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5万人待ちの大人気スマホ

こんにちは!
株式会社Origin.の奥平です。

今回はビジネスのお勉強、マーケティングの話になります。

自分で稼いでいきたい人は読んでもらえたらと思います。



最近大人気で5万人待ちが出ているスマホの存在を知っていますか?

知らない人がほとんどだと思いますので、一体どんなスマホか考えてみましょう。

カメラ機能が更にアップ?
画質や音質がヤバイ?
爆速で処理できる?

など思い浮かんだかと思いますが、この大人気スマホは

何もできないスマホ

なんです。

電話帳に登録できるのは9人
テキストメッセージのみ
時計、目覚ましのみ

ほぼ使えないスマホなんです。

この「何もできないスマホ」からマーケティングに繋げて考えていきます。

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① 物と情報が溢れている時代


スマホもそうだし、家電などでも現代の商品は高機能になっています。

もはやこれ以上付けれる機能がないくらいで、あまり要らない機能を

付けていっている状態です。

例えば冷蔵庫の中身がスマホで見れます、みたいな機能。

確かに買い物の時にあれば便利っちゃ便利かもですが、日頃料理する人は

冷蔵庫の中身把握してるし、冷蔵庫の中身に無関心な人のはそもそもニーズ

がないわけです。

この冷蔵庫のような商品は需要と供給のミスマッチなわけです。

今回のスマホは逆に「機能をそぎ落とした」わけですが、そこにニーズが

あるの分かりますか?

スマホ1台でなんでもできるけど、その機能を使いこなしている人は

ほとんどいないはずです。

全機能のうち5%くらいしか使えていないのではないでしょうか?


95%は使わないんだから、必要な5%だけの機能で良くない?

という発想から生まれたのが今回のスマホです。

またアメリカではデジタルデトックスの研究が進んでいて、スマホが

机の上にあるだけで人間のストレス値が上がることが証明されています。


今回はスマホを例にしていますが、便利なものを簡素化するということに

ビジネスのヒントがたくさんあるように感じます。

かの有名な「片付けメソッド」もそうですね。物が豊かになった現代で

「物を捨てる」という価値を作り出し大きく成功したビジネス例です。


分かりやすい
簡単
単純

このようなワードがキーになってくるのではないでしょうか?

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② 「お客様に聞け」は間違い


ビジネス塾や起業塾などで

「お客様に聞きなさい」

と教えていることが多いです。

これはどんなサービスや商品があったら嬉しいかお客様に聞くのが

正確だという考え方からきているものですが、これは間違っています。


お客様が「欲しい」と思っている商品やサービスは「自分で探すことができる」ので新しく作るものではないんです。

お客様が欲しいと思っている→顕在意識

お客様が欲しいと気付いていない→潜在意識

潜在意識に刺さる商品やサービスを考えていく必要があるわけです。

(これはカウンセリングやコーチング、コンサルティングでも必要なスキルになってきます)

今回のスマホの例だと

「どんなスマホが欲しいですか?」という質問に

「何もできないスマホがほしい」と答える人はほとんどいないのです。

つまり「お客様に聞いても欲しいものが出てこない」状態です。


潜在意識の中にも「全く考えてなかった」こともあれば「薄々自分でもそう思っていたがハッキリしてなかった」こともあります。

その潜在意識を顕在意識に変えてあげることが様々なビジネスのポイントなので覚えておきましょう。


今回は以上です。
ビジネスに取り組んでいる人に少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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