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響け!ユーフォニアム3 第11話 最終章に向けて・・・

ユーフォ3期の第11話。
非常に丁寧に久美子周りを語ってくれました。

色々悩みがあった久美子ですが、11話であらかた解決した感じ。
次回はオーディションですが、悔いのない演奏をする心構えが完了したようでした。

我々視聴者としては最後は久美子がソリになって終わるんだろ?と思っているのですが、黒江真由にどうやって勝つんだ?とも思っています。

黒江真由が勝つのか、久美子が勝つのか。
11話をどのように考えればいいのか、考察していきます。

久美子の悩み、黒江真由に負けているところ

久美子には複数の悩みがありました。
まずはそこを確認していきます。
・部活内の悪い雰囲気
・進路のこと
・麗奈との関係
・黒江真由との関係、ソリの取り合い
久美子はトラブルに首を突っ込みがちですが、3年生になった久美子は自分がトラブルになることも。2年生までとは負担具合が違います。

しかし11話であらかた片付いたみたいです。

部活内の悪い雰囲気

これは関西大会前の久美子スピーチと全国出場を決めたことであらかた片付きました。
とりあえず全国向けのオーディションまでは。

進路のこと

これはみぞれ先輩にはっきり音大は想像できないと言われていました。
久美子もなんとなく想像できていないようでしたし、もう音大以外にいくことは決まった感じでしょう。
まぁ音大以外になっただけで、じゃあどこに行くのさ?ってのは終わってないんですが、音大にこだわっていたのは麗奈の件もあったのでひとまず終わりです。

麗奈との関係

だっこもしたし解決です。大抵のことは相撲を取れば解決します。

大好きのハグ

進路の件と重複しますが、久美子は音大を目指さないことを決めました。
麗奈とはみぞれ先輩とのぞみ先輩との関係のようになるのでしょう。
たぶん。

黒江真由との関係

これは片付いていませんが、ようやく黒江真由が何を考えているのか気が付いたようです。
ここは少し深堀しましょう。

黒江真由とのいつものやりとり

ユーフォ3期では久美子と黒江真由は何回かに渡ってソリやオーディションについて話しをしてきました。
黒江真由は楽しく演奏したいだけ。だからソリにはこだわらないしオーディションも辞退したい。

対して久美子は北宇治は実力主義なので手を抜かずに演奏してほしい。

完全にプラスとマイナスです。

11話ではまた黒江真由はソリを辞退するとか言い始めます。
久美子からしたら、また言ってるよ・・・という感じです。

もはや定番の構図

いつものやり取りをしたあとに黒江真由は「それは本心じゃない」と言って立ち去ります。少し困った顔をして。
捨て台詞を言いながら下がっていく黒江真由はちょっと珍しいですね。

それは本心じゃない・・・ホントに?

そして3期では調整役に回っている奏の登場です。
奏は本当に久美子が大好きですね。

そして奏の言葉を聞いた久美子はようやく黒江真由の本心にたどり着きます。
自分の過去の経験から。

久美子の回想。上級生キック

黒江真由のわがままとは

黒江真由の願いは久美子の願いを叶えることです。
久美子の願いは全国金賞です。

そして黒江真由のわがままは楽しく演奏したい。
久美子のわがままはソリを吹くこと。

つまり久美子が実力でソリを吹いて全国金賞取ればOKなわけです。

しかし府大会レベルのソリでは全国出場も厳しいのでは?と黒江真由は思ったのでしょう。少なくとも滝先生の求めているレベルには到達していないと。

そう思った黒江真由は関西大会前のオーディションではそれを久美子に見せるために必死に練習したのでしょう。

そしてその練習の成果は全国出場と結果を出し、久美子に見本を見せることにも成功します。

後輩の佳穂ちゃんも震えるほど良かったと言っているくらいですし、久美子も穴が開くほど聞き返したのはないでしょうか。

関西大会からオーディションまでは1か月くらい?あるそうですから練習する時間はまだあるのかなと思います。

こう考えると久美子が覚醒するシーンが朧気ながら見えてきますね。

それは本心じゃないの意味とは?

これは黒江真由の苦手なところを久美子に突かれた感じでしょうか。

黒江真由は全国金常連の強豪校から転校してきました。

最近実力主義になった北宇治とは色んな意味でレベルが違ったんじゃないでしょうか。

全国金常連校ですからオーディションは実力順だと思いますが、腕に覚えがある人が高校生活を全て捧げて練習しているのです。最後のコンクールは出たいと思うでしょう。
実力順だって口では言うけど本心は自分が出たいしソリも吹きたいでしょ?
なんでそんなに頑固に決まりを守るのよ。
だってたかが部活なんだよ?

これは本心の顔ですね

まぁいろんなトラブルを見てきて、久美子の飽くまで実力順という考えにちょっとイラついたのでしょう。

最後はどうなるんでしょうか

まぁ色々いいましたが、結局はわかりません。
もしかしたら黒江真由もソリを吹きたくて色々やった結果が久美子への牽制だったのかもしれないし。どっちにでも取れるのかなと。
でも黒江真由はいい子だと思うんですよね。そう信じたい。

ユーフォ3期は久美子の高校3年間の集大成です。
視聴者はどうしても久美子よりの考えになります。

他のメンバがー正論を言っても久美子を心配してしまう。
そういう脚本というか構成になってますよね。

特に転校生である黒江真由は思っていることが述べられていないので何考えているかわからない人になっています。
舞台装置として上手く使われちゃっている感じ。
最後は報われてほしいと思います。
そして最後くらいは黒江真由とも一緒に下校とかしてくれ。同じ低音パートなのにどうして別々に帰ってるんだよ・・・。

とにかく、あと2話です。
オーディションは次回で決まるのかわかりませんが、久美子が後悔のしない結末を迎えられるように。


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