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【Obsidianぶらり旅 #6】もっとスマホでObsidianしたい!

Sync、してますか?
スマホでObsidian、してますか?

私はObsidian-Syncを使っています。主な目的はPC2台間のデータの同期で、ついでに移動中および外出先でのスマホとのデータ同期です。かつてはGoogle DriveやGitを介した同期をしていましたが、一度課金してその便利さに浴するともう元に戻ることはできません。

Sync Plusなう。

Sync以前については下の記事に書きました。あの頃にはもう戻れません。

当初加入してからプランのアップデートがあってもほったらかしにしていましたが、1 vaultしか同期していないし、データ量も250MBほどしかないのでStandardプランに切り替えた方がお得かもしれません。

節約できるところは節約したい年頃です。じゃあYearlyでしょうか?

それはさておき・・・。


スマホからObsidianを使用する頻度は思ったほど高くないなぁと感じています。せっかくなのでもっと活用したい。

なぜ使わないのか、いつ、どのように使うと良さそうか、また改善すべき点はあるか、などを自問自答したりAIに相談したりして掘り下げていきたいと思います。

どうぞお付き合いください。

Wikipediaで誰も書いていないページを1次資料のレファレンス付きで書き上げる」とか面白いと思いました。

深掘りできるプロジェクトとして

なぜスマホで使わないのか

なにせ使いづらい

普段PC作業ばかりしていると、スマホ画面は編集するにはどうしても小さく感じてしまいます。さらには画面入力のため、画面の下半分がキーボードとして埋まってしまうという追い打ちもあります。

そしてフリック入力が苦手。というかタイピングと比べると早くないです。なのでスマホで文字入力をしたくないなぁと心のどこかで感じてしまっているところが多少あります。

まぁ具体的に測定したことはないので思い込みも少しあるかもしれません。

スマホからの入力を求められる場面が多くない

PCの前にいない時間に自分が主に何をしているかというと、職場で現場に出ているか、通勤中の電車内が大半になります。

職場では手帳を持ち歩いてそちらにメモをするようにしています。周囲に見た目で誤解を与えないためでもありますし、紙のメモの自由度を最大限活用している面もあります。これがスマホだったらなぁ、と思う場面はほぼありません。

通勤電車では、私が普段乗る時間帯はスマホで入力ができないほど混むことはありません。実際にスマホをいじったりはしています。ですがその場面でObsidianへの入力が必要になることがありません。

オーディオブックやポッドキャストを聴いていることが多いのでメモのチャンスは多いはずなのですが、それでもメモは取りません。取ればいいのに。

スマホしか触れない日がほぼない

旅行でもしたらスマホからしかObsidianにアクセスできない状況になりますが、そんな日は年に数日しかありません。

しかもその場面で入力が必要になることがあまりありません。

タスクや習慣の管理はFull Calendarというプラグインで行ってますが、基本的にはPCを触れる時間帯で予定・計画の入力は済ませています。スマホからは完了したタスクにチェックを入れるとかその程度です。

よほど職場でのプロジェクトやタスクの管理に偏重しているんだなぁと今自覚しました

振り返ってみれば、ここ数週間の編集の量自体も、自宅<<職場でした。もっとプライベートなプロジェクトが充実していればスマホからの入力作業も増えるかもしれません。一方では仕事のプロジェクトが充実しているので、これはこれで幸せな状態です。

メモを取らなくていいと思っている

ほぼ毎日オーディオブックやポッドキャストを聴いているのに、メモは取りません。その一冊、一話から何かを学び取ろうというよりは、何冊も何話もさまざまなものを聴いたり読んだりすることで、知っている・聞いたことがあることを増やし、いつのまにかアウトプットできる程度に自分の中で体系化されている、というアプローチをイメージしています。

この辺は聴いている作品のテーマにもよるかもしれません。自分の喫緊の課題を解決するための答えを求めているのであれば、作品を聴いたり読んだりしてヒントになる部分をメモし、自分の行動や環境をどう変えるかを考え深めていくことも必要だと思います。

要するに、プライベート面では今現在かかえている課題がないのかもしれません。金銭的な話は自分の中で答えが出ていたり、脳や身体、心の健康や成長の面では良い習慣が身についていたり。プライベートで整理が必要な状況や掘り下げたいテーマがない。

そうなるともっとObsidianを使うには、必要な状況になるには、取り組むことを変える必要があるのかもしれません。電車では論文を読む、とか。幅広い教養を身につける(聴いているだけですが)だけではなくテーマを絞って深めていくような取り組みもすべきで、そこでこそメモが必要になりそうです

一般的な内容はAIに相談したらメモするまでもない?

