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合宿免許まとめ


結論

合宿免許で普通自動車MT(4綸)と普通自動二輪MT(2輪)は26日間で取得可能。

はじめに

私は運転免許を15年ぐらい前に更新忘れで免許(4綸と2綸)を失効しました。
仕事等の関係で、タイミングを見計いこのタイミングで取ることにしました。ただ、合宿免許以外にも一発試験などの選択肢もありましたが、15年ぐらい運転していないので一発試験で合格できる自信がなく合宿免許で免許を取得することに決めました。

教習所の選定

私は合宿ナビ(https://www.car-license.co.jp/)という合宿免許のポータルサイトで合宿先の教習所を選びました。
当初は、東北の福島の教習所にしようと思ったのですが、2綸の方が11月は雪の関係でやっていないということで、最終的には関西の教習所に決めました。合宿免許自体初めてだったので、色々わからないことがありましたが、
当サイトの担当者の対応が親切丁寧で、非常に助かりました。

免許合宿当日までの準備

運転免許教習は、教室で講義だけでなく、4綸だと密室状態で教官と話す機会があります。そのため、コロナ等の検査は厳しくやっているようです。ということで、合宿初日から10日位前にコロナの検査キッドが郵送されるので、その検体を返送する必要がありました。
あと、合宿初日から2週間ぐらい前まで、毎日体温測定をして記録する必要がありました(合宿初日に提出)。荷造りの方は前日ぐらいに主に衣類を10日分ぐらい圧縮袋に入れたりして荷造りしました。

免許合宿初日

乗車した新幹線

まずは朝6時半ぐらいに自宅をでて新幹線等を使って目的地まで移動しました。集合場所に到着すると、同じ合宿免許を受ける人だろうという人達がちらほらと散見されました。マイクロバスが到着し、ぞろそろと散見された人が入っていくとそれなりの人数(10人ぐらい)がいました。
バス移動が30分ぐらいでだったか知らない土地ということもあって結構長く感じました。教習所に到着すると、早速、教習所や宿泊所での注意点や今後の流れ等のオリエンテーション的なことを受けました。
また、視力および色盲検査や筆記での適正検査を受けました。
初日から学科や技能があり、技能では久しぶりに運転もしました。
クラッチの繋ぎが最初は荒かったですが、すぐに滑らかにできて体は覚えてるもんだと教官に最初言われた通りになりました。

寮生活

宿泊した部屋

寮といってもマンションなので特に普段の生活と変りはありません。
ただ洗濯機はコインランドリーだと思っていましたが、洗濯機が部屋にあったのがよかった点です。(洗濯はコインランドリーだと聞いていたので衣類を10日分も持参してきていましたが、実際は半分ぐらいでもよかったと思います)部屋の設備は、洗濯機以外は冷蔵庫、電子レンジ、風呂・トイレ(セパレート)、電気ポット、ベッド、エアコン、ハンガー(10本ぐらい)とだいたい揃っていました。消耗品で必要だったのは、最初は1ロールだけだったのでトイレットペーパーぐらいでした。

教習の流れ

私の場合は4綸と2綸同時教習だったので特殊な流れで教習を受けました。
まずは、4綸の1段階をやって次に2綸の1段階をやります。
次に、4綸の2段階をやって最後に2綸の2段階をやって卒業となります。
この流れで大変なのは、4綸の2段階です。2綸の1段階では、まだ2段階に入ってないので2段階の学科は受けれません。従って、この4綸の2段階に学科が押し込まれてしまって1日に通常は2コマですが、4コマあったりしました。技能でも4綸→2綸→4綸→2綸と変るので感を取り戻すのがちょっと大変でした。また、2綸の2段階ではコースを2パターン覚える必要があって
4綸の2段階中に覚えるのが大変でした(学科の兼ね合いもあって)。
あと、免許合宿をしていると土日祝日関係なく毎日教習をやるので、曜日感覚がなくなります。帰宅後テレビをみて今日って日曜だったんだなんてことがよくありました。

仮免対策

技能での対策は、緊張せずに1つ1つの操作を着実にやることです。
学科での対策は、学科の授業で先生が重要とかいったとこがでるのでそこを復習することです。問題集とかも与えられるので、それをひたすら解いて問題のパターンを捕むことです。因みに、仮免の学科について私は満点でした。

卒検対策

4綸

4綸コース

4綸の卒検対策は、路上と教習所内の縦列駐車か方向変換の対策を卒検前までに身に付けておくことです。路上では、一発アウトになる項目別に優先度があるのでそれを意識して路上教習から卒検を意識して運転する必要があります。歩行者保護をしっかりできてるか、一時停止、速度超過、駐停車、進路変更、右左折時の振舞(目視確認など)を意識してやります。

2綸

乗車したバイク

2綸の卒検対策は、まずはコースを覚えるのが基本です。
コース間違いをしても減点にはなりませんが、戻る際にも採点されるので減点される範囲が広くなるからです。あとは、各課題についてより難しい状態で運転する経験を積んでおくとよいでしょう。具体的には、クランク、S字、一本橋、スラロームについて、まずは、片手で運転操作できること。
これをクリアしたら、次は両手で立った状態(両足の膝でニーグリップ)でクリアできるかどうか。これをクリアしたら、最後に立った状態で片手でクリアできるかどうか。以上をクリアできたら、両手で座った状態ではより余裕をもって運転操作できるようになってるはずです。

運転免許試験場での学科試験対策

最終関門学科試験場

教習所を卒業したら最後の関門は運転免許試験場での学科試験になります。
こちらの対策は、教習所を卒業したらなるべく早く受けることです。
教習所生活で記憶した学科の情報がまだフレッシュな内に学科試験を受けた方がいいでしょう。因みに、私は、教習所を卒業した翌日に受けて合格しました。

余談

学科の授業では、先生が重要とか、ここよく出題されるといったことも重要ですが、個人的には、教科書のコラムに書いてあることや過去に起こった交通事故の事例を先生がホワイトボードで説明することが興味深かったです。
教科書のコラムに書いてあることとしては、国道で箱根から名古屋まで追い越しをした場合と全く追い越しをしなかった場合の到着時間の差異があまりないことが興味深かったです。こういうことは、急いで追い越しばかりしてるドライバーに啓蒙する必要があるように思いました。事故の事例については、問題に出題するぐらいにした方が事故を減らすためにもいいかもしれません。

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