい、おりおりドンキーがやられる!そうだ!」
佐藤は車に乗り込むと、おりおりドンキーと星野が上に乗ったジャントラックを誘導し始めた。
佐藤「ジャン、こっちについて来い!いいか、おりおりドンキー、絶対に奴に落とされるな!バナナキラー、近くの海に増援を呼ぶんだ!」
バナナキラーは無線で海に増援部隊を呼んだ!
バナナキラー「増援部隊!増援部隊!17時30分までに海に増援求む!繰り返す!17時30分までに海に増援求む!」
佐藤は海にジャンを誘導させた。
おりおりドンキーは星野と戦う!
おり「オラァ!」
星野「グハァ!」
おり「今だ!」
星野「何!?」
星野はおりおりドンキーに収さえつけられた。
星野「離しやがれ…この野郎…豊島、ごめんよ。お前の仇を討てなかったかも…ん?待てよ…『討てなかったかも』…?そうか、まだ完全に俺の負けが決まった訳ではない!まだ希望はある!」
星野はおりおりドンキーを軽く吹き飛ばし、おりおりドンキーはトラックから落ちそうになる。
おり「ガハァ…!お、落ちる…!」
おりおりドンキーはとっさに壁に掴まった。
星野「これでお前も死ぬな。あばよ!」
佐藤「ジャン、海がある!船に変身するんだ!」
星野がおりおりドンキーを突き落とそうと足を振り落とそうした瞬間、ジャンが高くジャンプ((ジャンだけに))した!星野は吹き飛び、ジャンは船に変身した!
星野「おっと!落ちるところだった!」
おり「よし、今のうちに上がるんだ!」
壁に掴まっていたおりおりドンキーは船に上がり、再び星野との戦闘を再開した。
佐藤「バナナキラー、パンタイン、アンバルト、ロオコポ兵五名は俺の車に掴まれ!」
全員が掴まると、佐藤の車はジャンの船目がけて高くジャンプしたのだが、失敗してしまい、車は壊れ、全員溺れてしまう。
車で後を追ってきたロオコポ兵数名が救出に向かうが、向こうにはサメが大量に泳いでいる。ロオコポ兵の一部はサメに捕食されてしまう。
おり「ま、マズイぞ!このままだと佐藤がサメに!」
星野「お前を生きてあっちには行かせねぇ!まずは俺が豊島の仇を討ってからだ!オラオラァ!」
星野はおりおりドンキーの顔をひたすら無我夢中で叩いている。
バナナキラー「マズイな。増援が来るまで後十五分かかるんだ。しかも、俺達は車が壊れた時に破損したパーツがぶつかって怪我をしてるんだ…ま、マズイ…海水が…傷…口にしみ…る………………」
微かにその声が聞こえたおりおりドンキーは怒りで星野を吹き飛ばす。
おり「お前は邪魔だ!佐藤、大丈夫か!」
おりおりドンキーは佐藤、パンタイン、アンバルト、バナナキラー、ロオコポ兵数名を担いで地上に逃げる。
おり「ロオコポ兵、今すぐ医者を呼べ!」
そう言うと、おりおりドンキーは急いで船に泳いで戻り、星野を殴る。
星野「グハァ!」
おり「今だ!オラァ!」
おりおりドンキーは星野を海に投げる。
星野「ウボハァ~ア!」
そこに増援の海上戦特攻部隊が到着し、星野を一斉攻撃する。
''ドガドカドカ~ン''
''バキュバキュバキュ~ン''
星野は限界を迎え、死亡したと思われた。
おり「よし、もうこれで奴は死んだな。さあ、ジャン、戻るぞ!」
しかし、星野は辛うじて生きており、とある民族が暮らす島に流れ着いていた…

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