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オープン戦の感想

みなさんこんにちは!いっちです!

Twitterのアカウントを削除してからそろそろ一月が経過する頃でしょうか。
就活生が何やってるんだこんなもの書く暇があるならESとか自己PR書けよ、などと画面越しに思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、私の就職活動共々温かい目で見守ってくださると嬉しいです。


いつにも増してくだらない前置きになってしまいましたが、今回は4試合ほど球場で観戦して特に気になった選手の感想と、開幕メンバーの予想を書いていきたいと思います。

※現地観戦は3/2,6,18,20の4試合で、他の試合はあまり見れていないです。ご容赦ください

野手篇

まずは野手から。背番号順に書いていこうかと思います。

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#0 渡部遼人

ドラフト4位で慶應大から入団し、キャンプもA組スタート。オープン戦でも多くの試合で一軍に帯同するなど首脳陣の期待も大きいと思います。
キャンプ後半の実戦やオープン戦序盤は打撃でもかなりアピールできていたと思いますが、後半は10打席以上ヒットが出ず、猛アピールが続いた後藤選手やレギュラーとして結果を残し続けてきた福田選手とは流石に差があったのかなと。
ただオープン戦最終打席では前述したように10打席以上ヒットが出ていなかった中で、阪神湯浅選手から9球粘って四球を勝ち取るなど、打席での異様な落ち着きは驚きました。普通なら欲張って打ちに行きたいところを我慢できるのは大物感が漂っていましたね。
大学時代から定評があった守備走塁はやはり本物で、動きに無駄の少ないセンター守備や、脚力を活かした盗塁など、守備走塁面では即戦力と断言できるレベルでした。
現状だと試合終盤の攻守に必要な選手ですが、紅白戦やオープン戦序盤で好調だったように打撃の適応能力も高いように見えましたし、今後は打撃力を身につけて是非センターのレギュラーを掴んで欲しいと思います。一軍に置きつつ打席を与えるのか、また二軍で重点的に打席を与えるのかで議論になるかと思いますが、近年でオリックスに入団した大卒の野手はチーム事情もあり早い段階から一軍に帯同することが多いことを踏まえると開幕一軍は確実なのかなと思います。

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#1 福田周平

昨年は「1番センター」として優勝に大きく貢献し、今季から背番号も新しくなりましたが、ここまで順調で反動が怖いくらい、というのが私の感想です。
守備ではセンターとレフトを守り、起用の可能性がさらに広がったように思えます(今後内野を守るのか怪しいところですが)。センターは渡部選手と比較してしまうのでどうしても劣って見えますが、レフトではファインプレーを見せるなど、外野守備もかなり良くなっていると思います。
打撃面ではオープン戦中盤にかけて引っ張った方向にもライナー性の打球を打てており、状態はかなり良いと私は考えています。昨季終盤は疲労があったからか、センターから逆方向への打撃が目立ちましたが、しっかり引っ張れているうちは打率もそれなりに残せるのではないかと。
昨季はセンターを守れて打撃も期待できるのが福田選手しかおらず、本人もあまり良くない状態で出場していたのではないかな、と勝手に考えていますが、前述した渡部選手や現在好調な後藤選手もいますし、上手いこと疲労を分散できる起用を首脳陣には求めたいと思います。

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#6 宗佑磨

この男にとってキャンプとは一体何なのでしょうか...と2年続けて言いたくなるくらい状態は良いと思います。
コンディション不良で今季もキャンプのスタートは出遅れましたがオープン戦中盤には一軍に合流し、19日の阪神戦では本塁打を放ち昨季のような2番打者としても、オープン戦終盤で5番に据えられていたようにポイントゲッターとしても活躍が見込めると思います。
ただ福田選手に続く2番打者を考えた時に宗選手以外に誰がいるのか、また後述しますがラベロ選手が思ったより広角に打球を飛ばせているので、5番と言うよりも2番で使って欲しいのが私の感想です。

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#8 後藤駿太

昨季は56試合の出場で2安打に終わり、ドラフトで崖っぷちだった中、今季のオープン戦では25打席で打率.435という結果を残し、猛アピールに成功しました。
見た感想としては、今までなら空振っていたあるいはミスショットしていたようなボールをヒットにしているシーン(3/19の第一打席)が特に印象的で、昨年と比較するとバットを拳一個分短く持っている効果が出ているのかなと思います。
4人目の内野手は渡部選手らと競うことになると思いますが、かなりの覚悟を持って挑んでいるのが伝わりますし(どの選手もそうですが)、

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#9 野口智哉

ドラフト2位で関西大から入団し、渡部選手と同様キャンプもA組からスタートし、多くの試合で一軍に帯同してきました。
打率こそは.179でしたが5本のヒットに対して7つの四球を選び、出塁率は.361を記録しました。守備では本職のショートだけでなく、セカンドやサード、さらにはライトも守るなどユーティリティさもオープン戦期間でアピールできていたと思います。
打撃面でヒットがなかなか出ておらず、持ち味の長打が少ないことから最初は二軍で打席に立たせて、復調でき次第一軍に置くのが理想かなと思っていますが、3試合に1試合は欠場する安達選手の代役が必要なことや、ユーティリティ性などを買って開幕一軍の可能性も十分あるかなと思います。
何はともあれ、一日でも早く一軍で持ち味の打撃力を発揮して欲しいですね。

