卯月コウからアイナナを知った新人マネによるアイナナアプリ本編感想+ムビナナDAY1感想(+DAY2感想追記 2023.6.5)

⚠️ムビナナのセトリ、衣装、新曲、MC、特典漫画、その他諸々ネタバレあり⚠️
⚠️アイナナアプリ️ゲーム本編6部までのネタバレあり⚠️

※これを書いてる人間は、「アイドリッシュセブン」というコンテンツにハマってからまだ一年未満の新人マネです。見当違いな事を書いていたら教えてもらえると嬉しいです。(ゲーム本編は6部まで読了済み)

推しキャラは百(モモ)と御堂虎於(みどうとらお)です。

ムビナナの話の前に3000字程自分語りとアプリゲームのメインストーリーのネタバレ話をします。


アイナナを知った経緯


アイナナという存在を知ったのは2022年7月。男性向け女性向け2次元3次元問わず、「アイドル」という存在にさほど興味がないまま生きてきた自分はそこで初めて「アイドリッシュセブン」というゲームの存在を認知しました。にじさんじ所属Vtuber(バーチャルYouTuber)の卯月コウがYouTubeでアイナナの配信を始めたからです。

元々卯月コウのリスナーだった私は「知らないゲームだけどコウのシナリオ読み配信(シャニマスとかプロセカとかDDLCとか)ハズレないし見てみるか〜」という軽〜い気持ちで視聴しました。
そうしたら1部のシナリオ配信が終わる頃には、すっかりアイナナという物語にのめり込んでしまいました。次の配信まで待ってられねぇ! 早く続き読みてえ! という気持ちになったは私は爆速でアイナナを自分のスマホにダウンロードします。
アイナナというソシャゲを始めて有り難かったところは最新部以外のシナリオ解放がめちゃくちゃ優しいところです。シナリオ途中で指定された曲を一回プレイすれば続きをすぐ読ませてくれます。音ゲーがドドドド下手くそな私でもスムーズにシナリオを読み進められて大変助かりました。(その反動で5部、6部のシナリオ解放にめちゃくちゃ手こずりましたがその頃にはすっかりアイナナにどハマりしていたので熱意と気合いで推し進められました)

アイナナアプリ本編感想


1〜5部はまとめて、6部はシナリオが更新されるたびに少しずつ読み進めました。道中どれだけ鬱展開でも最後に報われて終わる話であるならば、登場人物たちの苦難を娯楽として愉しめるタイプのオタクであったため(逆に言うとバッドエンドは許せないオタク)「シナリオ精神的にキツい展開あるよ」という前評判に覚悟はしつつも、どんどん読み進められました。

個人的に好きな話は3部、4部、5部です。

3部は悪意を持った相手(ŹOOĻ+了さん)にアイドル達はどう戦っていくかが本編の流れでしたが、二階堂大和くんの親子の話にしろTRIGGERが業界内で突き落とされてその後這い上がる話にしろ、波瀾万丈な展開は物語として非常に読み応えがあって3部めっちゃおもしろーい!! と夢中になりながら読み切りました。
初登場時から明るくて優しい先輩アイドルをしてて好印象だったRe:valeの百が本格的に推しになったのも3部です。精神的にいっぱいいっぱいになってる大和さんに百が優しい言葉を掛けるシーンが特に好きです。
千と万理さんの関係に対する憧れと尊敬と嫉妬が混じりに混じった湿度高くてじめじめして面倒くさいところも好きです。
あと顔が可愛くて八重歯が可愛くて歌声が好みなので推しになりました。

アイドルものコンテンツでメインキャラが死ぬことはないやろ、というメタ的な考えの元、ベランダ事件は終始こういう展開好き〜という愉悦の気持ちで読んでました。喧嘩している時のRe:valeが個人的に好みで、そういうシーンがあるとついニヤニヤしてしまうのですが、それは仲悪いのが好きだとかそんな事ではなく、むしろ仲が良くて双方相手を思いやっているからこそ発生する意見のぶつかり合い、言い争い、みたいな展開が私の性癖であるが故のニヤニヤです。

3部のŹOOĻ、キャラの内面描写が少ないのも相まってマジでただの嫌な奴集団感がすごいけど(トウマはこの時からすでに良い奴の片鱗が隠し切れてない)キャラクターコンテンツとして大丈夫なのかな? この先挽回できるのかな? という不安を抱きながら読んでいました。今となっては推しですが3部の御堂虎於、読み返してみてもヤな男っぷりがすごい。女好きを自称しつつ女を傷付けるような行為をしていて、コイツ本当は女嫌いなんじゃないか?(FE風花雪月のシルヴァンというキャラクターに対して抱いた感情と似ている)と思ったものですが、拮抗のクォーターと4部を読んで彼の行動原理が納得できました。

