続続・「カンペキな夜更かし」

今日の話。
朝7時頃起床。
顔を洗って、パンを焼いて、コーヒーを入れて、洗濯機を回して、ウダウダしてたら大体一時間くらい経つ。
8時頃には机に向かって、ギターを手にとったり、新しい音楽をDIGしたりする。
これが大体休みの日のルーティン。とはいえ根っこがダラダラ人間なので、こんなに綺麗に始まらない日多数。机に向かってもどうでもいいYouTubeを見て一日終わること多数。

昨日は、体調が回復して、久しぶりの普通のオフだったので、まずは荒れ果てた部屋の片付け。制作スケジュールの整理。日記を書いて頭を整理。ちょっとギターを弾いて、夜には映画を見た。ウォーミングアップな一日で、今日から本格的に色々再開!と気合を入れて迎えた本日であったが、なんか、いまいちノッテこない。こういう日、あるよなあ。
今年に入ってからどうにか、どうしても、心がざわつくことがとても多い。机には向かっているのに、関係ない事がチラついて来る。未来とか、過去とか、本当は全部どうでもいいのにね。
それでも、音楽を作るために。何でここまでして音楽を作ることに拘るんだろう、と自分でも不思議になってくることがある。こうして机に向かい続けることで、失っていくものがある気がする。
そこまでして、ここまでして、やる事なのかと、こんなこと、しない方がずっと楽なのにな。適当に働いて、仲間と酒飲んで、休みには好きなレコード思いっきり聴いて、そんな生活の方がよっぽど幸せなのかもしれないな、とか。
これまでに沢山の選択をしてきた。今思っても、失敗したなあ、と思うようなことがいくつもある。でも、どんな選択でもその時の自分が必死に悩んで出した結論だから、その時に戻れたとしても同じ選択をするんだろうな、と思う。後悔すんな!とか言われても無理無理、人間だもの。でも、後悔を減らせるよう努力しよう、とは思う。
今年もいくつかの選択を迫られそう。どんな結論を出すのかな。俺。なんか、でも、結構、人生、やっぱり消極的な選択をした時、のことを後悔することが多い気がする。多少無理をしてでも本当にやりたいことを選択した時のことは、全然後悔していない。でも、何となく周りに流されたり、何となく消極的になって選択した道は、心残りがあったりする。気がする。(とはいえ、やらないで後悔よりも、やって後悔、みたいな言葉も嫌い。やって後悔することもあるぞ!と思う。どちらにせよ、大事なのは自分の意思を持つことのなのかな、と思う)

そういえば、話は変わって、柴田聡子の新譜がすごい。元々大好きだったけど、完全に覚醒した感があるし、すごい変貌!非の打ちどころがない。くらい凄い、というか凄みがある。もちろん年々少しずつ変化はしてたけど。ここまで辿り着いたの、本当に凄いと思う。洗練。
こうやって変化していくのが、もしかしたらすごい勇気!とか言われるかもしれないけど、たぶん本人にとっては自然な変化なんだろな、と思うし、そんなことよりも、やりたいこと思いっきりやってます!みたいな感じがすごく良いな、って思う。
別に気を衒ってる訳でもなく(全然知らないけど)、というよりすごく自然に、自分の中にある物を濁りなく表現したらこうなったみたいな、強さを感じる。ここまで来るにはすごい努力を、、、とも思うけど、きっと努力も努力には入らないんだよな、こういうときって。でも、自分の中にある物を濁りなく出すっていうのは、物凄い難しくて、気持ちと同時に技術や経験が必要だし、決して簡単なことではない、というか一番難しいと思う。積み木を崩すことは簡単なんだけど、それをまたもう一回しっかり組み立てること、これが物凄い大事だと思う。
ある程度のキャリアを積んだ上でこういう作品を作れる人は本当に尊敬するし、やっぱり結局は飛び級スーパージャンプよりも、こうやって一曲一曲、一年一年、一枚一枚誠実に重ねている人がかっこいいし、そういう人だからたどり着ける場所があるんだろうな、と思う。そしてそういう作品がすごく世の中に広く受け入れられてる感が溢れてて、本当にすごい、理想的だな、カッコいいなと思う。

こうやって色々考えを整理しているうちに、少しずつ頭がすっきりしてきた。本当に自分はややこしい人間だなと思う。そして本当に不器用。つまらないことでいちいち悩むし、すぐに立ち止まってしまう。器用に陽気にやってるように思われる時があるんだけど、まるで真逆だ。でも何とか少しずつ前進したい。グライダー。エンジン無いんで静かなもんで!自分でも何を何の為に書いているのかも分からない。この日記、吐き出すように、書きたくなった、としか言えない。

カッコ良い音楽家と、そうではない人がいる。友達で、全然売れているとは言えないけど、自分の世界を持って真っ直ぐに音楽を表現している人がいて、彼は何だかいつも応援してしまう。カッコ良いと思うし、尊敬する。
逆に、需要があるのかも知れないけど、軸がブレブレで、時代に乗っているのではなく、時代に乗せられているような、そんな人はダサいなって思ってしまう。軸を感じない人は、やっぱ嫌だな。何をやっても良いけど、音楽家なら、真ん中に音楽があってほしい。音楽を粗末に扱ってほしくない。絶対に。友達と会っていつも話すこと「ダサいことはしたくない」。これに尽きる、やっぱり。音楽家なら、音楽を誇りを持ってほしい。言い訳なんて、絶対にしてほしくない。どんな経緯があろうと、出した音が全てでしょ、と思う。それ以外のことに、一体何の意味があるのだろう?

自分で、自分ダサいな〜って思う瞬間がある。なんか、今、グジグジ腐ってる、自分がダサい。そんな暇があるなら音を紡げ!と思う。まさにナウ、そうなんだよ、オレムト君。何してんの?なんか、ダサいぞ、気弱になって。オレムトらしくない!なんなんだこの日記は、たまにはありかなあ、、、いや、もうこんなこと書くのは、やめよう。

と、そんなことうだうだしてる間に、音楽を色々聴いてたらめっちゃくちゃやる気出てきた。俺もこんな音楽作りたい!という気持ちが、結局一番の創作意欲に繋がる。作らなきゃ、とか、じゃないんだよな。作りたい!の気持ち、これだけだし、これが無くなったらさっさと隠居。さっさと音楽なんてやめまーーす。ただこの灯火が、消える事、絶対無いだろな、と思うから言える発言、でした。
たまには、、、弱火になるけど、、、、、笑 消えない。
(でも、それも結局は大体は音楽に専念出来ない環境が訪れた時に、モヤモヤしてるだけ)

やっぱり、俺は、自分で聴きたい音楽を作りたいな。あの、かっこいいレコード棚の一部に俺もなりたい、かっこいい、憧れちゃう。それが全てだな、やっぱな。

結局悩んでも腐っても、最終的に戻ってくる場所、自分が一番分かってるのにな。堂々巡り。変な時間。やっぱり俺は、これから先何が訪れようが、音楽を作り続けるぞ。知ってるわ!たぶん、みんな。それしか出来ないもんね。俺。はーーーなんか辛気臭い!!おわり!!ここから先は一つ残らず血にするんだ、スポンジマン、シュッ!

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