見出し画像

顧客導線は世界観を大切に

こんにちは。

株式会社Origin.の川﨑です。

商品を売るには何が必要ですか?

と聞かれたら、「導線」と答えます。

もちろんセールススキルやコンテンツクオリティなど大切なことは山ほどありますが、それらはそれぞれの部分的なものです。

導線はお客様に商品を購入してもらう為の全体の流れになるので、僕はそれを推します。

本日はその流れ、顧客導線についてお話をしていきたいと思います。

顧客導線とは?


まず簡単に顧客導線についてお話をしていきます。

顧客導線とは、お客様に商品を購入してもらうまでの道筋の事です。

良い商品があれば売れるのでは?と考える方もいるかもしれませんが、購入してもらう為には

商品を

知ってもらう→理解してもらう→欲しいと思ってもらう→買う

という流れをつくらなければいけません。

知ってもらう為にSNSやLPを、理解してもらう為にHPや資料を、欲しいと思ってもらう為に営業スキルを、とそれぞれ役割があるのですが、それらを全体的に見たのが顧客導線になります。

顧客導線は世界観が大切


顧客導線は主に

フロントエンド・ミドルエンド・バックエンド

で構成(今回はそれぞれの説明は省きます)されますが、これらはすべて繋がっている方が良いです。

例えば、パーソナルトレーナーなら

フロント=ダイエット情報に特化した公式LINE

ミドル=トレーニング体験会

バック=パーソナルトレーニング→サプリやプロテインの定期購入

の様な感じで、最初から最後までダイエットに関する流れを作った方が顧客視点でも分かりやすく、運営する側も思考と発信が分散しなくて済むのでより専門性を高めやすくなります。

弊社であれば、フロントエンドからバックエンドまでwell-beingで統一されています。

自分は何の専門家か知ってもらい、どんな事を伝えたくて、深く関わると何を得られるのかを明確にして顧客の成長と共に進めていくのが顧客導線です。


わざわざ騙すような真似をする必要はない


この顧客導線を間違えているのが、

とりあえず人を集める→実はこれ売ってます

の流れです。

一昔前であれば

合コン→アポイント→クロージング

みたいな感じ。

業界を絞れば、

クラブに誘う→なぜか成功者(と紹介される人)現る→勉強会に誘われる

的な古いやり方もいまだにありますよね。

もちろん分かりやい例なので、これは当然ブラインド勧誘と言われるものですが、全然違う情報や状況から開けてびっくりバックエンドまで誘導されるケースも多くあります。

その中でも僕が絶対にNGと思っているのが

スピリチュアル×金融

事業内容が不明な成功者×成功哲学

金持ちアピール×金融

です。

これらって俗に言う「情報弱者」をターゲットにしているケースが多いので

なんかよく分からないけど関わりを持つ

なんかよく分からないけど勧められるがまま軽い提案を受ける

やたらと激しいクロージングを受ける

の流れで詳細を理解しないまま損をします。

基本導線がチグハグなものは買うところまでいかないのですが、それでも買う人を狙っているので注意しましょう。

また、そんなややこしく人を騙すような事をやらなくても商売は成り立つので、それを実践してしまってる人は今一度導線を改めましょう。

頭の先から爪の先まで世界観を統一する


「『買わせてください』と言わせるビジネスを」

のようなyoutube広告を見たことありませんか?
それが導線です。

よくSNSなどで「成功者の振る舞い」をして最終的には何かしらのクロージングするみたいな流れを汲んでいる人がいますが、そもそも成功者の振る舞いなどせずとも成功者は一般的に見て何で成功した人なのかハッキリとわかるものです。

そんな人たちが哲学は語れど、自分を抽象的に表現するということはしません。

まずはお客様と触れ合って自分を表現するSNSや名刺などに自分が何者であって、どんな商売・情報を持っているのか、関わる人にどんなメリット(商品)を提供できるのかを明確にしましょう。

SNSで情報発信することも、バックエンド以外の活動も、商売をしていることもすべて顧客導線を見るだけで分かるくらい、導線の頭の先から爪の先まで一色にしていきましょう。

まだまだそれぞれの部分で詳細に話をしていきたいことはありますが、それはまた次回以降に。

何かの為になれば幸いです。

では、また


川﨑
株式会社Origin. / 適正力学士 / wealth dynamics有資格者
コミュニティビジネスを中心とした会社を運営。コミュニティマーケティングや
統計学を用いたセミナーや研修を担当。自己理解や他者理解が人間関係においてのwell-beingを実現すると考え、セミナーや研修をしている。
https://origin-inc.studio.site

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?