STGをやろう

STGとはシューティングゲームの略であり、ここでいうSTGは強制スクロール型の平面的なゲームを指す。FPSはSTGかとか、メタルスラッグは何?というツッコミは勘弁して。

なぜSTGをやらなければならないか

かっこいいから。

STGは言うまでもなくプレーヤーが成長していくゲームである。1playが独立していて、次のプレイに何も(多くの場合はクリア状況でさえも)引き継がれず、ひたすらプレーヤーが経験値を貯めるだけのストイックなゲームである。それをクリアするということは黙々とやりこんでそれだけの修練を積んだということ。そんなゲームであるからこそ、コンティニューせずにクリアしたというだけでなんとなくかっこいい。そりゃサッカーできるほうがかっこいいけどゲームが上手いのもそこそこかっこよくない?

STGって難しいんじゃないの?

難しいが無茶ではない。

STGには難しいというイメージがあるし、実際難しい。しかし、頭おかしいくらい難しいのは一部だけで、ほとんどはちゃんと人間にもクリアできるように調整されている。激ムズなゲームとか二周目とかはシビアだけど、それだけみて尻込みしないでほしい。
とはいってもやっぱり一周目をクリアするだけでもそれなりには難しいので気長にやろう。

どうやってプレイするの?

ゲーセンに行く。家庭用移植もあるよ。

STGのプレイヤーには極端なほどにアーケード志向が強い。というより初見では7分プレイさせないぞみたいゲームバランスが好きだったり、自分のプレイを見せつけたかったりする。なのでせっかくならゲーセンで遊んでほしいのだが、入りにくかったり、人がいっぱいいたり、そもそも近くのゲーセンにアーケードゲームがなかったりするので、そういうときは家庭用ゲーム機で遊ぼう。XBOX360やPS4に多く移植されているが、最近はsteamやスマホに移植されるタイトルもあるのでそれでもいいだろう。もちろん移植じゃないオリジナルタイトルでもいい。Blue Revolverとかね。

おすすめのタイトルは?

虫姫さまふたり

僕が初めてクリアした記念すべきタイトルだ。オリジナル、マニアック、ウルトラの3つのモードに分かれていて、それぞれ弾速速い系、弾幕系、人間やめました系という触れ込みだが、マニアックはオリジナルより露骨に難しいのでとりあえずオリジナルをやろう。ブラックレーベルとかついているやつは調整されて難易度が低くなっているので迷わずやろう。
切り返し練習ゲームと揶揄される(誰によって?)くらい自機狙いの弾が多く、避けきったときの爽快感はひとしお。
ただ家庭用移植がXBOX360なのでプレイする環境には難があるかも。

怒首領蜂大往生

めっちゃ難しくて有名なゲームだが、一周目の難易度はさほどでもない。怒首領蜂と同じくらいだと思う。ボス戦がどれもキツいが、ステージはパターンがものをいう場面が多くて、成長を感じやすい。ボムを持ったまま死ぬ抱え落ちのリスクが他のシリーズと比べて低いのである意味初心者向けなのかもしれない。
家庭用移植はPS2とXBOX360版があり、PS2版は非常に評価が高いが、いまプレイする環境を整えるのはやっぱり難しいかも。

バトルガレッガ

ストイックなプレイを強制されるらしいゲーム。これもめっちゃ難しいと言われるが、無茶なプレイをしなければ常識の範囲内の難易度だと思う。問題は何も知らないと無茶なプレイをしてしまうことだ。オプションは控えめにアイテムを取りすぎないようにしよう。こう書くとただ窮屈なゲームと思われるかもしれないがそうではない。あちこちに点数稼ぎポイントがあり、どれを抑えていこうかと考えるのが非常に楽しい。100万点ごとに残機が増え、稼ぎがクリアに直結するのもモチベーションを上げてくれる。
家庭用移植はセガサターンとPS4版がある。よほどのことがなければPS4版を買うのがいいだろう。

なんか弾幕系っぽいのばっかりになってしまったが自分がそういう世代なので許してほしい。

何が言いたかったのか

STG上手い人かっこいいよね。イメージよりも難しくないからみんなやろうね。

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