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Dragon Rider Cup(DRC):セット7チャレンジャースクリム


世界大会が開かれないセット7でも競技性の高い大会が欲しくないか?!
この考えのもと世界各地域で高ランクプレイヤーを集めたスクリムを開催することなった!日本のスクリムがDRCである。
DRCでは7週間に渡り日曜日に4戦行い総合ポイント上位8名がプレイオフへ駒を進める!DRCの後、プレイオフ上位6名及び日本サーバーランク上位2名を加え地域決勝を行い日本代表を選出する仕組みだ。またプレイオフ敗退した選手には敗者復活戦枠もある。スクリム以外の大会については開催できるかRiotJPと交渉を進めていく予定だ。

選手にとってはレベルアップの絶好の機会!一般のプレイヤーにとってはよい勉強の機械だと思う。
ということで、経過を書いていくことにする。

スコアシート

ここから最新版のスコアシートが確認できるので興味があれば是非!

スクリム最終結果

※title選手は都合により辞退したため、just feel alive選手までプレイオフ進出。

各週トップ戦績

Week7

日本人TFTプレイヤーの中でも最強クラスと名高いsummertimer選手が実力を見せつけ1位!スクリム最高得点の36点を記録!!

3試合とも強力な5コストの駒のヤスオを使い、ミラージュやアオシン、シヴァナの超強力な盤面を強い進行から叩きつけた!同卓したが、全試合とてつもなく強かった。
環境的に強い盤面を練る能力が高いプレイヤーで今回も10コストドラゴンやデイジャを主軸にダメージビルドデイジャや

スケーリングアイテムとサステインビルドのデイジャとキャバヤスオ、

アークガンブレシヴァーナ等で4戦連続上位を獲得!

最終週に怒涛の追い上げでプレイオフ進出を決めた!8/8現在日本サーバーランキング1位の実力をプレイオフでも見せつけることができるか注目の選手である!

Week6

得意のアボミネーションでセット序盤JPランク1位を経験したうにの軍艦選手が29ポイントで1位!

戦略的敗北セトリロールで2位を取ったほか、3連続オレソル!
ゾーイ、ヤスオ、バードも採用してレジェンダリーボードで上位をつかみ取った。

環境的にオレソルが非常に強力なパッチだった。大会ではアストラルバグの利用が禁止されており、若干ランク戦よりもパワーが控えめになっていたが、上手く強いオレソル盤面につなげることができている。得意な構成を重く見てプレイする能力の高さを発揮できたといえるだろう。
今後のLCQ等でも環境読み切りのプレイで上手くはまるか注目!

Week5

セット6.5に日本人で唯一3アカウントもチャレンジャーで終えたラダー戦士れっさーくんが1位!

これにより全体順位10位 8位まで1ポイント差に詰め寄った!
トップ4率は65%。前セットでのランク戦で70%近いトップ4率を出していたことを考えると、まだまだ調子を上げてくることも期待して良いのでは?!

1試合目は非常にフレキシブルな盤面でトップ3!

使用した駒を見ていくと、前衛のサイラスを起点にしたメイジコンボ

さらにオーンでブルーザー、キヤナでテンペスト、タロンでアサシンとギルドバフの追加!

ユーティリティ枠でサブキャリーになるヤスオとサステイン要員のソラカを追加して盤面を整えている。
アオシンが強いパッチで3試合目はアオシンで1位を取っているが、4試合目はトップ4率が極めて高いフェスティバルデイジャでアオシンプレイヤー2人に負けて3位だった。
全て違う盤面を柔軟にプレイしており、バランスパッチに適した盤面を組み立てる能力を発揮しての1位である。ゾーイを4試合とも使ってはいるが…多少の最終盤面での駒の性能差があるのは致し方ない。
パッチ12.13Bとは打って変わってWeek6のパッチ12.14ではバランスが再び崩れたパッチでの試合となる。アグロハイロール戦法等の評価も上がると思われるが、フレックスプレイは2週連続で1位を取るのか注目していきたい。残りスクリムも2週間!ボーナスポイントは2倍!ポイント争いにも注目!!

Week4

今大会のダークホースkohada選手が1位を3連続で取り1位!

全体順位でも1位と同点に浮上した!

