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うんこを手で拭ける奴が最強。

コロナ禍の中で、トイレットペーパーが買い占められたのは記憶に新しいと思う。

トイレットペーパーが買い占められるのは何も最初のことではなく、オイルショックの際もパニックに陥った人々によってトイレットペーパーは買い占められた。

では、いくつのトイレットペーパーが家にあれば人々は安心するのだろうか??

一生分のトイレットペーパーをストックするのは金銭的に(スペース的にも)難しい。

とは言え、この先2ヶ月分のトイレットペーパーを確保したとしても、徐々になくなっていくトイレットペーパーのロールを見ながら生活するのは、かなりストレスがかかる。

「いつかなくなってしまう」と言う不安に駆られながら毎日を生活するしかないのだ。

つまり、「トイレットペーパーを集めるゲーム」において終わりはなく、ゲームに参加した人はもれなく、

・一生分の量を備蓄するストレス
・備蓄が滅入りしていくストレス

と戦わなければならない。


では、「トイレットペーパーを集めるゲーム」に参加しない選択肢はあるのか?

それは、「いや、俺はいざとなったら手でお尻を拭くことができるし」と開き直ることだと思う。

手でお尻を拭くことは、社会的に見ても普通ではない気がする。だけれど、一生ストレスを感じながら生きていかなければいけないゲームから降りることができるのであれば、そこまで苦しい代償ではないと思う。

まぁ、何が言いたいかと言うと今までトイレットペーパーの話として聞いていただいていたが、僕が言いたいのは金銭的な話である。

生活コストをゼロにすると言う事は難しいかもしれないが、いざとなったら最低限の生活でも楽しめると言うマインドがあれば、余計なことを考えずに今やるべきことに集中できるのではないだろうか。

一生分の貯金があったとしても、果たしてこれで足りるのかと言う不安には駆られるし、貯金額が目減りていくストレスとも戦わなくてはいけない。

まだ貯蓄をゲームとして楽しめるのなら良いが、パニックになってかき集めると一気に視野が狭くなる。

実は、手でお尻を拭く覚悟の方が、トイレットペーパーをかき集めるよりもずっとストレスがないのかもしれないね。

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