2024年7月3日の日記

よかった!部屋を片付けることができた!洗濯もできた。
でもレポートは進まなかった。

午後は休講になったため、今日も気になっていたお店巡りをする。今日は恵比寿だぜ!
良い感じのワンピースを着て日傘を差してレッツゴー。髪はウィッグにしないでなんとなくセットする。もうとにかく暑いから、こういう涼しい格好が一番良いのだ。

オムライス屋はそこそこよかった。ボリューミーで卵ふわふわ、デミグラスソースはこってり。でも肉の油が抜けきって旨味が足りていない。違うメニューにビーフシチューソースオムライスがあったのだが、ここでの正解はそちらだったと思った。きっと、肉の旨味がぎゅっと溶け出した濃厚なソースだったに違いない。

それで、腹ごなしにひとしきりウィンドウ・ショッピングを楽しみ(これってもう死語なんですか?)、母親へのプレゼントに頭を悩ませたりしていた。

目当ての店のカフェタイムが16時までというので、良い頃合いにそちらへ向かう。平日というのにかなりの人で賑わっている。客層は大変若く、そして皆一様に同じメニューを注文しているので、インスタを見て来た私と同じクチだなと恥ずかしいような苦笑いしたくなるような気持ちになった。

右隣は大学生のカップル、左隣は社会人2,3年目と思しき女性二人組で、彼らの楽しい会話を聞いていた。これは皮肉とかでは無く、両組とも人間的で、微笑ましく、興味深く、あまり趣味の良いことでは無いが聞き耳を立てずには居られなかったのである。内容は、私の心の中だけにとどめておこうと思うが。
それにしても、全員料理が運ばれてきた時、最初の一口を食べた時、とっても嬉しそうにしていた。こっちが嬉しくなるくらいに!なんて素敵な人たちなんだろう。自分が店員だったとしてこういうリアクションをしてもらったら、働きがいがあるってものだ。
でも、私もはしゃぎたくなるくらいに、料理は美味しかった。見た目もさることながら、その上見た目以上に美味しいのだ。言うなればただの揚げドーナツなわけだが、”インスタ映え”的に流行っているだけなんだろうと侮ってはいけなかった。ナイフを入れてカリッ、フォークで刺してフカァ、歯で挟んでさくさく、口の中でじゅんわぁ、舌の上でとろぉ。如何せん一人でいるからなるだけ涼しい顔をしているが、その実顔からつま先まで溶けてしまいたいのである。油タップリ、砂糖タップリ、小麦粉タップリのホカホカ出来立てドーナツは、正に幸せの味である。

なんかもういろいろ満足しちゃってすぐ駅戻って電車乗って、その日はお終いにした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?