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インド ニューデリーでMapillaryのデータが少ないことが不思議だった
2023年9月に2週間ほどインド(ニューデリー)に行っていました。初めてのインドということもあり、その交通量と人の多さに圧倒されていました。
筆者は新しい土地を訪れた際は必ずMapillaryで街の様子を撮影します。
Mapillaryとは市民参加型で作られるストリートビューサービスです。
参照: 「Mapillaryというツール」Ayame.O
ストリートビューというと、グーグルマップ ス
ホイコーローと衛星画像
あなたがホイコーローを食べたいと感じるとき、それは衛星画像解析の術中にハマっているのかもしれません。
近年、オープンデータとして数多くの衛星画像が公開されています。
アメリカのUSGS/NASAが公開するLandsatやヨーロッパの宇宙開発/宇宙科学研究機関ESAが公開するSentinelなど多くの衛星画像が無料で誰でも閲覧できるようになりました。
衛星画像は広い地域を詳細に記録しており、そ
大学院の1年間を振り返って
東京大学大学院に入学して約1年が経ちました。
東大の環境に揉まれながら、楽しくも厳しい1年間を過ごしました。
新年度を迎える前に、修士課程1年の振り返りを書いていこうと思います。
1.大学院に入ってやっぱりよかった。正直なところ、学部を卒業して就職するか院進学するかをぎりぎりまで悩んでいました。
自身の周りには、院進学する学生はおらず就職することが一般的と考えれている環境のなかで、自身だけ院
日本の学生がOSM / HOT コミュニティでどのようなアクションを起こすべきか
##想定する読者これからOpenStreetMap(OSM) / Humanitarian OpenStreetMap Team(HOT)に関わっていきたい or すでに関わっている学生に読んで欲しいと思い執筆しました。
##なぜ書こうと思ったのか私は2019年にOSMとHOTの存在を知り、そこから地図の世界に入っていきました。
2021年にはState of the Map Oceaniaで
大学院に進学して感じたこと
東京大学 学際情報学府 修士課程1年の平澤彰悟です。地理空間情報をテーマに大学院で研究しています。
2022年4月に入学をして、早いもので大学院生活も1年過ぎようとしています。
大学院生として感じた、学部の時との違いや気づきを中心に書いていこうと思います。
院進学してよかったのか?これは迷いなく進学してよかったと言えます。
その理由は2点あります。
## 1.グローバルの物差しを手に入れる
世界中の住所を3単語で表現する
世界中を3m四方の正方形で区分けして住所を作る『what3words』をご存知でしょうか?
世界には住所がなかったり、設定されていない地域が存在します。
広い公園の一角であったり、山奥の特定の場所など既存の住所体系では表しきれない場所が数多く存在します。
what3wordsは世界中を3m四方の正方形 57兆個に区分けします。各正方形には3つの単語が振り分けられます。
東京駅の中心に位置し
【ランチ探し】 Googleマップはもう古い?
Googleの調査によると若者(18〜24歳)の約40%は昼食の場所を探しているとき、Googleマップや検索を利用しないという結果がでました。
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では、若者はどうやってランチを探しているのかと言うとInstagramやTikTokを使っています。
ランチ探しだけではなく、商品検索も全体の55%はAmazonからの検索で始まっている結果もでています。
若者をはじめ、Googl