消えた仲間を取り返しに行くために、みんなで敵の本拠地にカチコミをかける展開が大好物な人間なので(ONE PIECEのエニエス・ロビー編とか大好き)4部のナギに会いにノースメイアに行くぞ! というくだりにうおおおおぉと1人で大興奮しながら読んでいました。
あとIDOLiSH7の中だと陸とナギの絡みがほのぼのしてて好きなので、この二人の重要な会話が4部内にあって嬉しかったです。

レッフェスの成功体験をきっかけに、ŹOOĻは自分達がTRIGGERに対してしてしまった過ちの大きさをようやく理解します。
私は悪人キャラが改心したあとに、過去の自分がやらかした取り返しのつかない悪行に追いつかれ頭をぶん殴られる展開が大好きなので、苦い顔で後悔の念に苛まれる彼らのことがはちゃめちゃに好きになってしまいました。

非常識な時間帯に国際電話を掛ける御堂虎於。自分を貶めた相手の電話に応じる十氏はこの時点で懐が深すぎる。私だったら着信拒否にする。
4部の中でもこの電話のシーンが、ナギと巳波が春樹と再会できたシーンと同じくらい好きです。十の長男らしさと虎於の末っ子らしさがよく出てる場面だなぁと思います。
当たり前のことを書きますがプロの声優さんって演技がすごい。
謝る時の虎於の声音が弟っぽくて子供っぽくてすごい。許さないと言い切る龍之介さんの厳しくて優しいところも声音で表現されててすごい。
許さないと言った上で虎於の成功を喜んでくれる十龍之介氏は海より心が深い男。これは環くんに「リュウ兄貴」と呼ばれるのも納得の兄貴感。

被害者に「絶対に許さない」と断言された以上、加害者の虎於には、これから先の人生でŹOOĻというアイドルとして大成していくたび、仲間達との絆を深めていくたび、ファンからの信頼を勝ち取るたびに、TRIGGERにしてきた事、十龍之介にしてきた事、花巻すみれにしてきた事が、罪としてどんどん重くのしかかってくると思うんですよね。良いアイドルになればなるほど過去の自分がしでかした罪の重さが増していく。
でもその罪の重さを背負ったまま、御堂虎於及びにŹOOĻくんたちにはアイドルとしての輝かしい道のりをどれだけ苦しくても走り続けて欲しいなと思っています。アイドルという仕事の素晴らしさを理解しなければ罪を犯したことの苦しさに苛まれることもなかっただろうけど、罪を理解出来ないままの愚鈍な人間だったら彼らの事を魅力的なキャラだと感じることも無かったので。アイナナの作中内アイドルグループの中で私はŹOOĻが一番好きなので、これからも応援していきます。

虎於のことは女選び放題勝ちまくりモテまくりイケイケ俺様キャラでやってる男から精神的に脆くてやわっこくて子供っぽいところが見えた時のギャップにやられて好きになりました。あと顔がかっこよくて背が高いのがかっこよくて歌声が好きなので推しになりました。

罪と罰の話といえば4部でついに了さんが浄化されますが、この浄化シーンもめちゃくちゃ好きです。ゼロと百に裏切られたという思いで反転アンチと化してしまった了さんを救ったのは、伝説のアイドルゼロでもなく、Re:valeの百でもなく、IDOLiSH7の七瀬陸でもなくて、アイドル業界をぶっ壊す為に自分で作ったŹOOĻだった、というオチが良いですね。「ŹOOĻ!」と叫ぶ声が子供っぽいところも良いですね。

5部は1部からずっと描写されていた天と陸の関係に一つの決着がつく話なので、新参者の私でも読んでて中々に感慨深かったです。
みんなで九条の家に大集合して春樹の遺作の謎が提示されるくだりに、急にサスペンスとかミステリーみたいな展開始まったな! と驚きつつ、こういう謎解き展開は大好きなのでドキドキしながら読みました。
ゼロは陸と天を足して2で割ったような見た目と性格のアイドルなのかなーと勝手に妄想しています。(大陸と天空の境目を地平線=高度ゼロ度と呼ぶから)
これから先の展開でゼロのビジュアルが公式から発表される日は来るのでしょうか。個人的にはものすごく見てみたいですが皆様のご想像にお任せしますエンドで終わってもおかしくないですよね。

