2023.10.02 23:25〜 ○ The News ● 新会社設立も中身明かさず ジャニーズ会見、説明責任は?東山氏の説明、名称変更どうなる?【志賀泰伸、望月衣塑子、尾形聡彦】
志賀泰伸さんインタビュー
~10/2ジャニーズ事務所記者会見を受けて~
■拍手への違和感
・記者会見の場で拍手が起きたことに違和感。例えばビックモーターなどの会社が謝罪や今後の改善計画や、今後のプランを具体的に話していく場で、拍手が生まれた記者会見って僕の記憶ではない。おかしい、教祖様みたいな。異常性を感じた
・記者会見の場では記者からの質問が飛ぶのは当たり前、ちゃんとした説明責任を果たすのが記者会見
・代表取締役等が「ちゃんと聞きますから」と言ったときに拍手起こりますか?そんなことまず言えないですよ
■ステークホルダーの動き
・各スポンサーが取り止めなどの判断をしたことは、もしかしたら、日本社会が変わる、前に進むという風を感じていた
・ただ、テレビ局が第三者委員会を設置して、色んな癒着や利権などの悪い膿を出す良いチャンスになっているのに、今も隠蔽体質を感じる
・全局第三者委員会立ち上げて、隠し事なしに全ての膿を出すと取り組めば、世の中の人からは信頼度が高くなるのでは
・トップが第三者委員会をやると打ち出さないと、ついていくスタッフは煮え切らない思いを抱えることになる。信念を持って誇りを持っている人が離れていくのでは
・私が覚悟を決めてやるなら、ひとりひとりとのスタッフと面談して、ロードマップや改善計画を出して事務所はここを目指していると伝えるべき。実際に、自分の会社での職員のトラブルがあっても、その職員を尊重して色々と説明して、ついてきてくださいと伝えている
■会見内容について
・具体的なところまで練られていない印象、これまでの権利的なもの(IPなど)はどうするのか?と突っ込みたかった
・知的財産権は具体的に話してもらわないと…
・同じ組織で名前を変えて社名ロンダリングみたいな感じがしてしまう、何も変わっていないと感じる
・スポンサーなどにはその辺りが見透かされているのではないかと。具体的内容がなかった
■被害者救済措置について
・478人と発表しているが、それが本当なのかな?と疑っている(もっと多いと予想している)。誰がそれを見ているか分からない、性被害を文字で打ち込む勇気も凄いこと。年齢高めの被害者はフォームを使いこなせない可能性もあるのでは。
・救済委員会は元裁判官ばかり。事務所側が選んだ人間なので、理想は被害者側も選んだ人間を入れ、さらに中立な人間で構成された組織。日本の事例を元に、金額設定をするのか、非常に難しい問題とは思うが…。
・国際社会からも注目されている案件なのに、日本ってそんな補償対応で終わってしまうんだと思われる。また、加害者の抑制にもならない。
・できるなら、国際社会の基準で判断してほしい思いはある。
・普通面談して救済の要望や擦り合わせをしながら、被害者に対するケアをするのが通常なのでは。余計に被害者の気持ちを踏み躙るような対応
・全容解明する気がないのは納得できないところがある…
■ジャニーズ事務所の動きについて
・コンサルティング会社の意見をそのまま伝えている気がする
・コンサルの意見は聞くが、覚悟を持っていないといけない。最終決めるのは経営者トップ。経営に対する能力もなく、コンサルの意見をそのまま伝えているようで、経営者としての覚悟が見えない。
・東山社長の性加害疑惑について、芯をしっかり持って正直に言ったらみんな支持してくれるのに、嘘で塗り固めたらいつかは剥がれてしまうのに…すべてを正直に出せば世の中はもっと良くなる
■誹謗中傷等について
・子ども達には、性被害を言いやすい環境や制度、そんな芸能界になっていかなきゃいけないのが大きな目標
・誹謗中傷で溢れ返るのは日本社会の嫌なところ。心の中で思うのは自由だが、わざわざ(ネット上などで)発表しないでと思う。どれだけ人を傷付けることと考えていないのかなと
・被害者が声を上げたら、二次被害が酷く、それは本当に止めてください
■経営当事者について
・東山くんと長い期間在籍が被っているが、何故僕に最初に会ってくれないのかとは思う。まあ、東山くんに謝られてもとは思うが。
・ジュリーさんに関しては、経営トップとして軽率な行動(記者会見後のハワイ)はどうかと思うし、記者会見に来なかったのは被害者と向き合う覚悟はあるのか?と思う。何を言っても信じられない
・結局タレントなんですよね、東山紀之、井ノ原快彦という鎧を被っている。今すぐにでも社長業に専念していくべき
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