ブレインメンタル強化大全読書感想
メンタル疾患を予防する方法と生活習慣病を予防する方法は実は全く同じ。
それは次の6つ。「睡眠」「運動」「食事」「禁煙」「節酒」「ストレス解消」
この書籍は、上記の6つを根拠を明示し、その実行方法まで提示してくれています。
①「脳のパフォーマンスを高め、より仕事や勉強ができるようになる」には本書の内容を実践すれば1週間で効果が出る。
また②「身体疾患とメンタル疾患を予防し、病気にかかることなく長生きする」には効果が出にくく思えるが睡眠や運動を1か月も続ければ、「気分がいい」「体調がいい」といった効果を時間するでしょう とあります。
本書が目指しているのは、1947年に採択されたWHO憲章の前文にある健康の定義「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」つまり病気ではない状態のさらに上を行く「ウェルビーイング」を目指しまさに絶好調といえる状態をつくる。
そこで上記の①②について実行してみた。
①については、本書p60 睡眠時間を1時間増やすだけでスーパーマンになれる 1週間限定、睡眠時間1時間アップチャレンジ
やり方はいろいろあるでしょうが、スマホ、テレビ、ゲームなどの余暇時間を少し減らすなど1週間だけなので工夫次第です。私の場合は、寝る前2時間はスマホ等見ない。朝散歩して朝食を食べることをしてセロトニンが活性化されメラトニンがたっぷりつくられるのでぐっすり眠れる。睡眠時間8時間を実行できました。もちろん絶好調。おすすめします。
睡眠時間6時間以下の人は、要注意。集中力、注意力、判断力、記憶力等著しい脳機能の低下を伴っており、「徹夜明け」と同程度の認知機能、作業能力しかない。だそうです。もっと早くわかっていればと思うが、プラス1時間の睡眠習慣。これは最強の仕事術です。
②については睡眠にプラスして運動があります。
運動には計り知れないメリットがあるのはご承知の通りです。その中でも成長ホルモンは、傷んだ細胞を修復し、新陳代謝を活発にして新しい細胞に入れ替える。つまりいつまでも若々しい身体を維持する。「若返りの薬」「不老長寿の妙薬」が成長ホルモン。この分泌は10代をピークに60代だとピーク時のわずか4分の1にまで減少する。しかし運動によって成長ホルモンがたくさん分泌される。
1)運動すればするだけ出る2)つらい、きつい運動(中強度の運動)p103 3)筋トレする4)空腹で運動する5)インターバルトレーニングをする
これは現在実行中です。毎日できなくてもよい(p144の最高の運動とは参照)とあり、とにかく運動後の達成感と爽快感がたまりません。
そしてなによりp246の笑うだけで頭がよくなり寿命が延びる。
ここが一番簡単な方法です。これもトレーニング方法が示され、鏡を見れば口角をあげてほほ笑む。自然に笑顔が出ると楽しくなります。
このほか本書は、絶好調を目指す指針や方法が満載。まさに事典として活用できます。
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