5部ではついに、ゼロの亡霊に取り憑かれていた九条鷹匡が浄化されました。鷹匡に少年時代散々傷つけられた被害者でありながら、その鷹匡に向かって理と一緒に「頑張れ!」と笑顔で声援を送る悠のシーンが、5部の中では特に好きな描写です。

アイナナ本編の好きなキャラと好きな場面の話を書き散らし終わったので、ここからはムビナナの感想を書きます。

劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD の感想


私はCGアニメーション会社のOrangeさんが過去に携わった作品で「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」と「宝石の国」が大大大好きなオタクだったので、ムビナナの製作をオレンジが担当すると発表された時思わずガッツポーズしました。
でもあんまり期待値上げすぎてガッカリするの嫌だしな……と、ほどほどに楽しみにしつつ映画公開までの日々を過ごしていました。

ムビナナ〈DAY1〉

『MONSTER GENERATiON』
1曲目からムビナナは私の期待値を軽々と超えていきました。
初日は推しの一挙手一投足を脳に刻みつけることに尽力したいと思い通常上映を選んだのですが、モンジェネが流れてIDOLiSH7が動き出した瞬間「応援上映にすれば良かった〜〜!!」と心の中で早速後悔しました。7人の動きが良い! 顔がいい! 演出が良い! ペンラ振りたいコーレスしたい歓声あげたいと心の中で身悶えしました。傘をステッキみたいに持って踊るの可愛かったですね。一回も開かずにダンスの途中で投げ捨てたのはちょっと笑いました。

『RESTART POiNTER』
MCを挟んでからのリスポ。モンジェネ歌い終わった後にみんなで階段を降りていくんですが、この降りる動きに生感をすごく感じて1人で動揺していました。三月がMCで喋る時体を大きく動かすのがらしくて良かったです。一織のハーフアップ髪型アレンジがカッコよくてMC中も曲中も一織にたくさん注目して見ていました。動くたびに短い毛束がしっぽみたいに動くのが可愛い。

『ZONE OF OVERLAP』
ŹOOĻの楽曲の中でもゾンオバは4部のシナリオも合わさって1、2を争うレベルで好きな曲なので出だしのコーラスの時点でテンションがぶち上がりました。映画館の音響で聴くゾンオバはマジで良い。重低音が体にビリビリ来るのが気持ちいい。火の粉散る中4人の影のつき方がかっこいい。巳波が両足大きく開いてオラつき気味に踊ってる場面があってびっくりしました。普段上品な男が野生的なところ見せるとときめいちゃうよね。デッカい炉の中から煮え滾ったマグマがぶち撒けられる景色をバックにして立つ男に惚れたのは、仮面ライダービルドの万丈龍我以来人生で2回目の体験。

『Bang!Bang!Bang! 』
MCで観客をガンガン煽ってくる亥清悠ありがとう。「応援上映にすれば良かった〜〜!!」と唇を噛み締めながら心の中で全力で「ŹOOĻ!」と叫んでいました。虎於ゾンオバの思い出話してくれてありがとう。トウマがファンに向けて感謝してくれるの嬉しい。旅がテーマなのに執事も給仕もしないと言い切る巳波。とんだわがままプリンセスだな! でもŹOOĻらしいわ! と思いながら観ていました。
APOZライブの時も思いましたが、BBBのライブ照明の演出かっこよくて好きです。音に合わせてレーザーライトがビカビカ光るの痺れる。ゾンオバでブチ上がったテンションをさらにぶっ飛ばしてくれる。ぴっちり揃った4人のダンスも素敵。

『DAYBREAK INTERLUDE』
ŹOOĻがTRIGGERのことを「夜明け」と称して、その後流れるのがこの曲なのがテンション上がる。
曲中で「We are TRIGGER」と言った瞬間沸き立つ観客席にわかる〜ペンラ大振りしちゃうのわかる〜とファンと同じ気持ちになりながら画面に釘付けになっていました。
前奏がかかる中優雅に階段を降りる3人。デイブレ間奏中の3人が個別にするワクワクダンスタイム好きなんですけど映画でもやってくれて嬉しかった。八乙女そんな高く脚上がるの!? 十さん脚なっっっが!? 天くんダンスキレッキレじゃん! と心の中でキャーキャー言いながら観てました。

