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としまえん跡地に「ハリー・ポッター」の世界を体験できる施設 着工

 小説や映画が人気の「ハリー・ポッター」の世界を体験できる施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ ハリー・ポッター」(以下、「スタジオツアー東京」)の建設が、2020年8月31日をもって閉園した東京・練馬区の遊園地「としまえん」の跡地で、このほど始まったことが17日、明らかになりました。2023年前半のオープンを目指しています。

 これに先立ち、5月13日には、これからの工事の安全と繁栄を祈願した起工式が行われ、感染防止対策として関係者のみが出席しました。

 ドローンで撮影された映像では、「としまえん」のアトラクションやプールが跡形もなく、すっかり更地になっていて、「仕事早いな…」と少しさみしい気分になりました(隣の豊島区に住んでいて、子どもの頃から高校生くらいまで、わりとよく遊びに行っていたので)。

 ですが、「スタジオツアー東京」への期待も高まっています。ロンドンにある「メイキング・オブ ハリー・ポッター」に次ぐ、世界で2番目となるハリー・ポッターのスタジオツアー施設。約3万平方メートルの広さに、大きな映画撮影スタジオ型の建物のほか、屋外にも家のセットが建つ予定とのこと。

 来場者が歩いて回れる体験型エンターテイメント施設で、映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの印象的なシーンセットなどを見ることができます。“魔法ワールド”に触れるだけでなく、映画の舞台裏の秘密を学べる、というところで、USJの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」とは差別化されるようです。

 スタジオツアーの正面入り口前には、来場者や地域住民がくつろげる広場を作る計画もあり、ワーナーブラザースは「周辺環境に配慮して事業を進め、産業や雇用の創出とともに、この地域の美しい緑地も守っていくことにも優先的に対応していく」とコメントしています。


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