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神戸みやげ菓子「OROGINE KOBE」誕生秘話

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「パティスリーの街 神戸」の魅力をさらに高めたい!という同じ想いから、神戸を代表するパティシエ7名で発足した「ORIGINE KOBE」。
2017年6月にはさらに1名が新加入し、現在は8名のパティシエにより、ますます活動のフィールドを広げています。

2015年4月の発足以来、2年間4シーズンに渡り、共通の3素材をテーマに各シェフが限定プティガトーを作る「パティスリーコレクション」を展開してきました。

でも実は発足当初から、神戸を代表する「神戸みやげ」となるお菓子を作りたい!と考え、水面下で着々と準備が進められていたのです。

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そしていよいよ2017年3月1日、満を持して、各シェフが同じレシピを共有して作るお土産スイーツ『ORIGINE KOBE』の販売がスタートしました!

神戸のスイーツブランドをより活性化するために、『神戸』という街を代表するお土産菓子を作ろう!と1年以上に渡り試作を繰り返してきたスイーツです。

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フランスでは、その地方の特産品を活かした共通レシピのお土産菓子が存在する地方があるという話からヒントを得て、神戸でも作れないかということになり、神戸にゆかりのある素材をピックアップ。

まずは各シェフが自由に作ってみることからスタートし、全員で試食を重ね、素材、構成を決定。

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共通レシピに基づいて全員で試作をし、現在の形が完成しました。

普段は他店との差別化を図ろうとするシェフの皆さんですが、今回は互いが自分の持つアイデアを存分に発揮し合うことで、7名のアイデアが凝縮した最強の共通レシピを作成。

機械で大量生産されるものではなく、職人の「手作り」でしか作りだせない味わいにこだわり、素材も神戸にゆかりのある「コーヒー」「チョコレート」「レーズン」「アーモンド」などを使用しています。

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パートシュクレの土台に、ソーテルヌ漬けのレーズンをアクセントにしたコーヒー風味のブラウニー、サクッ、しっとりと食感のコントラストが楽しいダックワーズの3層構造。
ラムレーズンよりもちょっと上品な芳香のソーテルヌレーズンを使うところが、オシャレな神戸流。

さらに重厚なブラウニーに、フランス菓子を作るうえで大切なメレンゲを使ったダックワーズをオシャレに絞ることで、ダブルの美味しさを堪能することができます。

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アメリカ菓子のブラウニーというと、しっかりと甘く濃厚なイメージですが、こちらはブラウニーに異なる食感のダックワーズを合わせることでより軽やかに、そしてソーテルヌレーズンの透明感のある香りを合わせることでより華やかなフランス菓子へと昇華されています。

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さらに、こだわりにこだわりぬいたパッケージにも注目!

実は、本体のお菓子に関しての共通レシピは割とすぐに落とし込めたのですが、パッケージに関する会議が何度も開かれ、回を重ねるたびにバージョUPし、まさに神戸のお土産スイーツにふさわしい、模様と色調がとてもエレガントで美しく、今までにはないスタイルのパッと目を魅くオシャレなパッケージに仕上げられたのです。
ショコラのパッケージからインスパイアされたというのも、パティシエの皆さんらしい発想ですよね。

直径14cmのプティアントルメサイズなので、自分へのご褒美に、ご家族への手土産に、そして遠方に行かれる際の神戸みやげにと様々なシーンに活躍。
コーヒーや紅茶はもちろん、お酒にも合う大人テイストの本格派お土産スイーツです。

“職人がひとつひとつ手作りする神戸みやげ”としてこの『ORIGINE KOBE』が認知され、神戸の魅力の発信源となることを切に願っています!