あめのひのすごしかた
旅行の日が雨だと、濡れるし、傘持たないといけないし、靴もビチョビチョになりそうだし…と心配事が多くなる…というか、そう、憂鬱になる。それでも当然のごとく雨は降る。降る時は降るのだ。ということで、雨の日のおすすめスポットを上げておきますよ〜!
長野市立図書館
最近の流れの新しい図書館、というわけではなく、昔ながらの懐かしい感じの図書館。飯室は階段で2階に上がってすぐの長野の歴史や昔の写真などを扱う本棚やその裏側あたりの "本" や "図書館" についての棚をよく見ます。日常のなかではあまり図書館に足を運ばない方も多いと思いますが、旅を機会に行ってみるのも良いと思います。
長野松竹相生座・長野ロキシー1・2
明治25年(1892年)に現在地に芝居小屋「千歳座」として建てられ、30年(1897年)に活動写真を初上映したのが歴史の始まり。アーケードのある権堂商店街の一角にあるので、鑑賞前後は商店街をうろうろするのもおすすめ。
書肆 朝陽館
創業150年の老舗書店が、喫茶もできる書店に生まれ変わりました。ベストセラー本というよりも、新しい世界の扉を開けられるような本が並んでいます。旅先で書籍を購入し、コーヒー飲みながらゆっくりと読書。窓の外は長野市の目抜き通りなので、行き交う人たちを観察するのも旅らしいかもしれません。
長野県立美術館
2021年に建て替えられた、唯一の長野県立の美術館。無料では入れるエリアも充実していて、屋上広場「風テラス」や中庭には「水辺テラス」のほかに、交流スペースで映像が見られたり、小さいながらにアートライブラリーも。カフェでソフトクリーム、というのもおすすめです。
小川の庄 大門店
ザ・日本の田舎!という感じの囲炉裏横ではおばちゃんが薄く伸ばした皮で具を包み、おじいちゃんが囲炉裏の上でくるくるとおやきを返し、五徳におやきを乗せてゆく。その光景をみているだけでも美味しいのだが、事前決予約すれば、おやき作りを体験できるんです。
銭湯・亀の湯
外観は洋館、入り口から男女別。入る前に耳を澄ませば、今や暗渠だが地面の下には川が流れている音がする。亀の湯は創業100年を超える老舗中の老舗銭湯。地下にはサウナもある。数年前までは内壁画がくじらだったように記憶している(いや、イルカだったかもしれない)。その後、絵が変わり、今は富士山(だったと思う)。開業時間前には近所のおじちゃんたちが風呂桶片手に扉が開くのを待っている。
そのほかにも、周辺には小さな喫茶店やギャラリー、古本屋も多いし、もちろん1166バックパッカーズのラウンジでゆっくり過ごすのも吉。そして、1166バックパッカーズには貸し出し用のビニール傘や靴の乾燥機もあり、濡れて帰ってきてしまってもスタッフがササっとタオルをお渡ししています。雨の日もどうぞ、楽しいご旅行を。
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