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僕のぶっちゃけドリ〜ム TOP10
みなさま。
今日もおいでいただき、ありがとうございます。
さて、前回の記事で、八幡様からこんなお題を出されてしまった僕です。
八幡様:「次の記事は、アニキがこれからやっていきたいことを全て開示してください。
恥ずかしくありませんよ。
書いておくことによって、それに協力したい人たちが少しずつ集まってきます。
時間がかかるかもしれませんが、それをここで全て書き出しましょう。」
その日、僕はある観光都市のホテルに宿泊していました。
幸い日曜日ですし、時間はまだお昼すぎです。
八幡様の言葉に発奮した僕は気合い十分。
いままで密かにあたため続けてきた夢たちを、グーグルドキュメントにリズムよく書き込んでいきます。
これらは僕が数十年来考えていたことです。書き出すことなど、ワケもありません。
「僕のやりたいことリスト 2023」
と太字でタイトルをつけたドキュメントに、僕の野望が次々と書き込まれていきます。
さっきまで真っ白だった画面を高速で埋め尽くしていく文字たちは、僕の魂の分身といっても過言ではありません。
いわば、子ぐまです。
それを目にする親ぐま(僕)自身のイメージもさらに増幅され、瞬時に天上の『神ぐま』まで到達。
すると、今までぼんやりしていた夢が、色鮮やかな現実味を帯びていきます。
アレがこうなり、コレがああなっていく・・・。
これが僕の夢なのか。
なんて、なんてワクワクするんだあっ・・・!!!
現実
八幡様:「起きなさい。」
僕:「うんが、ふっふっ! あれ? サザエさんは?」
八幡様:「サザエさんはさっき終わりましたよ。パソコンがヨダレで汚れます。早く起きて、夢を書きなさい。」
僕:「あれ? 夢だったの? で、夢を書くの???」
八幡様:「・・・。」
はい。わたくし、寝落ちしてました。
正確に言うと、昼寝してました。もっと正確にいうと、日曜夕方6時過ぎからの夕寝です。
僕が「プレ寝」とひそかに呼んでいる背徳なやつです。
もちろんドキュメントは白紙です。
というか、パソコンを開いてもいません。
そうです。ロードムービーのときと同じく、またしても僕は、なかなか書き出すことができない危機に直面しているというか、自分でそれを招く失態(プレ寝)まで犯してしまっているのです。
でも、ごめんなさい。
ちょっとだけ言い訳させてください。
だって、いきなり自分の夢を公開するだなんて、気が重くないですか?
そういう表現が得意な方もいらっしゃると思いますが、僕にとったら異世界の才能です。
僕はそういう方を尊敬する才能をこそ磨いてきたわけで、僕自身が発表する側にまわるなんて、生まれてこのかた一度たりとも考えたことがありません。
いや、しょーみな話、僕がやりたいことを読者のみなさんが読んだとして、それをどう感じるのか。
八幡様がおっしゃるようなご協力なんて、本当にいただけるのか。
もしかして、ふーんで終わってしまうことも全っ然あり得るぞ。
などといったトゲトゲしい杞憂さんたちがチクチクと僕を攻め続け、一歩も踏み出せない悪質スパイラル。
今日はサザエさんも見逃してしまったし、ああ、その悔しさも合わせてウジウジと僕は自分を責め立てます。
そこで目に止まったのは、ホテルのベッドサイドに置いてあった、小さなメモとペン。
追い込まれた僕は、ふとそれを手にしました。
で、とりあえず、ノートの上にペン先を置きます。
はい、書くフリです。
いちおう、書く努力はしたぞ、と。八幡様に見せつけてやる。
すると、どうしたことでしょう。
ペン先がスルスルと動き出し、一文字目を書きました。
そして次の文字、そしてまた次の文字・・・。
気がつけばそのメモ帳をほぼ全部使い、僕のやりたいことを書き終えていました。
あれ? どゆこと? なんだかわからないけど、すごいじゃないか僕。
いや、そうか。
これ、夢で一回書いてたからだ。。。
まさかのプレ寝に感謝している自分に驚きつつ、親ぐまのほっぺたもつねってみますが、夢ではないようです。
一息つけたので、とりあえず、ホテルのロビーに降りて気分転換。
そこには、欧米からの旅行客と見られる大柄な5人家族がテーブルを囲み、コーラを飲みながら大きな声で話し込んでいました。
僕は自販機でお茶を買い、その横のソファーに静かに座り、地元の新聞を広げます。
隣は英語で喋り続ける、プロレスラーかと見まがうばかりに屈強バディな妙齢のお父さん。
そのお父さんが子どもたちに向かって、一段と大きな声でこう言いました。
「ボーン トゥ サクシード!」
「Born to succeed!」
これはきっと家族にいつも言っているセリフなのでしょう、それを聞いて、無言で深く頷くお子さんたち。
まさか、これは・・・!
