アメリカがTPPに再加盟したら日本は良くなる!?この関係性がわかれば良く分かる!

・<span style="font-size:large;">日米財界人会議って何?アメリカのTPP参加との経緯を知ろう!</span>
日米財界人会議では共同声明の中に、中国や台湾が加盟申請した環太平洋経済連携協定(TPP)について米国の再加盟を促したそうです。
日米財界人会議とは日本とアメリカによる両国の財界の首脳による日米間の経済問題を協議する会議です。
それが7日に行われたのですが、その中でアメリカのTPP参加に言及しました。

これがどういう状況なのかわかるでしょうか。
もともとアメリカがはじめにTPPに参加しようとして、日本に参加を促したという経緯があります。
しかし、途中でアメリカはTPPに参加することをやめました。

日本はそのままTPPに参加して、現在に至っています。
アメリカはトランプ大統領の時にアメリカファーストとしてアメリカに対する保護主義を打ち出していました。
TPPはたくさんの国を参加させて巨大経済圏を作るものです。
関税を低くし、流通を各国で促すものですが、そのうまみがないと保護主義を打ち出していたトランプ大統領は参加せずにいたわけです。

日本だって農家による批判があったのにアメリカは当初、自国が参加するから日本も参加しろというスタンスだったのに、日本はつられて(圧力に勝てず!?)参加しました。
その経緯があっての現大統領のジョーバイデンさんはどのように判断するのでしょうか?

・<span style="font-size:large;">中国と台湾とアメリカのTPP参加の関係性は?アメリカの加盟こそ関係性を良好にする!?</span>
まず中国がTPP参加を申請しました。次に台湾が続いて参加申請しています。
中国は一帯一路という東南アジアにおける巨大経済圏を自国主導で作ろうとしています。
TPPは幸いにもアメリカが参加していません。
これを逃す手はないということです。

それなのに台湾が続いてTPP参加申請しました。
中国は当然認めていません。
それは台湾を一国と認めていないばかりか、自国の一部であると思っているふしがあります。

しかし、私はこの日米財界人会議のアメリカの再加盟を促す声明はとても重要なものであると思っています。
それはもともとアメリカが加盟しなければTPPはあまり意味をなさなかったと言われているからです。
アメリカという巨大国が加盟することでTPPは巨大経済圏を作り、意味をなすことになります。

そして、アメリカが加盟することで台湾との関係性が強調されます。
台湾もアメリカが後押しすることで加盟しやすいでしょう。
専門家によれば中国は今後6年以内に台湾に攻めるのではないか?と言っています。
本当かどうかは別にして台湾が加盟することで1国としての認知も協調されます。

もし、台湾とアメリカが加盟した場合、中国はどのような対応を取るのでしょうか?
TPPに加盟をしないかもしれません。
それから台湾への侵攻も遅らすかもしれません。
そうなったら日本への脅威が少しは先延ばしになるかもしれません。

といっても、安全保障は大事です。
日本とアメリカとオーストラリアとインド。
この関係性を強調しつつ、台湾との関係性もより協調していくべきでしょう。
軍事費も韓国のように増やしていくべきでしょう。

そこから、日本の取るべき位置、向かうべき方向を考えていくのが正しいはずです。

#TPP #環太平洋経済連携協定 #日米財界人会議

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