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幸せの黄色いコンサート:怒涛の準備編

前回の記事「問題出まくり編」では、ゴールを決めて、誰のために、なんのためにやるのかを決めて、選択を恐れずGO! 

というお話でまとまったかと思うのですが、今回は、1ヵ月でイベントを成功させることの難しさを皆様にお伝えしつつ、少しでもなにかの発見があったら嬉しいと思い、「怒涛の準備編」をセキララに綴ってまいります。

山本鉄男さんと

仲間たちの頑張り

八幡様:「そうですね。『成功させることの難しさ』というよりも、1ヵ月という時間のない中で、いかに前向きにプロジェクトを遂行するか、を書いていきましょう。仕事を持ちながら、記事を書きながら、新しい企画を考えながら、出張して営業しながら、全国を走り回り、自宅に帰るのは、月に3〜4日という過密スケジュールの中、どうやってコンサートの準備をするのか。大きな課題だったはずです」

僕:「ああ、はい。その通りですが、僕の代わりに手伝ってくれる方々がいてくれたおかげで、何とか乗り切ることができたんです。ざっと書いても、

  • タイムスケジュールを作ってもらったり、

  • 集客を手伝ってもらったり、

  • チラシを作ってもらったり、

  • チケットを作ってもらったり、

  • 寄付先を探してもらったり、

  • それぞれに連絡をしてもらったり、

  • 会場との打ち合わせをしてもらったり、

  • みきさんが喜ぶようにとお花を活けてもらったり、

  • おやつを準備してもらったり、

  • 飲み物を準備してもらったり、

  • お弁当を準備してもらったり、

  • 僕が途中で息切れしないようにと酸素を準備してもらったり、

  • タオルを準備してもらったり、

  • サプライズで舞台羽織を準備してもらったり、

  • みきさんからはお客様全員にサインを書いていきましょうと色紙を準備してもらったり、

当日みんなが快くコンサートが実行できるように、それぞれの立場で準備をしてくれたので、僕はほとんど何もしていません」

千人力のSTAFFさん

八幡様:「なるほど。アニキは忘れっぽいので、私が申し上げましょう。実際は、相当焦っていましたね。なぜなら、コンサート開催が決まってすぐ、

  • 師走である年末はほぼ東京でお仕事。

  • お正月の三日間は広島で、人形劇とミッション活動。

  • それが終わったらまた東京へ飛び、

  • 山梨

  • 埼玉

  • 群馬

  • 宮城

  • 千葉

  • 神奈川

  • 静岡

  • 大阪

  • 兵庫

  • 京都

まさに走りながら、曲のメロディーを打ち込み、映像を編集し、それを少しずつ直しながら、少しずつ形にしながら、記事を書き、集客をしていましたね」

僕:「うわ。僕、そんないろんなところに行ってたんですね。でも確かに、ずっと焦ってましたね・・・。本番までに映像と音楽が間に合うのかどうかが、1番僕にとっては大問題でした。さらに言うと、実はちょっと風邪を引いてホテルから動けなかったときもあるのです。でも、それがあったおかげで、今回の準備が整ったといっても過言ではありません」

八幡様:「今日のトピックスは、そこです」

僕:「あ、ホテルですか? たしかに色々なオモシロネタがありましたよ! 何が見えたかというと、まず・・・」

八幡様:「いいえ。風邪を引いたことが、です」

僕:「風邪がトピックス? な、なんでまた?」

細胞の思いやり

八幡様:「理由は簡単です。病気は、端から見ればピンチです」

僕:「いえいえ、どこから見てもピンチでしょう。ピンチ以外の何物でもありません」

八幡様:「ですが、病気で休まなければならなくなった時間を、天が与えた休息と呼ぶ人もいます。体を休ませないといけないよって、神様が言ってくれてるんだよ。と慰められたことはありませんか」

僕:「ああ。それはあります。働きすぎだから、神様が休めって言ってるんだよって」

八幡様:「熱が上がって、咳が苦しくて、肺も痛くなって、頭も痛く、何を食べても気持ちが悪く、頭の中ではヤバイヤバイを無限連呼している状態。そんな状態でも、ふっと苦しみが抜ける瞬間が何度かあるはずです」

僕:「あ! ありました。あれってなんですかねえ? なんかすうっと楽になるんですけど、またしんどくなるんですよね。苦しみの周期みたいなもんですか?」

八幡様:「あれは、細胞が睡眠を取らせようとする思いやりの瞬間なのです。つまり、寝入りばなです。人は寝ようとする瞬間、機能を鈍化させます。例えば、耳を聞こえなくするとか、目を見えなくするとか、匂いを嗅ぐ力も鈍感にさせます。そうやって感覚が鈍い状態になればなるほど、眠くなるんです」

