走り出したい

とても、すごく、感動する音楽。熱いのにクール。押し付けがましさもなく、ただただ通り過ぎる、そこにいる、軽やかなステップ。それなのに圧倒される。ジリジリと伝わる、計り知れない情熱。これしかないんだと、言わなくても叫んでる。サブスクで聴いて、ダメだ!と思い、全速力でCDを手に入れた。一言一句、一音一瞬、無駄にせぬよう、浴びれるよう。こんな気持ちは久しぶりだった。言葉と音の調和、スピード感。一朝一夕では到底成し得ない領域、地力、若気の至りなんかでは、たどり着けない、知力。物凄く久しぶりに、音楽、を聴いた気がする。やっぱりさ、拘らなきゃ意味がない。意味がないんだよな。消費されるだけの音に何の意味があるのだろう。こんな感情は、簡単に、SNSに浪費したくも、無い。ずっと、ジリ貧で続いていた、冷ややかな熱情に喝!やっぱり、走らなきゃ。走らなきゃ、ダメだよ。無理をしない、軽やかに、戦わない。そんな風潮、やっぱり俺は、ノー。泥臭くも、戦いながら、走り続ける、そうして出来たものに興味がある。熱情。どんな言葉が似合うだろう。熱情。情熱。なんでも良いか。意味を超えていく瞬間に立ち会いたい。表現だって、結局は、最後は、"気合い"だろう。結局。根性。古臭い考え?ハア?ナンメンな。どんな時代だって、人の心を動かすのは情熱だよ。どんな表現でも、"それ"を失ったら、存在すらしなくなってしまう。あるけど、ない。嗚呼、ずっとこんな作品に出会いたかった!!!ナメンナ!ウジウジ目を背けてる暇なんてないね。真っ正面から。いよいよギア、上がってきました。よろしく!

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