ツイッターなどのSNSで金持ちアピールする弁護士がなぜそのようなことをやっているのかについて

※私のただの感想なので論破可能な記事です。ぜひ論破していってください

昔からですが、ツイッターなどのSNSで「オレハカネモッテルゼ」アピールする弁護士っていますよね。

ああいった人たちがなんでそんなアピールをしているのか。

この謎を解明するため、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった。

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現地民の目撃情報を集めると、どうやらネット上の金持ちアピール弁護士には

・実名弁護士

・匿名弁護士

の2種類がいて、それぞれ生態が異なっているらしい。

実名で金持ちアピールしている弁護士について

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現地の方々からの話をまとめると、このタイプの弁護士はかなり賢く、合理的な生き物らしい。

金持ちアピールをする
金を持っているということは優秀で仕事があるということだ
優秀なボクに仕事をください

という理由でアピールをしているものが多いらしい。

自己PRの一環であるが、これは、彼らにとって(血のつながりはないが)先祖にあたる弁護士の生態からも説明ができる。

古の弁護士たちはイカツイ車に好んで乗っていた(もちろんこのDNAを直接受け継いでいる弁護士も現代に生息している)。

これは、天敵である他の弁護士や、つねにこちらの隙をうかがい、隙あらば「これを認めるに足りる証拠はない」とささやいてくる民事裁判官(なお、余談であるが不思議なことに刑事裁判官は立証不十分という認定をすることはないらしい)になめられないための威嚇行動の一種であると考えられていた時期もあるが、実は違うのだ。

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もちろん、趣味で高級車を乗り回す変異種もいるようだが、たいていの弁護士は、既存顧客や潜在的顧客に対しアピールするために格式高い高級車を乗り回していたと現地の長老が語ってくれた。

「あれは求愛行動に近いものなのです。私はこれだけ立派な弁護士なのです、すごいのです、だから依頼をしなさい。もちろんこれだけすごい私への報酬は高いですが、多忙な時間を割いてあげるのだから当然のこと。気が向いたら多少は値引きして受けてあげても良いですよ、というものなのです。
これはなんら不思議なことではありません、一部の動物のオスはメスに対して自身をアピールすることがあるではありませんか、それに通じるものがあります。
自然界では、自らを飾り立てることはただの自己満足ではないのです、それ自体に意味があるのです」

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我々調査隊は、長老の含蓄のある言葉に思わず聞き入ってしまった。

なるほど、弁護士も生き物である以上、その一つ一つの行動に意味があったのか。

「しかしですね」

と高級車ディーラーでもある長老が続ける。

「昔の弁護士たちの求愛行動もどきには品がありました。もちろん中には高級車程度いくらでも買えるというお客様もいましたが、武士は食わねど高楊枝とでも言うのでしょうか、生活は苦しくても見栄をはるために高級車を買う者もいました、そういった見栄をはるために努力をする姿勢というのはすばらしいものです。そういった方々は、みなその高級車に見合う立派な弁護士に成長されていきました」

「だがインターネット、あれはいけない。儲かっていると簡単に言えてしまう。車も買わないで、口だけで金持ちアピールができてしまう。実(ジツ)がまったく伴っていないのです」

と高級車のセールストークになってしまったので、我々調査隊は丁重にお断りをし、匿名で金持ちアピールをするという謎の弁護士の生態を知るという者にあうため、さらにジャングルの奥地へと向かった。

匿名で金持ちアピールしている弁護士について

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調査隊がジャングルの奥地で出会った識者は、悲しい瞳をした中年男性であった。

匿名で金持ちアピールをする弁護士は、なぜこんなことをするのか、実名であれば集客のためという利点がある、合理的なことだ、しかしなぜわざわざ匿名でこんな無駄なことをしているのだと問い掛けても、男性は静かに目をつぶって首を横に振るだけだった。

我々がどんなに問い掛けても、男性は答えてくれなかった。

彼の口から出る言葉は、「関わってはいけない」「深淵を覗いてはいけない」という拒絶の言葉だけであった。

しかし、調査隊のこれまでの経費を考えるとこのままなんの成果もなく引き下がるわけにはいかない。

我々は3日を費やし、なんとか男性を説得することに成功した。

根負けした男性は重い口を開き、静かに語ってくれた。

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「私は、いえ、彼らは寂しい生き物なのです」

「彼らの多くは、褒められたいのです、認められたいのです。私はこんなにお金をもっている、偉いんだ、ほめて、うらやましがって、と。
褒められたいのであればプロボノ活動に精を出したり、儲けたお金を寄付に回せばいいじゃないかと思うでしょうが、それは違います。
彼らがやりたいのは、私はこんなにすごいんです、客観的にもすごいんです、あなたとは違うんです、というアピールです。
人のために尽くしていて偉いねではなくて、そういった面倒なことはしないけど自分がすごい人間であるとアピールしたいだけなのです」

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「このようなことをするのはなにも匿名弁護士という種族にかぎりません、実名金持ちアピ弁護士にもただうらやましがってほしいだけの寂しい亜種もまぎれこんでいるのです」

我々調査隊は困惑し、男性に尋ねた。なぜ、わざわざネットでそのようなことをする必要があるのか。お金があるのであれば現実でも満たされているのではないか

男性は静かに首を振った。

「現実で満たされていればこのようなことはしません。
お金を持っていればそれで満たされるというわけではないのです。
現実でありのままの自分をほめてくれる人、能力を認めてくれる人がおらず、そのためにネットで褒めてくれる人、うらやましがってくれる人を探す、あわれな生き物なのです」

「どうか彼らをそっとしておいてあげてください、彼らは承認欲求をお手軽に満たしたいだけなので決してお金配りなんてやりません。
金銭(寄付)や労力(プロボノ)といったコストをかけずに承認欲求を満たす手段がネットなのです」

なるほど、ジャングルの奥地にはこんな真実が隠されていたのか。

我々調査隊は、最後に、素朴な疑問を投げかけた。

金持ちアピールはするけどなんかうさんくさい人もいる、あれも同じなんですか、と。

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すると男性は顔を紅潮させ、それまでの静かな語りから一変して声を荒げた。

「お前たちは満たされない人間が本当の金持ちだけだとおもっているのか!
金がない人間がネットで金持ちごっこをするのがそんなに滑稽か!
苦しい現実から逃れたいからこそ、ネットに避難してくるのではないか!」

我々調査隊は男性の剣幕を受けて退散することにした。

この世には、暴いてはいけない真実もあったのだ。

ネット上の金持ち弁護士への対処法

調査終了後、調査隊員の一人がポケットの中にあるメモを入れられているのに気付いた。メモは以下のような文書だった。

ネット上の自称金持ちに対しては、あなたがたのように探りをいれたり、ましてや揶揄してはいけない。それは争い(訴訟)を生むだけだ。

こういった人たちへの対処は、さしすせそが正解だ。
(なお、一部かすんで文字が見えない部分があったので調査隊が修復した)

さすがー💓

しょうもなー💓

すごーい💓

セイセイセイ💓

そうなんだー💓

我々調査隊はこの謎の文書とともに調査結果をネットで報告することで、今回の活動を終えた。

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