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自分がブランドになる

 30数年前、仕事を始めようと思った時、
まず、何をしただろうか⁉︎と振り返ってみた。

 その当時の私は、生後10ヶ月の娘と月給10万円のサラリーマンの主人と家賃9800円の市営住宅に住んでいた。
 私は高校を卒業後、結婚するまで一般事務職の経験しかなく、生後10ヶ月の子供がいて、働ける場所はなかなかなかった。
 あるご縁をいただき、自分で仕事を始める事になったが、取り扱う商品の良さは実感しているものの、商品の良さだけでは売り上げに繋がらないと思った。

  まずは私に興味を持ってもらう事
第一印象、見た目、外見から変えようと思った

    美容室に行き髪型を変えた。
    メイクアップを変えた。
    洋服を変えた。
    靴を変えた。


そして次に取り組んだのは、新聞を隅から隅まで読み、本をたくさん読んだ。
政治、経済、事件、ゴシップ記事、コマーシャル、芸能、etc,
相手がどんな事に興味関心があるか分からないので、どんな話しにも対応出来るように新しい情報を常に仕入れるようにした。

ゴミ出しに行く時も油断は禁物だ。

派手な装いやメイクはではなく、清楚で知的そうに見える装いとメイクを心がけた。

仕事を始めた事も言わず、商品の宣伝もしなかったが、自然と周りから声をかけられるようになった。
「どこの美容室に行ってるの⁉︎」
「その洋服はどこで買ったの?」

興味関心を持ってもらい、井戸端会議の中で私の事が話題にあがるようになり第一号のお客様と出会うことに繋がった。

今でもだが、お客様と色々なお話しはするが、9割は雑談で後の1割程しか商品の話しはしない。話すか話さないかという感じだが、なぜか、お客様は勝手に商品を選んで帰って行く。

30年前も現在も常に心がけて努力している事は
    商品を売る事ではなく
    私のファンをつくること
       その為に
      どこにもない
     誰も真似できない
    自分がブランドになること

それが結果として売り上げに繋がり現在がある

#note     #仕事について語ろう 
#自分がブランドになる

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