2ステージ連敗から3ステージでリロールしてドラゴンを引く試合だった模様。このパッチはJPとNAではドラゴンパッチでサイフェンかシオーユーを重く見るプレイヤーが多い中、安定してサイフェンを重ねて勝ちきった。他のサイフェンを狙っていたプレイヤーは苦しいゲームとなった。

サイフェンはウィスパー4が必須で他の駒はフレックスに組むことができる。殲滅速度が遅めの駒だがザヤ、タロン、エリス、ヤスオ等を採用し複数のキャリーで欠点をカバーした盤面を柔軟に作っているところが素晴らしい!

パッチ12.13ではサイフェンの突撃がナーフされているものの噛みつきの威力はそのままなので、このkohada選手のプレイングはまだ有効かもしれない。Week3では序盤のハイロールから勝ちきる動きが印象的だったが、Week4ではハイロールしなくてもフルオープン連敗から3-5レベル7オールインドラゴン作戦が活躍したのは熱い展開だ。Week5では誰がどんな作戦で優勝を掴むのか注目!

Week3

マカロナージュ選手が32ポイントで1位!

ボリベアからシオーユーにつなぐ進行等の強い進行から8コストドラゴンを重ねる動きを3戦連続で行い、ポイントで有利に立った後、最終試合ではGUMandDAM式シマースケールで圧倒的パワーを発揮して1位!イダス星3が無限にHPを回復し続けチャンピオンの王冠で1体ずつ敵を破壊しつくした。進行が上手く行きすぎて7レベルでほとんどお金を入れることなく9レベルへ行った動きは強すぎる。
他にも、2ステージでサイフェンを引いて喜ぶOrgap選手をガーディアン4で破壊する等、4戦連続で2~3ステージの強さを見せつけた!

前衛キャリーを使って進行する時に強力な巨人の誓いとニーコのタンク装備を使ったジェイド構成に着地しており、序盤のアイテム選択がよかったことが伺える。

Week3までの平均順位が4を切った選手がトップ8にランクイン。
いよいよ中盤戦に差し掛かる!

Week4はそのままのパッチで実施される。
2ステージ強い進行からのティア4を重ねる動きがWeek4でも猛威を振るうのか、あるいはオープン戦術のハイリスクハイリターンが勝るか注目!

Week2

eto選手が何と3連続1位で計33ポイントを獲得し首位!

Week1の最高32ポイントを超える記録!

戦績から中盤で整った盤面を上手く最終盤面につなげるプレイをしたことが伺える!アサシンオラフ3の後の自然に重ねたボリベア星2を星3にして1位を取った後、

序盤に引いたサイフェンキャリーで1位!タイタンの力を活かすレベリング6ブルーザーズ盤面の着地は美しい!

最後はスペルブレード(?)のミラージュでイダスを3にして強力なタロンやコーキ盤面がいる卓で1位!前衛を整える難易度が高い構成ではあったがダブルヘカリムと起死回生で押し切った。

パッチ12.12ではメタの偏りが指摘されており序盤の引き次第で強い構成を目指すことが難しいと言われていたが、上手く序盤中盤のハイロールを活かして1位を3連続取りきることができたのは、メタに適応したと言えるだろう。Bパッチ適応後のWeek3ではメタの偏りが解消され、ハイロールを最後まで活用しにくくなるとは予想される。また違ったゲームプランが重要になることも予想され結果が楽しみだ!

Week1

32ポイントと圧倒的強さを見せつけたのはtitle選手!
6/21時点で直近のランク戦平均順位は驚異の2.0。936LPランク1が大会でもアウトプレイ。

DRCの戦績はこちら!

ヌヌ3入りのメイジ!

キャバリエヤスオ!

星3リーシン入りのヤスオ2 シオーユー2等々…
かなり柔軟な盤面で全ての試合トップ4入り!
駒毎の評価精度がセット1パッチ目にも関わらず抜きんでて高いことを伺わせる最終盤面。
AP系ではバードによるスキル回転UP、AD系等ではフィニッシャー兼ハードCC枠としてヤスオの採用が重要なのかもしれない。

私見になるが、普段の日本のランク戦と比較すると中盤の盤面を弱くするとHPを削られて負けてしまう印象を受けた。Week1はtitle選手レベルで上手く中盤の形をひねり出せた選手は他にいなかっただろう。Week2でも中盤の盤面評価が鍵となること間違え無し!

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