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ウン年振りにサークル参加したらお隣さんにヒカセンがいた話

勢いだけで即売会に参加した

2022年は個人的に限界同人オタクになっている年で、いろいろ縁もあってwebイベントを企画したり、サークル参加していたのだが、やっぱりなんだかんだ言って、

「リアルのイベントに参加したい!!!!!」

だからといって、じゃあ東京に行くぞ!というのはハードルが高すぎるので勢いそのままに地元のイベントにレッツ申込み。
前々からスケジュールはわかってたし、新刊用意できたら申込みしようとか思ってたものの、ジャンル掛け持ちオタクにスケジュールの余裕はあるはずもなく、ゲームをやりつつ書いていたら〆切ギリギリだった。危ない危ない。
とりあえず既刊はあるから本はある!と言い聞かせ、退路を塞いでいざ現行に集中。ギリギリのギリギリまでゲームと両立して(出来ていたかは不明だけど)なんとか新刊も準備。いざウン年振りのイベントへ。

前々日の仕事終わりに百均へ駆け込み足りないものを調達。今はお金の受け渡しはトレー推奨だし、はるか昔の記憶を呼び寄せ、「値札用にこういうのあったらよかったよなぁ」なんて考えながらカゴへポイポイ放り込む。予定より買い込んでしまって一人で笑った。

前日の夜は遠足前の子供か、というくらいにはウキウキしてしまい、買ったばかりのスプラトゥーンを楽しんで夜更かししてしまう始末。無事寝坊はせずに済んだからよかったけど、一歩間違えたら危なかった。

事前にサークルはサラッとだけチェックして、ここは行こうかな、好きなジャンルのサークルさんあるかなともうテンションが上がる一方。一般参加はここ数回してたけど、サークルチェックしてまでって感じでもなくなんとなく足を運んでいただけだったので久しぶりの感覚にやっぱりリアルで参加する喜びみたいなものを感じた。

お隣さんは奇しくも好きなジャンル、と言ってもゲームした直後に少しファンアートをたまに見ていた程度だったので、サークル参加される方がいるんだ!ってそれだけで嬉しくなった。現地行く前からもう心の中で何度「参加してくれてありがとう」と叫んだことか。

いざ会場に入って、準備して椅子に座って待機して……開場のアナウンスに拍手して、あぁやってきたよイベントに!オレは!!みたいな高ぶりで天にも召されそうな心地。webイベントも楽しいけど、体感するのって全然違う。

友人に売り子として一緒に参加してもらい、ここぞとばかりにいろんな話をしていたらお隣さんがゲームの話をされて思わず耳がピクピク。「わかる……発売されたらマジで情緒やられるよ、楽しみすぎる……!」と内心相槌を打ちながら通り過ぎる人を眺めていた。

ふと人が来た、と思ったらヒカセンさんが現れた。例の召喚術式見えなかったけど?!って思いつつ、サークル参加していながら何だけど人が来ない可能性だってある、だなんて思ってたからそれだけでテンション爆上がり。

「もうヒカセンが来てくれただけで出た価値があります」

こんなことを言ったのは記憶にあるけど、嬉しさの極みで正確になんて言ったかは覚えてない。とにかく嬉しすぎた。手に取ってもらったという喜びにひたすら悲鳴を上げてた。ありがたい限りです。

そんなこんなで自分もいろんなサークルさんのところで気になったものをゲットしつつ、気づけば終わりも迫り、早めに離脱しようといそいそと片付けてお隣さんにもご挨拶(もちろん始まるときにもご挨拶したけど)。
そういえばゆっくり見てなかったな、と帰りがけに後悔すまいと最後にゆっくり見て、気になるものがたくさんあったけど一つだけお迎えしていざお金を渡そうと鞄を下ろして財布を取り出していたら衝撃の事実が。

「もしかしてヒカセンですか?」

Pardon?今、ヒカセンって言いました?えっ?も、もう一回いいですか?
たまたま鞄にジョブピンバッヂ(自分のメインジョブやらを3種)付けてたのが目に入ったらしく声をかけていただいたようで。
うっそ、お隣さんがヒカセン?!イベントの最後に最大級のドデカイ爆弾来たぞ!?つまりこれってLBってコト?!(違います)
もう驚きのあまり上手く喋れたかわからなかったけど、その後紆余曲折(ということもなく)ご縁がご縁を呼び、ついにはエオルゼアでもお会いすることができましたとさ。

久しぶりに勢いで出たイベントでまさかまさかの展開が起きて驚きと喜びMAXこれだからオタクはやめらんねぇ!ってなりました。と同時にやっぱりこうした出会いは何年経とうと楽しい。webにはwebの良さもあるけど、リアルの楽しさを思い出し、充実した一日を過ごしたのでした。

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