親父が亡くなった。

朝起きて来て、居間を覗いて声掛けても反応が無い。体が冷たかった。ちょっとゆすったら、唇が紫だった。瞼が開いて瞳孔に正気がなく、痛々しかった。死後硬直が始まっており、口からヨダレが垂れて居た。
兄貴に電話して呼んだ。兄貴が来て、親父に呼び掛け、救急車を呼んだ。
救急では、手の施しようが既になく、警察が呼ばれた。
警察が来て、現場検証してイタイは検死へ
兄貴の手配で葬儀会社に手配して、業者から、役所へ死亡届けが出され、明後日家族葬を執り行い兄貴家族が参列した。
家に遺影が届けられ、大分小さくなった。
親父のカラダは献体に 回った。
これで、この家で独りきりになった。少し寂しいよな。

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