僕:「へえ〜〜〜っ」

八幡様:「眠くなった瞬間、ふっと力が抜けます。抜けたときに楽になったように思えるのです。その、楽になった瞬間が、アイディアの泉が湧く瞬間でもあるんです」

僕:「アイディアの泉! 見つけたいもんです!」

八幡様:「リラックスした瞬間、脳の回路は、一瞬で全てがつながります。閉じていたところが開くようなものです。一気に流れ込み、あらゆる点と点がつながって線になり、その線は太くなり、大きくなります。その時思い浮かんだことは、できればメモをしておくと良いでしょうね」

僕:「それじゃあ、病気の時じゃなくても、眠くなるようなリラックスした時とか、居眠りしそうになる瞬間だとか、まさに寝入りばなに何かを思いついた時、アイディアの泉が湧いているということになるんですね?」

八幡様:「普段のアイディアの泉も、そうやって出る場合が多いですが、特に病気をしているときのぐっと楽になる瞬間。これはスペシャルです。細胞が傷ついて、苦しんで、熱を帯びて、これはやばいと思っている状態だからこそ、生命力のある、力強い、今まで思いついたことのないアイディアがひらめく可能性があるのです。アニキは今回、何を思いつきましたか?」

僕:「えー? 風邪の時にですか? 何かあったっけなぁ」

八幡様:「2つありましたよ」

僕:「2つも? あったかなあ。えーっと・・・」

八幡様:「喉が痛くて呼吸も苦しいので、病院に行って点滴を打ちましょうとなり、ベッドの上で横になり、看護師さんのなすがままに、ハイとうなずきながら、お願いしますと言った途端、気絶するように眠りに落ちようとしましたが、その時ですね。何か閃きませんでしたか」

僕:「あぁ! 声だ。看護師さんの声が似てたんです!」

八幡様:「誰の声と似ていたんですか?」

僕:「三日月の輪舞曲に登場した、鹿児島のとみちゃんの声にそっくりだったんです。点滴を受けながら、とみちゃんのことを思い出していました。今頃、何してるかなぁ、なんて。いやもうこの世にいないもんなぁって思いながら、でももう一度会いたいなぁって涙がポロリ。その時、今回のコンサートの、裏テーマが閃いたんです」

八幡様:「裏テーマですね? 表のテーマは、子どもの命を守るために、今大人はどう動くべきかを考えなくちゃいけない。そういうテーマでしたね」

僕:「そんな偉そうな言い方ではありませんが、大人である僕たちが考えなくてはいけない事は、命ある美しい存在、かわいい存在を、いかに守っていくか、どうやって育てていくか、簡単ではないことですか、皆で実践していきましょう。という呼びかけをしたかったのです」

八幡様:「なるほど。そして裏テーマは?」

裏テーマの気づき

僕:「後悔しない生き方をしたいということです。点滴をしながら、ひょっとして1歩間違えば、手遅れになって、呼吸困難で死んでいたかもしれない。そんな時、自分は後悔せずに生きてきたのか、それを人は考えるのではないかと思ったんです。人は、いつ死んでしまうか分かりません。何が起きるかわからない世の中です。だからこそ「会いたい」と思った人には、会いに行かなきゃダメだよ。と伝えなきゃ! と思ったんです。そうやって、行動できる大人が、本気で子どもたちを守れる大人になるのではないかと思ったんです。なぜなら、自分が思ったことを、行動に移せる人。その行動力を持った人が、人を救うことができるのではないかと考えたんです」

八幡様:「病気をし、もしもそこで命が途絶えていたとしたら、およそ人は後悔をします。なぜなら、やりたかったことができていなかったと感じるからです。そう思わないようにするには、やりたいこと、自分がやるべきだと思ったことは、全部経験しておくことが良いでしょう」

僕:「おっしゃる通りです。人は、自分が1時間後に死ぬとは思っていません。そう思えとは言いませんが、その可能性もあるということだけ、心に留め置いておいて欲しいなと思っています」

八幡様:「それは、なぜですか?」

僕:「僕がそうだったように、看護師さんの声を聞いて、とみちゃんの面影が浮かんで、もう一度会いたかったなぁと思って、寂しい気持ちになるよりも、思いついたときに、とみちゃんのいる鹿児島に行って、会えなくたって、そこで話したたくさんのお話を思い出しながら、出会えたことに改めて感謝ができたはずです。そしてまた新しい出会いもあったはずです」

八幡様:「そこに気づけただけで私は良いと思いますよ。もちろん、会いたいと思った人には、出来る限り早く会いに行ったほうが良いでしょう。やり残したことがあると思ったときには、できるだけ早くそれをやったほうが良いでしょう。しかし、そこに気づかず、ただ毎日、お金を稼ぐことだけに走り、そのお金を使うことだけに喜びを見出し、人の心に寄り添うことなく、自分の心ばかりを前に打ち出していくようでは寂しい人生になると思います。この世は、誰かを喜ばせてこそ、実のあるものになります。アニキはこれから、まだまだ人を喜ばせ続けなくてはなりません。では例えば、これを読んでくださっている皆様にとっては、何が1番喜ばれることだと思いますか?」