『Last Dimension』
MC挟んでからのラスディメ。前曲のデイブレの興奮で茹ってしまった脳みそには話の内容がいまいち入ってこなくて申し訳なかった。天くんがなんか嬉しいことを言ってくれたのはわかる。出逢いは一期一会的な内容をすごくスケール大きい感じで言ってくれてた気がする。この時の十さんの相槌の打ち方が可愛かった。急に「祭り」というワードを出す八乙女が面白い。
6部ブラホワ衣装の中だとTRIGGERの衣装が一番きらきらしてて好きです。ラスディメをしっとり歌ってる間、そのきらきらの刺繍もブローチも余すとこなく存分に見ることができて嬉しかったです。

『NO DOUBT』
アイナナのMVの中で一番たくさん観たのがNO DOUBTだったので、2人が登場した瞬間もうウキウキでした。ユキのポニテマジで3D映えする。髪結んでいる男が個人的に性癖なので髪結んでるユキのビジュアルが出た時から「ありがとう〜!!」と髪型を決めてくれた方に感謝の念を送っていました。これからもたまにで良いから結んで欲しい。踊るたびに毛束がファサファサ優雅に動くのが綺麗。髪さらっさらなんだろうな。いいな。
動くモモかわいいな。なんかたくさんの感情が渦巻いていたはずなんだけど興奮で全部吹っ飛んだからかわいいしか感想が出てこない。ピンクのおめめが綺麗だなぁ……ってぼんやりしながら観てた気がする。

『Re-raise』
MC挟んでからのリレイズ。クソデカスクリーンで夫婦漫才を見せつけられるとは思わなかったぜ。でもこれが彼らにとっては通常営業で日常なんじゃろうな。私はモモの夢女子に片足を突っ込んだ感情を抱えているので、こういう時どんな顔すればいいのかわからないの。
本編4部のリバレ醜聞スクープで有る事無い事書かれて叩かれる展開からの、IDOLiSH7と一緒に披露した曲がリレイズ。明るくて楽しい曲。この曲聴いてるとユキってほんとに音楽が心の底から好きなんだなぁ、という気持ちが芽生えます。
え! そこから椅子出てくるんですか!? というのが驚きポイント。王者感あって豪華な椅子。2人で座ってるときの見映え最高。

こっから新曲のターン。

『NiGHTFALL』
7人がスポットライトで登場するシーン良き。壮五さんの走り方がなんか好き。
綺麗なピアノの音をイントロに乗せないでくれ泣きそうになる。(マロウブルー聴いてる時もピアノのメロディが綺麗すぎて定期的に涙目になるオタク)
IDOLiSH7の新衣装魔法使いみたいで良いですよね。マントの後ろに描かれた夜空が綺麗。ノースメイアの空なのかなぁ。

『STRONGER&STRONGER』
6部であんなに自分の願望を吐き出すことを恐れていた虎於が「怖くない」って歌うのいいよね。推しの後頭部ガン見して今更気づいた事ですけど、ŹOOĻ四人の髪色が横一列に並んだ時互いに互いを調和し合う感じでめちゃくちゃ綺麗だなぁ、と思いました。声優さんも舞台挨拶で仰っていましたが、4人の歌声が前より柔らかくて、本編の今までの旅路を想像させられてしみじみしました。

『Journey』
ユキの新衣装に花の髪飾りをつけた人は天才。花の髪飾りが世界一似合うイケメン。
「水たまりをそっと避けて〜」と歌いながら避ける動きをするモモの後に、一切水たまりを気にせずスタスタ歩くユキがとてもユキらしくて個人的ツボ。
振り付けで手話っぽい動きしてるところあるなと思ったけど、あれ実際の手話の動きを取り入れてるんですかね? だとしたらすごく良い。

『BEAUTIFUL PRAYER』
天くんの衣装色っぽすぎない? 19歳の子が着て大丈夫なやつ? バブル全盛期のディスコでピンクのファーがついた扇子片手に踊ってそう。前曲のリバレが厚着だったのも相まって肩の部分の布の薄さに慄く。大丈夫? いややっぱ色っぽすぎるってこれ、と1分くらい無量空処を喰らってしまい情報が頭に入らなかったです。
曲中で「魔法の媚薬使って〜」と歌う十氏に、あなたが媚薬使っちゃダメだろ十龍之介!? あなたの顔面そのものが媚薬みたいなもんなのに!! と1人でキレてました。
八乙女の新衣装似合いすぎる。こんなジャケット似合うホストいたらどハマりして人生破滅するわ。
トリガーの曲はLeopard Eyesが大好きなんですが、新曲も色気のある感じの歌で大変嬉しかったです。

