ダンサー目線でみたうたプリ その2

書きたいことを書いている、このnote。
「ダンサー目線でみたうたプリ」なんて、誰も読まないかも?なんて思っていたんですが、地味に閲覧数が増えてる。
記事として…面白いです?
でもまあ「スキ」をもらうためのこの場所ではないので、第2弾をいってみます!

まあ、そんなこんなで「1000%すごい!」って思っていまして、TV2期の2000%もそれを踏襲していました(と思う。見返してないから)

そして3期「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ」ですが、当時の正直な感想は「あー。やっちゃったかー!」でした。

CGにいきました、CGに。

もちろん、動画作れない私には言う権利も資格もありませんが、悪いけど下手。
うん、スタッフさん頑張ったんだよね、うんうん。それは認める。
でもさ「下手だわ」と。

今になって思えば、これは「王国は1日にしてならず」…王国への伏線だったわけですが、もう当時は、ね(汗

でも逆に、そこからの王国のクオリティですよ!
私はイベントとか行っていない、いわゆる「王国生まれ」のうた☆プリファンにちかいので、3期からの飛躍的なCGクオリティの成長幅に驚愕したんです。
後になって「雪月花」も見ましたけど、ここからもさらにクオリティ上がってますよね?

まず感動したのは、CGとアニメの差が少ないこと。
CGの動きが滑らかなのはもちろんですけれど、私はillustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトを使っている分、視力とは別のレヴェルで目がいい様なんですね。
時々Twitterなんかでみかける「92%がパスできません!イエロー限定テスト」とか「色の見え方で、あなたの年齢がわかっちゃうクイズ」とか、だいたいできます(科学的根拠は忘れてください)
17インチモニターで1ピクセルの塗り間違いをみつけるような作業もやっていたので、その賜物でしょうかね?
なので、アニメとCGの差が大きいと違和感感じたり、フルCGは作られすぎた不自然さに違和感を感じてしまってのめり込めなかったりするんですけど、その感覚がほぼほぼない。

さらに、TV1期の時は手書きでやっていたけれども、髪型や衣装といった細部を変えるだけコピーをしているのじゃないのと同じ要領で、7人のダンサーを用意してCGを作ったところ。
7人分のギャラを払うわけですし、コストもかかると思います。
コピーするのと7人分モーションキャプチャーするのと、どっちが大変なのかはわかりませんけれど、そこがやはりキャラクターの個性となっているので「頑張ってくれてありがとう」とむせび泣く。

メルカリあたりで手に入れたホログラムカード…これに、めちゃめちゃ興奮したのは私くらいかもしれません。

https://www.animate.co.jp/blog/299373/

上記URLの、Up-Down-Up!の3人の差。
足の向き、開き具合、上体のひねり具合…これ、目で追えないような一瞬のカットなんですよ。
この一瞬を抜いてくれたスタッフ、もうネ申
相愛トロイメライにも差があって、左手の具合が違うんですよ。
私的好みの腕の挙げ具合は綺羅くんなんですけどね(笑)
もうこれ、本当にこんな一瞬がすごいリアリティなんですよ!

ほんのちょっとしたところで「同じ振付なのに差がある」ことを見分けられるのは、長年にわたってダンスをみている目の慣れかと思いますので、普通の人がどう感じるかはわかりません。
その曲その曲の色々なタイミングで、どのキャラがどう動いているとか、どこが違うとか、そんなことを見ながらそれぞれのキャラクターの差を噛みしめているので18回以上見れちゃいます。

なおかつ、神カット。
特典のダンサー振り付け映像で、色々な方向からの映像ありますけど、これを基にしたとして「よくぞこのカットにしてくれた!」っていうのが満載。
アニメの技法だと、コンテの切り方がいいんだろうと思います。
舞台に立つ人間から見ると、カメラリハもしたんだろうな~って思える。

だんだん、何を話しているのかわからなくなってきた(汗

王国は、生身のダンサーが踊っている感をCGで出していてすごい、ってことです!

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