鉢の中の彩
令和5年8月22日
食虫植物「ネペンテス」を我が家にお迎えした。別名はご存知、ウツボカズラだ。
このツボのような捕虫葉に落ちた虫を溶かして栄養にするらしい。この子たちを見るたびに思うが、生きた虫を捕らえて栄養を摂る器官を植物が備えているのがとても不思議だ。
店員さんに聞いたところ、捕虫葉の色は株、もっというと葉ごとに個性が出るらしい。うちにきた子のように真っ赤な子もいれば、全体が柔らかな黄緑色の子、緑の色地に赤い斑模様を散らした子もいて、個性さまざまだという。同じ株で違った色の葉が見られるなんて思っていなかったから、捕虫葉の一つ一つを記録に残していこう。
しばらくはこのままの鉢でいいそうだが、来年の六月ごろには植え替えを、とアドバイスをいただいた。たしかに、生育のピークは原産の熱帯に近い高温多湿だろうということで、しっかりメモに残しておいた。窮屈な思いをさせることがないよう、しっかり育ててあげなければ。
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