見出し画像

無料の是か否

こんにちは。

株式会社Origin.の川﨑です。

弊社では自分の商品を持ち、導線等をつくることをお勧めしています。

商品を売るだけでも簡単じゃないのに

「自分の商品を売る」

となると様々な困難や葛藤があります。

しかし、それをやる価値は大いにあります。

別のブログでお話ししているので、ぜひそちらを見てもらえたらと思うのですが、本日はその商品を売る際にどうしても「お金を頂く自信がない」と悩んでいる人への内容をお話ししていけたらと思います。

「無料」が起こすデメリット


どうしても自分の商品やサービスに自信が持てないと「まずは無料で」となりがちだと思うのですが、無料や利益を取らないことにはデメリットが多くあります。

そもそもその商品を作るのにお金や時間の投資をしています。

その対価を得られないというのはマイナスに匹敵するという事です。

また、商品の品質やサービスを維持する為には経費が掛かりますし、お金はモチベーションにも影響します。

更に、無料だった商品が有料に変更された際には適正価格だったとしても値段にネガティブになる人もいるでしょう。

確かに経験値を積んだり、自信を持つ為の期間としてすべてが悪いというわけではありませんが、個人的な意見としては無料や利益がない商品・サービス提供はお勧めできません。

戦略的な無料・利益0


とはいえ、戦略的に利益を取らないことは賛成です。

例えば、顧客導線上でフロントエンドと言われるお客様の数が欲しい位置付けでのサービスではできる限り商品やサービスに触れてもらう機会を増やしたいので、価格のハードルを下げるという意味で利益を取らない提供の仕方をすることは良いと思います。

後に利益を得る為の戦略的なアプローチは誰も損をする事は無いので良いでしょう。

一般的な拡散系SNSなんかはまさに代表的な無料アプローチですよね。

それらを活用することは大賛成です。


自信が持てないのであれば・・・


しかし、いつまで経っても本来希望する価格で売れないのでは長期的なビジネスの展開はできません。

もし、なかなか自信が持てずにアプローチができないという場合は

・商品のつくり込み

・セールススキルを向上させる

・市場をいま一度見直す

などをしてみましょう。

お客様も価値あるものを無料で提供してもらてるなんて思っていません。

価値あるものには対価を支払うことは当然の様に分かっています。

ただ、求められているのは価値に対してそれ以上の対価を求めていることは間違いありません。

誰でも

「このサービスでこの値段なら安いよね」

を求めてますよね?

こういったアプローチができれば、長期的にお客様と関わる事ができるので、自分の商品に確かな内容と自信を持てるまで突き詰め、アプローチしていく事を心掛けましょう。

消費者の立場としても気をつけること


そして、どんな商売人でも私生活では消費者です。

ここで気をつけなければいけないのが「タダほど恐いものはない」という事です。

例えば、今YouTube広告などで流れてくる「全身脱毛無料キャンペーン」みたいな話は、本当に無料で通わせてくれると思いますか?

残念ながら、そうはいかないでしょう。

また、お金の知識を無料で教えてくれるみたいなサービスもその後に必ずバックエンド商品が待っているでしょう。

考えてもみてください。

無料でサービスをしてくれるその人はどうやってお金を得ていると思いますか?

YouTubeなど消費者へ無料でアプローチしているものは広告主からの収益を得ているのです。

では、広告主もない事業者はどうやって利益を得ているのでしょうか?

他に事業をしていると言っていますか?

莫大な資産を持っていると言っていますか?

今の時代、情報はどこからでも取れます。

仮に事業で成功しているのであればweb検索すれば簡単に会社や実績が出てきます。

資産を持っていると言っているのであれば、ちゃんと見せて貰いましょう。そして、納税額等を聞いてみましょう。
※基本的には資産を保有していても公開するメリットはないので、それを昨日今日会った人やセミナー等で話ししている人には注意しましょう。

無料ならばと安易に考えて、後々後悔する事が起こらないよう消費者としても価値に対する考え方はしっかりと持っておきたいですね。

何か為になりましたら幸いです。

では、また。

川﨑
株式会社Origin. / 適正力学士 / wealth dynamics有資格者コミュニティビジネスを中心とした会社を運営。コミュニティマーケティングや統計学を用いたセミナーや研修を担当。自己理解や他者理解が人間関係においてのwell-beingを実現すると考え、セミナーや研修をしている。
https://origin-inc.studio.site

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?