現在2024年4月。ずっとお世話になっていたChatGPTからClaudeに乗り換え有料課金しています。

気になったことを聞いてみたらすぐに答えを返してくれるので、自分でまず書籍や論文にあたる、という必要がなくなってきているのを感じます。

もちろん専門分野であれば一次資料は重視すべきですが、それ以外の分野、PARAでいうAreasのような部分は、詳しい人に聞いて(AIでも書籍でもブログでも)方向性を決め、自身の行動まで落とし込めれば十分だと思います。

↓ PARAメソッドについて

AIは疑問に対してその場で答えてくれるので、メモするまでもなく行動に落とし込むことができてしまいます。目的を見失ったらAIにまた同じ質問をすればいいんです。これってメモを見返すのとほぼ変わらないよなぁと。

専門的な分野も割と回答してくれるのが悔しいところです。

メーカーの研究・開発スタッフとしては、AIが回答できないくらいには先端的なところまで踏み込んで仕事をすべきなんだろうなぁと思う今日この頃です。タイヘンです。

スマホでの使用機会を増やすには

自分がなぜスマホからObsidianの編集を行わないのか、結構深掘りができました。では以上の内容から、スマホ編集の機会を増やすにはどうしたらいいのでしょうか。

ざっくり、以下の3つくらいになるかなぁと思いました。

  1. フリック入力のトレーニングで苦手意識を払拭する

  2. どこまでも深掘りできる(プライベートな)プロジェクトに取り組む

  3. 共同で何かに取り組む(テーマを与えられる)

フリック入力のトレーニング

今どきの若者であればスマホを介した文章コミュニケーションを繰り返すことで自然とフリック入力の速度が向上しているのでしょう。うらやましい!

私の場合は意識的にフリック入力を使う機会を設けないと自然な入力速度アップは望めなさそうです。SNSも投稿頻度は高くない上、投稿するネタもありません。LINEやDM、メール等でも連絡マメではありません。基本的にめんどくさがりです。LinkedinとかDM来てもスルーしちゃうタイプです。

タイピング練習のように、1か月程度集中的にトレーニングしてしまうのが性に合っていると思います。やってみようかしら?やらないかな?

深掘りできるプロジェクトって何さ

先に教養を広げるほかに、狭いテーマを深掘りするような取り組みをすることでもっとObsidianを活用できそうだと思い至りました。

その大前提として、アウトプット先が必要です。noteに連載するのか、ブログやYoutubeに投稿するのか、あるいは論文を執筆するのか、学会発表か。

明確なゴールを設定しないとモチベーションが続かず、なんとなくメモを残したけど結局見返すことがなかった、なんてことになってしまいそうです。一方でゴールが「行動への落とし込み」だと、AIとの対話で事足りてしまう。明確であるだけでなく、クリエイティブなゴールが良さそうです。

たとえば「Wikipediaで誰も書いていないページを1次資料のレファレンス付きで書き上げる」とか面白いと思いました。いかがでしょう?既存のページの信ぴょう性を一次資料を確認して確かめる、とかやりだすと究極の趣味になりそうです。

あるいは事業のドメインまわりのページを社員が読んでためになるレベルに仕上げる、とか。競合にとっても良い資料になるのが難点でしょうか。でも楽しそうです。

全く別のアプローチ:他人とのプロジェクト

自発的に取り組みたいテーマがない状況であれば、他人にテーマを与えてもらうのも手だと思いました。共同で取り組んでもいいし、副業でもいいかもしれません。自分はそういう副業に具体的なイメージを持ててはいませんが。

ただ、「人の役に立った対価としてお金をもらう」という観点に立てば、ブログでもYoutubeでもあらゆる副業は(本業もですが)他人のニーズに基づいた活動と言えます。

  • どんな困りごとが多いのか(検索ワード、投稿数等)

  • どう役に立つか(文章、動画、コンサル等)

  • どう接触するか(SNS、広告等)

こういったことを自分で掘り下げる副業は、アイデア出しから実践した結果の整理まで、プライベートにおけるObsidianの利用を、スマホから編集する時間を含めて増やしてくれそうです。

そもそも、不要ならそれでいいのでは。

ここまで長々と考えてきましたが、そもそもニーズを無理やり創出することもないのでは・・・?

・・・。

・・・・・・。

・・・。

・・・。

・・・?

・・・たしかに。

でもまぁ、アウトプット先がないからメモの必要が生じない、というのは個人的には大きな気づきでした。これをきっかけにプライベートの時間で何をするか、引き続き広く浅く学ぶのか特定の領域を深堀りしてみるのか、Wikipediaの編集余地がないか眺めまわしてみるのか、いろいろ考えてみようと思います。

それでは。

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