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#24 紅林弘太郎

昨季はショートでレギュラーを獲得し、二桁本塁打も記録した20歳。
感染症の影響でキャンプは出遅れたものの、一軍合流後は順調な調整を見せオープン戦ではヒットを量産。右肩痛で再度離脱するも、復帰後は中日の柳選手からホームランを打つなど好調そのものでした。
昨季後半から守備での成長が著しかった紅林選手ですが、今年のオープン戦ではボールゾーンに手が止まる、あるいはファウルで逃げることができているという印象を受けました。昨年の打席内のアプローチ(ボールゾーンスイング率、空振り率)は選手名鑑でも辛い評価でしたが、現状を見ると改善に成功しているのではないかなと思います。(データを持ってこれていなくてすみません)
昨季はショートでの負担や一軍で出始めの選手だったこと、打撃がまだ粗かったことなどから8番や9番が主戦場でしたが、今季は前述したように打席での内容が良化していますし、7番や6番で中軸が残したランナーを返しつつ長打を量産して欲しいな、というところです。

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#31 太田椋

昨季は日本シリーズで一時勝ち越しとなる適時打を打つ活躍もありましたが、全体的には悔しいシーズンを過ごしたと思います。
リベンジに燃える今季はオープン戦で打点を稼ぎ、一時は打点王にもなっていましたが打率が伸び悩み、最終カードでは二軍降格になってしまいました。
ただ紅林選手同様、打席ないでのアプローチは改善しているように思えましたし、あとは甘い球をミスショットしなければ数字も伴ってくるように感じます。
二軍に降格したのも、個人的にはある意味で期待の裏返しなのかなと思っています。というのも、一軍では安達選手や宗選手など、レギュラーたる選手が存在する中で打席数を与え続けるのは困難で「それなら二軍で打席に立たせる中で復調するのを待とう」という意図が首脳陣にあるのかな、と思いました。
昨季はミスショットが多く打席のアプローチも良くはなかったように課題が山積みでしたが、後者は解決しつつあるので才能の開花まであと一歩だと思います。個人的にも応援している選手ですし頑張って欲しいです。

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#38 来田涼斗

昨季は強烈なデビューを果たし一軍でも戦力にな離ました。
今年もキャンプやオープン戦である程度の結果は残していたものの、どこか物足りない感が拭えなかったと思います。
しかし(繰り返しになってしまいますが)、来田選手もまた打席でのアプローチが改善されており、横浜スタジアムでは低めの難しいボールをヒットにするなど、バットコントロールも向上しているのではないでしょうか。
ただ守備走塁面では多くの方が指摘するとおり課題が残っており、一軍で起用するにはそこがネックになっているのかなと思います。打撃面では目に見える成長を見せているだけに、なんとか頑張って欲しいところです。

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#53 宜保翔

高い身体能力を活かしたアクロバティックな守備は健在で、オープン戦中盤からは一軍でもアピールできていたように思えます。
ただ打撃ではまだ非力なところがあり、ヒットも9打数で1本のみと好調だった2年前のオープン戦を考えれば寂しい結果に終わってしまいました。
阪神戦では再三のファインプレーを見せるなど、控えの選手の中では飛び抜けた守備力ですから、打撃でも結果を残し、一軍争いに生き残って欲しいと思います。


投手篇

続いて投手から、選手数は少ないですが。

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#22 村西良太

今年のリリーフで躍進するならこの人かなと思います。
オープン戦では5.2回で防御率3.18と数字としてはパッとしないところがありますが、18日の阪神戦で登板で佐藤輝明選手に対して全てストレートで打ち取れたところを見て、昨年とは違った力強い投球が見れるのではないかなと思います。
スポナビの投球データをざっと見てもストレートの投球割合が大多数を占めるなど急増しており(昨年は50%未満)、投球スタイルを変えたのか今だけ試しているのかはわかりかねますが、期待の持てると個人的には思いました。

#46 本田仁海

(写真は持っていないので割愛します...)
本田選手もリリーフで期待したい選手の一人です。
当初は先発で何度かチャンスを与えられてきたものの、ロッテとの練習試合で売り込まれるなど多くの課題を残してしまった格好となってしまいました。
しかしリリーフに転向すると、元から150km/h超えを記録していたストレートに磨きがかかり、空振りを奪えるようになりました。先発時代は球速は出るものの甘いところに入り痛打されるケースが目立ちましたがリリーフになってからは力で打者を圧倒できるようになったように感じます。
それでもまだ荒削りな投手ですが、先発をやっていた頃に比べるとはるかに期待値は上がったように思えます。勝ちパターンが定まらないチーム状況もありますし、是非とも接戦の良い場面で投げる機会を増やして欲しいところです。


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最後に

ここまで期待している選手を羅列していきましたが、ここに記載した選手以外ももちろん期待していますし、シーズンでの活躍を楽しみにしています。


最後になりましたが、久々の駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の更新も未定ですが読んでいただけると幸いです。
では!

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