共創するということ

一つのものを複数人でつくるときにはいわゆるブレストの原則と同じで、否定しない、相手の意見に乗っかる、どんなアイデアも出すというのがあるが、それが全くできてないことに気づいてすらいないチームってホントつまらないなって思う。
アイデアをやっとの思いで形にしているのに些末なところに目をつけては否定してくる。たまには批評として良いところもあるが殆どが改善案がないので良くする意志があるのが極めてわからない。そもそも、形式にだけこだわったりコミットそのものが薄い。こんな状態で共創は無理。
となるとどうするか?
単純に役割とタスクを与えるしかない。ツッコミを受けた箇所をより良くするためにアイデアありますか?もしくは実際に書かせるなどするとその場ではやってくれたりもする。
宿題にすると熱量の差でコミットしてくれない可能性あるので痛くない程度のコミットするのがよさそ。

それにしても2ヶ月くらいサービスの形が変わらなかったのに数時間でサービスアイデア、ペルソナ、9コマシナリオ、CVCA、サービスブループリントまでいけたのは自分の中で自信になった。ずーーーーーーーーっと、価値を決めずにやってきたけど、僕にはそれが理解できなかったし、現にサービスになってないところだったのに、中心となる何をイノベーションするかを確定させたらするっといった。
ちなみに、価値を決めなかったのは決させてもらえなかったからですね。習った手法とか使わずに既存サービスと今までの仕事上の経験、あとはマーケティングの記事を参考にしてた。
裏付けとかよりサービスを広げるときにはそういうの必要かと思うがベースの案はもっとユーザーのプリミティブな欲求や、ペインといったところに目を向けないとユーザーの行動だけを追うことになる。なぜそれをしたか?みたいなところに着目できないのは非常に痛い。ユーザーの行動の裏にある理由、きっかけ、心情まで掘り下げてやっと見えてくるはず。

共創ってアジャイルなんだなって思う。
それができないなら一人がアジャイルして、他のメンバーにはウォーターフォールさせるしかない。謎なのは、つまらなくないのかなー?自身ではアイデアを考えずにひたすらレビューしてるだけって。しかもディレクションとかできないからコントロールできる部分がない。僕が、いるいらないを判断してるから必要なときに必要な意見を取り入れる。

ここまで書いてもう一個掘り下げるとチームとなるには同じ目線、同じ指向性が必要になるよな。ゴールがわかっているようですわかってない気がしている。あと、自律駆動できるメンバーではないから意思決定ができないというのがわかった。
議論も的外れになってくるから気づくとだいぶ離れたところで話をしてるだけになる。これって単にUXを題材にしてカフェでお茶飲んでるみたいになるんだよね。
これをもし真剣に補正していくには、共通の目的の確認、指向性の共有と理解、各個人に明確な役割を与える。
になるのかな?
正直にこんなことやっていられないし、いまさらしたくないw
チームで共創はほんとガチャだよw