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災害による影響

 元日にあった能登半島地震。半月経った今もなお寒い避難所で雑魚寝してるる映像を見ると胸が痛み、そんな状況のなか医療従事者が巡回したり、旅館が二次避難を受け入れたり、炊き出しが行われているのをみると少しほっとしたり、一方で自分は何もしていないなとぼーっと考えたり。いろんな気持ちが渦巻きます。もしかしたら多くの皆さんが同じような気持ちで見守っているのかもしれませんね。
 まずは1166バックパッカーズでは月末にの月の売上に応じた募金、個人でも同じようにまずは募金、と考えています。被災された皆さんが、1日でも早く安心して暮らせる状況に近づけること願います。

1166バックパッカーズで体験した災害を振り返る

 振り返ると1166バックパッカーズが営業に影響を受けたのは2011年3月の東日本大震災(とその翌朝の栄村の地震)。開業半年足らずのことでした。2014年に起こった白馬を中心とした長野県神城断層地震は長野市でもかなり大きく揺れましたが、旅行者への影響はなく(なさすぎてちょっと驚きもしました)。その後しばらくは宿の営業に大きく影響する災害は幸いありませんでしたが、2019年10月に台風19号による千曲川の決壊。落ち着く間も無く2020年年明けから始まり2023年いっぱいまでコロナ禍。そして2024年元日の能登半島地震。

東日本大震災の直後にきた海外勢がメッセージを残してくれたり

能登半島地震による現時点での影響

 正直、今回の地震はそこまで影響は考えていなかったのですが、考えがちょっと甘かったのかもしれません。特にコロナ明けの今は海外勢の宿泊が全体の70%くらいまで増加しており、その多くが金沢に抜けてゆくルートを取っていたので、そこの層がごっそり抜けた感じがあります。冬はもともと海外勢で繁忙するシーズンなんですが、今はコロナ禍のような予約状況です(地震の影響だと言い切れない部分もありますが)。

東日本大震災のあとに泊まりにきてくれた海外ゲストのノートは埃を被りつつも今も壁に

これからのこと

 そうは言っても、こうして健康にスタッフが揃って出勤できるわけなので、コロナ禍同様に、今できることを考えてやればいいだけのこと。あのコロナ禍を乗り越えたわけですし、なんだって乗り越えられる。コロナに比べれば長野市での影響は一時的なのものだとも思います。健康に感謝して、経済回して、被災地のことを想い、できる範囲での募金をして、明日は我が身なので防災もして行こうと思います。


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