僕:「読者さんに1番喜ばれること? そうですね、ううーん、なんでしょうか。僕が、元気でいることかな〜? とか言ってあはは」

八幡様:「正解です」

僕:「あ! そうなんですね。ううっ・・・・・」

八幡様:「どうしました?」

僕:「ありがたくて・・・」

八幡様:「また涙がポロリですね」

20%は羨望の眼差し

八幡様:「アニキを知っている約40%の人は、アニキに元気でいて欲しいと思ってくれていますよ。そしてあと40%の人は、どっちでもいいと思っています」

僕:「あ、そうなんですね。でも、あれ?  あと残り20%の人はどうなんでしょう」

八幡様:「アニキに、いなくなってもいいよと思っている人の割合です」

僕:「ええっ! そうなんだ。そんなに、いるんだ・・・」

八幡様:「アニキは、2割の人に羨ましがられていると思っておけばよろしいのです」

僕:「う、羨ましがられる? 本当は、嫌われているという意味ですよね?」

八幡様:「いなくなってもいいということは、嫌われているということではありません」

僕:「ちょ、ちょっとよくわからないんですけど。僕はその20%の人に、嫌われてはいない、ということでいいんですか?」

八幡様:「はい。言葉にするとすれば、

  • 生理的に受け付けない。

  • 自分の考えてる方向性と全く違う。

  • 自分には持っていない才能を持っていることに、やきもちを焼いている。

  • 自分がもっと目立ちたいのに、あの人に先を越されてしまうかもしれない恐怖。

  • 自分より後からやってきたのに、すぐに追い越されてしまいそうな勢いがとてつもなく恐ろしい。

などなどです」

僕:「えええっ! そんなことを〜? ていうかそれってやっぱり・・・」

八幡様:「嫌いというよりも、恐怖なのです。人は皆、自分を守りたがる性質を持っています。この世におそらく20%の敵がいると仮定しているのが人間なのです。その20%の中に入ってしまうと、敵とみなされ、どうしても合わないのです」

僕:「追い越されるとか、追い越すとか、そんなこと僕は一切考えていないんですけど。。。でも、そんなふうに敵だと見なされている状態でも、『嫌われている』とは言えないんですか?」

八幡様:「お互いに嫌いになる可能性は1つだけです。それは、アニキが相手の挑発に乗ることです」

僕:「僕、挑発されるんですか? もしそうだとしても、そんなの、僕が乗るわけないです。まあつまり、あおられて、あおり返していけば、お互いを嫌いになる、ってことですね?」

八幡様:「そうですね。恐怖に駆られた人が、何か攻撃してきたとしましょう。その嫉妬に対し『そんなことないですよ。あなたの敵ではありませんよ』と言ったところで、信じてはもらえません」

僕:「それは理不尽です。なんで信じてもらえないのでしょう・・・?」

八幡様:「相手はアニキを敵だと仮定しているのですから、何を言っても、アニキの生き方自体が武器に見えてしまうのです。それをどんなに隠そうとしても、隠せるものではありませんし、隠さなくてもいいのです。あなたは、あなたのままで良い。誰かに、何かを責められたとしても、それは20%のやきもち焼きです。やきもちを焼いている人に対して、目くじらを立てる必要は全くありません。むしろ、かわいいなぁと思ってあげましょう」

おわりに

僕:「・・・ちょっとなんか色々複雑ですが、わかりました。ありがとうございました。それでは次回、いよいよコンサート本番です。その本番に、これまた様々なハプニングが起こるんですが、それも全てここに書いていかなくてはならないのでしょうか?」

八幡様:「もちろんです。皆さんに、すべて公開しましょう。公開することによって、20%の人たちが、理解します。この人も、同じ人間なんだ。そして自分と同じように悩み抜くんだ。そして、自分と同じ考え方で、物事に対処してるんだ。そう思ってくれるはずです」

僕:「はい、同じ人間っていうか、きっと僕は皆さんの想像を絶するアホさ加減だとは思うのですが・・・」

八幡様:「大事なのは共感なのです。共感と言うものは、人の生き方にこそ、多く存在するものです。毎日大変な思いをして生きている皆さんに対し、アニキ自身が大変な思いをしてまでイベントをしなくてはいけなかったその理由も含めて、表現してみてください」

僕:「はい、そうします。では次は、コンサートの内幕についても、そして、どうやって本番を乗り切ったかも包み隠さずお話しします」

八幡様:「あとは、問題解決の裏側をお話ししましょう。そのお話しを飛ばしていくと、コンサートの内容が薄くなってしまいます。裏側で、どんな問題が出てきて、それをどうやって解決していったか。今まで出てきていない問題もクローズアップしていきましょう」

僕:「いやあ、大変そうだ。。。でも了解いたしました。頑張ります! ではまた次回、元気にお愛しましょう♡」


23日(金)、浅草東洋館でお待ちしております〜!


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