ドキドキ文芸部の考察的なんか

※この投稿には大好評配信中の「Doki Doki Literature Club!」のネタバレが含まれています。ハートに自信のある方は自分でプレイしてみることをおすすめします。



ドキドキ文芸部をスタッフロールまで走り切った。色々な意味でドキドキさせられるゲームだったし、自分の中でのゲームの立ち位置を考えさせられる所もあった。

このゲームにおける「文芸部長」の力は凄まじい。部員をそれとなく洗脳したり、その場にいなくても何があったかを把握し、テキストボックスの上から現れる。そんなとんでもない力を、一体いつモニカは手に入れたのか。というかどこからその力がやってきたのか。

まずモニカがいつ「文芸部長」としての力を手に入れたかだが、1週目の本人が「最近悟りが開けた」と言っているのを正直に受け取ると、本当に最近なのだろう。それこそ1週目開始時点とかかもしれない。文化祭当日まで露骨にそれらしい動きもなく、いわゆる好感度チェックのNPCめいた立ち位置だと思っていた。長い長い2週目でそんなことは全然なかったのだと思い知らされたが。

で、そもそも「文芸部長」の力はどこからやってきたのか。これについて、sayori.chrの拡張子をoggに変えた音源ファイルのスペクトルグラフから読み取れるQRコード(面倒だ!)から飛べるこのサイト
http://www.projectlibitina.com/
にある実験ログのようなものに登場するThird EYEという単語は、ゲーム中にも時々出てきていた。おそらくこのthird eyeと呼ばれるものが「文芸部長」の力のベースになったのではないだろうかと考えた。というのも、XXXXX(亡くなったので名前が消された?)とLibitinaの二人(双子?)についての実験ログのようなものが上記のサイトに記載されている。この実験ログの内容から、Libitinaは第三の目を先天的にせよ後天的にせよ手に入れはしたがおよそ制御の効くものではないものであることが推察される。っていうか当時3歳の女の子に何やってんだ。

2001年に誕生したリビティーナはリリース日の2017年で16歳になる。普通に高校に通えていれば早生まれの高校1年生ぐらいだろうか。ここからは全くの想像であり、考察というより妄想に入っていくのだが、リビティーナもあの文芸部にいたのでは、という説を提唱する。

第三の目によってchrファイルとなった自分や文芸部員を認識したリビティーナがどうにかしてあの文芸部から抜け出し、文芸部の中で比較的無害であろうと思われたモニカに部長の座という形で第三の目をいくらかダウングレードさせて渡したのではないか、という話である。ダウングレードさせたと言い張る根拠としては部長になったにも関わらず過去にあったであろうリビティーナとの部活動が一切出てこないこと…なんともこじつけだが、貧弱な自分の妄想力ではここいらが限界である。

リビティーナについて時系列でまとめると、
・リビティーナ3歳、第三の目を研究される
・リビティーナ16歳、文芸部設立、文芸部長になる
・リビティーナ、モニカに部長譲渡、自身の記録・記憶を全部消してどこかへ
・ドキドキ文芸部本編開幕
という感じになるだろうか。
主人公は何者なのかとか、XXXXXは誰なのかとか、部長の力は本人が部長でなくなってもどこまで作用するのか、ユリがかわいいとか、もっと話になりそうな事はあるけれど今回はここまでとする。

あとこの考察とは関係ないけどアンノウン・マザーグースを聞いてるとDDLCのことを思い出すのでぜひ聞いてほしい。できれば原曲で。

Just Monika.

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