成功するために生まれてきた・・・。
その言葉を噛み締めながら、部屋に戻ってきた僕。
八幡様:「素敵なお言葉をいただきましたね。」
僕:「はい、直霊様にも感謝です。」
八幡様:「・・・・・。」
僕:「は。鼻は見ないでください!」
八幡様:「では早速、パソコンに書き写していきましょう。」
僕:「えっと、このまま書いていって良いんですよね?」
八幡様:「それはアニキに任せます。読者の皆様にわかりやすいように書いてください。」
僕:「わかりました。では、そうですね。やっていきたいことの理由も書いて・・・。あとはそうだ! 期限も決めて書くことにします。」
八幡様:「それはいいですね。では、存分にどうぞ。書き終わった後に、私からもエールを送ります。」
これからやっていきたいこと TOP 10
メモに書き出すまでの時間はかかりましたが、パソコンに入れ込む作業は完全に夢で見た映像とデジャブっていて、なかなか楽しい作業でした。
そして今回、思いつくまま気の向くまま、これからやっていきたいことを10個、厳選しました。
その理由と、期限も決めてここに書きます。
僕の子ぐまたちの声をお聴きください。
1. おりられオジさんの記事投稿を継続したい!
理由:皆様にお伝えしたいことが溢れて止まらないため。八幡様の全面協力をいただけている間に、しっかり書き残します。
期限:まずはきっちり半年間続けます。
2. 商品紹介動画(日本全国イッピン紹介)を制作したい!
理由:長年培ってきた動画制作の技術を活かし、面白くて少しためになる映像を作りたいです。
これは以前、くまさん本舗でやっていた動画制作を再開したいのです。愛ある商品を求めて僕が直接現地に赴いて、愛ある紹介をする動画です。
とても楽しい仕事でした。
それもこのnoteに反映していけたらいいなと思っています。
購読者の皆様にだけ見られる形にさせていただき、クローズドで楽しんでいただきます。
期限:動画を撮り始めるのは、12月から。これも半年続けてみます。
3. 自分で使う、人形劇用の黒子衣装を作ってみたい!
理由:暑くても涼しくて、軽くて、後ろ姿がかっこいい「黒子」の衣装を作ります。
最近、風呂敷作りを始めてみて、ミシンの凄さを再認識していまして、これなら衣装も作れそうな気がしてきました。
その衣装制作のノウハウを残し、全国の人形劇人にシェアできれば嬉しいです。
期限:来年の「いいだ人形劇フェスタ2024」には間に合わせます。
4. 本気で陶芸をしたい!
理由:実は昨年、まだ誰もやったことのない陶芸の技術を開発しました。
しかし、それをまだ発表していません。
その芸術性と、特殊性をいずれオープンにしていきたい。
その前に、その技術で試作を繰り返して製品にし、販売してみたい。その結果も公表して、全国的に薄れゆく陶芸の火を燃やしたい。
大きな電気窯を購入してもうすぐ10年になりますが、それを使い、土と火と水と風が織りなす神の技をこれからも試しながら、たくさんの人に伝えていきたいです。
期限:作品販売までに、1年はかかると思います。ひとつの作品を作るのに、2ヶ月かかってしまうのです。
5. 楽曲の提供をしたい!
理由:僕が所属している一途というバンドがあります。
弟と妹の3人で学校教育のきっかけとして続けています。
学校での講演をしながらコンサート活動ですが、自分たちで歌うだけではなく、依頼されて楽曲を提供しています。
歌詞は対象者にインタビューして妹が書き起こし、僕と弟が共同で曲を作るスタイルです。
期限:力尽きるまで。
6. 時代劇に出てみたい!
理由:時代劇のオーディションに出て、いずれ悪役で出演したいと思っています。
ちょうど頭のてっぺんが干ばつになってきているので、それを活用し、いつかチョンマゲを自前の髪で結えたら最高。
本気です。
期限:70歳までに。
7. 山の中にログハウスを建てて、防音スタジオを作りたい!
理由:録音するための環境と、編集するための環境と、撮影するためのスタジオがあれば、今まで1時間かけてスタジオに録音しに行き、撮影・編集する手間が省けます。
そうしたらもっとスピーディーに仕上がるし、きっと楽しい。
期限:10年後には実現したい。
8. 浅草東洋館で人形を使った漫談をしたい!
