見出し画像

L'Arc〜en〜Ciel作曲メンバー別オススメ曲

2019年12月、L'Arc〜en〜Ciel全楽曲サブスク解禁記念!

こんにちは。金城 雅大(きんじょう まさひろ)と申します。
L'Arc〜en〜Ciel(以下ラルク)のファンをかれこれ25年以上やっています。

今回のサブスクリプション解禁は、来年のアリーナツアーへの布石と捉えております。すなわち、「全曲聴けるようにしたったでー。来年のツアーではレア曲もやったるから、ちゃんと予習してきいやー」というラルクからの公式メッセージだということです。(謎)

それはさておき、今回は「ラルク?なんとなく聴いたことはもちろんあるけど、アルバム曲とか知らないし、じっくり聴き込んだことってないなぁ」という方に、この解禁を機にぜひ聴いてほしい一心で、おすすめの曲を挙げました。

ラルクはメンバー4人全員が作曲をするので、音楽性の幅がとても広いです。
そこで、メンバー別に簡単なパーソナルと作風を紹介し、それぞれの4曲ずつ選びました。
個人的な好みがかなり出ていますが、どうかご了承ください。

ではお楽しみください。どうぞ。



<hyde>
ボーカル。言わずと知れたフロントマン。
多数の楽曲の歌詞も手がけるため、歌詞の世界観に合った雰囲気の曲が多い。
一時期はゴリゴリのロックをラルクでも作っていたが、そっちの路線はソロの方で解消したようで、最近はまたミディアムテンポの妖艶な曲や優しいバラードなどを作るようになっている。
また、初期の頃は英語の発音がド下手でファンからもかなり揶揄されていたが、ソロで精力的に活動し世界進出を果たした結果、現在は格段に上手くなっている。

・flower
収録アルバム:『True』
ラルクの名前が売れたきっかけとなったアルバムの中で、最も人気のある曲。未だにファン人気上位の色褪せない曲です。
切ない歌詞を叫ぶように歌うギャップが好きです。

・Sell my Soul / いばらの涙
収録アルバム:『ray』
同じタイミングで同時に作られた、本人曰く「双子曲」。パッと聴きは双子曲とは思えないが、ファンに聞いても「どちらか片方だけ好き」という人に会ったことがないほど、両方とも好きな率がめちゃくちゃ高い2曲です。
Sell my Soulはミディアムバラード。ベースラインのうねりが好き。
いばらの涙は本人もギターを激しくかき鳴らすミディアムテンポのダークロック。ドラムとギターソロがめちゃくちゃカッコいいです。

・XXX
収録アルバム:『BUTTERFLY』
最近のhydeのこだわりが詰まったR&B調のミディアムナンバー。制作期間はなんと5ヶ月を超えたという力作。
妖しい雰囲気の漂うセクシーな曲。ストリングスも良い味出してます。
hydeの歌う姿が妖艶過ぎて、ライブではイントロが流れると女性ファンから悲鳴に近い歓声が湧きます。


<ken>
ギタリスト。プレイではカッティングとアルペジオを得意とする。作曲数はメンバー最多で、ラルクサウンドの屋台骨を支える。
風景や感覚からインスピレーションを得る芸術家肌。楽曲の作風は実に多彩。
ライブのMCでは下ネタ連発、たまに唐突にTwitterでファンと交流し出すなど、パーソナルは割とおちゃめ。

・Lies and Truth
収録アルバム:『True』
私がラルクで一番好きな曲です。
ギターのカッティングとベースラインが心地良い。バックのストリングスのメロディが曲の雰囲気を一層際立たせてて好き。
ぜひアルバム収録バージョンの「Lies and Truth("True" Mix)」でお聴きください!

・fate
収録アルバム:『HEART』
ラルク中期の代表的なダークロック。一アルバム曲ながらファン人気は高い。
個人的にはこのテイストがken曲の真骨頂だと思ってます。

・叙情詩
収録アルバム:『AWAKE』
重厚で壮大なバラード。ギターサウンドが芸術的な曲です。
PVがオススメです。絵画作品の世界に迷い込んだメンバーというコンセプトで、とても綺麗です。

・MY HEART DRAWS A DREAM
収録アルバム:『KISS』
爽やかなメロディラインと伸びやかなサビが特徴的な曲。
当時、本人が「新たな境地を開拓できた」と自画自賛しており、他メンバーも絶賛している。


<tetsuya> 
ベーシスト。ラルクの創始者にしてリーダー。プレイヤーとしての特色は、スライドを多用したメロディアスなベースライン。
商業主義で、インディーズの頃から「いかにして売れるか」を第一に考えながら活動してきた。
その姿勢は作曲にも反映されており、明るくてポップで聴きやすい万人受けを狙ったシングル曲が非常に多い。
その一方でバランス感覚にも優れているため、アルバム収録曲ではバラードやダークめの曲をぶっ込んできたりする。
おそらく、本人の中では全て計算づくと思われる。

Blame
収録アルバム:『Tierra』
初期tetsuyaで一番好きな曲。
妖しい雰囲気とメロディアスなベースがイカしてます。

・Driver's High
収録アルバム:『ark』
ザ・tetsuyaポップの真骨頂。
疾走感と明るい曲調、スライドを多用したベースと、とにかくtetsuyaらしさが詰まった曲。
ドライブ中に聴きたいラルク曲ぶっちぎりのトップです。

・What is love
収録アルバム:『ark』
tetsuyaバラード。シングルの『Pieces』や『瞳の住人』の方がファン人気は高いが、個人的にはこの曲の方が好き。
Bメロでリズムパターンが変わるところとかセンスあるなーと思います。

・砂時計
収録アルバム:『KISS』
メロディラインがめちゃめちゃ好きなバラード。メロディとあいまったギターのカッティングがまた切ない感じです。
曲の構成としては繰り返しなので、ちょっと退屈かもですが…。


<yukihiro> 
ドラマー。1998年に途中加入。
タイトで正確な、細かい手数を用いたフレーズとフィルインが特徴。作曲では打ち込み要素が強い。
性格は超ストイック。趣味があまりなく、ラルク活動休止中もずっと家でドラムを叩いていたという。
ライブで一言も発さず一心不乱に叩く姿は、まるでアンドロイド。

・Cradle
収録アルバム:『ark』
ラルクっぽくないバラード、というか睡眠導入曲(笑)
DJミックスの要素もあり、加入早々独自の味を出してラルク音楽の幅を広げた1曲。

・spiral
収録アルバム:『KISS』
ラルクにしては珍しいダンスナンバー。ドラムパターンがとても緻密でyukihiroらしい曲。
これもラルクの幅を広げた一曲だと思います。

・DRINK IT DOWN
収録アルバム:『BUTTERFLY』
yukihiroの代表的なゴリゴリハードダークロック。
本人が大好きなゲームの新作のタイアップ曲としてシングル化が決まったので、「めちゃめちゃ気合を入れて作った」という。冷静でストイックなyukihiroには珍しく、迸る情熱が伝わってきます。

・shade of season
収録アルバム:『BUTTERFLY』
ダークな雰囲気のミディアムナンバー。
低音と高音を織り混ぜたメロディがhydeの歌声と相まってとても妖艶です。
ドラムパターンも随所にらしさが出ています。


それぞれの特徴が表れた4曲に絞るのがかなり難しかったですが、普段言語化することがなかったのでとても楽しい作業でした。
もちろん上記で挙げた曲以外にも良い曲はたくさんありますし、「この曲が好きならこれもどうですか?」という提案もできますので、お気軽にどうぞ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?