理由:完全なる色物として出演させていただき、人形劇の面白さを世界に広げたいのです。
以前そこでやらせていただいた時の、客席の配置や、舞台の広さ、大きさや、お客様の笑い慣れた感覚が最高でしたので、頑張ってネタを作り、いずれレギュラーでやらせていただきたいと思っています。
期限:いつでも可能。いつからでも大丈夫。いつまでもやりたい。
9. ラジオで旅番組を制作したい!
理由:日本には、素晴らしいところがたくさんあります。
そこに行かないとわからない感動を、あえて映像なしで、臨場感たっぷりにお伝えしたいのです。
ラジオを聴きながら、全国の皆様に、そこに行っている気分を味わっていただきたいです。
日本全国イッピン紹介動画との抱き合わせでもいいかもしれませんが、フラッと立ち寄ったお店のレポートを、ICレコーダー(スマホ?)でさっと録音して発表するイメージです。
期限:来年1月からスタートさせたいです。
10. ロードムービー原作 「また会えたときに パート3」 を制作したい!
理由:「また会えたときに 3」の執筆。ネタはたくさんあるんです。
2の執筆を通して、この物語も楽しい気持ちで書き続けることができることに気がつきました。
ライフワークになっていく気がしています。
期限:発表は、来年の夏。
(↓)「また会えたときに 2」はこちら。
残りの時間をどう使う?
僕:「ふう。ありがとうございました。とりあえず10個、書けました。」
八幡様:「気づきましたか?」
僕:「気づき? そうですね・・・。書いていて思ったのは、僕がやっていきたいことって、残すことなんだなって。」
八幡様:「そうです。ようやくアニキは、残りの時間を意識し始めたということです。」
僕:「残りの時間・・・ですか。」
八幡様:「はい。人は、必ず死んでしまいます。しかも、いつ死ぬかはわかりません。」
僕:「はい。もうそれは人の死を何度も見てきて、わかっております。
だからこそ、やってみたいこと、やってきたこと、それを皆様に見られるように、形として残しておきたいと思っています。」
八幡様:「では、今回出した10個のやってみたいこと、これをどうやって残しますか?」
僕:「どうやって? それはもう、決めたらただ、やるしかないですよね。」
八幡様:「はい。やるしかない。しかし、これらを一気にはできないでしょう。」
僕:「ああ、一気にはできませんし、ひとりでは到底不可能です。」
八幡様:「と、いうことは?」
僕:「ということは、周りの皆様にご協力いただかないと難しいです。」
八幡様:「つまり?」
僕:「つまり? ええっと。つまり、僕は、誰かの助けなしでは生きてはいけませんし、この10個をやり切ることもできません。」
八幡様:「そうです。やりきりたくても、手伝ってくれる誰かがいないと、全うできないのです。」
僕:「あっ、そうか。ここに出した10個を、誰とやっていきたいかを書いてない。。。」
八幡様:「そうです。足りないのはそこです。さあ、深めていきますよ。」
僕:「びくっ!」
八幡様:「怖がりすぎです。
アニキに圧倒的に不足しているのは、なにかわかりますか?」
僕:「分かってます。」
八幡様:「それはなんですか?」
僕:「言いたくありません。」
八幡様:「なるほど。分かりました。では次回まで猶予を差し上げます。」
僕:「次回!? いやもう、本当に、僕のことはもうこれ以上掘り下げなくて良いですから。」
八幡様:「アニキ、いい加減に理解しましょう。アニキのことを深掘りすることが、どういうことか。」
僕:「・・・・・?」
八幡様:「アニキは、読者の皆様に、なにを差し上げたいのですか?」
僕:「幸せです。」
八幡様:「言い方を変えましょう。アニキは読者の皆様に、なにを捧げていますか?」
僕:「あ・・・献体、ですか。」
八幡様:「そうです。とはいえ、本当の身体を献じるわけではありません。アニキの人生経験の妙味を広くシェアすることが、悩み苦しんでいる人への一筋の希望になる、という意味です。」
僕:「は、はあ・・・。」
八幡様:「私からは以上です。ではまた次回、お愛しましょう♡。」
おわりに
ああ。また強引に、僕の恥ずかしい部分をこうやってさらけ出させられていくのですか・・・。
せっかくですので、みなさまに、怖いけど、聞きます。
今回の僕の子ぐまさん達、いかが思われますか?
バカなことを言ってやがると思われることも多々あると思いますが、僕としては全部本気でやってみたいことではあるんです。
ぜひ、ご感想、あるいはアドバイスなど、やさしく教えていただけると幸いです。。。
ではまた次回、なんだかまた恐ろしいお説教が待っている気しかしないのですが・・・。
元気にお愛しましょう♡
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