『Incomplete Ruler』
5部内で陸も言ってましたが、ゼロはやっぱり1人で舞台に立つのが寂しかったんかな、と歌を聴いてると感じてしまいます。鷹匡も春樹も素晴らしい演出家と作曲家ではあったけど彼らはあくまで裏方の人間であるから、ゼロと共に同じ舞台に立って演者として同じ景色を眺めることは無かった。
本編で「アイドルに永遠を求めちゃいけない」と音晴からド正論パンチが繰り出される場面がありましたが、そういう意味だと、九条鷹匡も桜春樹もゼロに永遠を夢見てしまったのがゼロ失踪の一つの原因なのかなぁ、と思ったりしました。
天と陸が小指にお揃いの指輪嵌めた手を合わせる演出良い。鏡越しの自分を見つめてるような演技。彼らは二卵性双生児ですが、デカいスクリーンで2人を見てると、顔つきとか目とかそっくりすぎてファンからコイツら兄弟じゃない? ってバレそうだなとちょっとヒヤヒヤしました。
特典漫画でIncomplete Rulerを歌う経緯が描かれてます。漫画内の「たまにはいいよね神様」という天くんの台詞が好き。普段大人びてるキャラから飛び出る少年らしい表情、いいですよね。
歌い終わった後、天にいが悲しそうな顔をして去っていきます。
その後ろ姿を見送って
(´・ω・`)してるところからの
IDOLiSH7登場で( *゚∀゚ *)✨
ってなる陸の表情の変化が良いですね。この映画の演出の中で一番好きな場面です。本編で訴求力とかいうおっかない才能を保持してる事を描写された七瀬陸ですが(初見時何じゃその超能力バトルロワイヤル漫画の敵が使ってきそうな力は!? とビビった)(カリスマA+ぐらいありそう)IDOLiSH7という仲間がいる限り、陸がゼロみたいに消えたりすることないだろうという確信が持てます。

『TOMORROW EViDENCE』
過去の存在であるゼロの最後の曲が終わった後、明日への証明を明るく歌いあげるこの曲が流れるの堪らないですね。セトリ考えた人は天才か?
真っ白な衣装に身を包むナギくん王子様みたい〜……マジもんの王子様だったわ……という感想が曲中で5回くらい脳を駆け巡りました。大和さんが自分のソロパートで陸と肩組んでくれるの好き。16人で壮五くんの作った曲を歌い、16人で環くんの作ったダンスを踊るの、エモいですよね。16人みんなで隊列作って踊るところが特に好き。

『Pieces of The World』
16人でのMCを挟んでからのPieces of The World。
MC中天くんのアホ毛の動きが妙に目につきました。アホ毛単体が意思を持つみたいにぴょこぴょこ動いててかわいい。頭のてっぺんから足のつま先まで真っ白な八乙女楽が面白い。面白いのにはちゃめちゃに存在がカッコいいから脳がバグる。
若者を煽るユキ、それを聞いて高校生3人が前に出てくるのが、なんか良い。
Pieces of The Worldは映画で聴くのが初見だったんですけど、もう出だしからこの曲好き〜! となりました。歌詞も音も良い! カオルちゃんの言っていた「理想のアイドルは終わらないアイドル」と、音晴の言っていた「永遠なんて求めちゃいけない」はどっちも正しい言葉だと思うんですが、Pieces of The Worldの歌詞は、この「好きなアイドルに終わってほしくない」というファンの切実な願いに対する、アイドル側が提示する、一つの優しい答えのような気がしています。

アンコール
『Welcome, Furture World!!!』
終わっちゃうのさみしい〜となりながら舞台裏にはけていく16人を眺め、アンコールで爆速再登場する彼ら。実際のライブでもあるけど、アンコールで物販のTシャツやグッズ身に付けて演者が出てきてくれるの嬉しい。
この曲今回初めて聴いたんですが、今までサブスクに無かったのかな? 
みんなで一緒に歌って踊って、楽しいのに祭りの最後みたいな切なさもあって一握りの寂しさみたいなのも感じてしまいました。
舞台上のでっかいスクリーンに表示されてるイラストもっとじっくり見たい。

アンコール曲も終わってグループごとにさよならしていくの寂しかったけどそれぞれのグループらしさあって良かったなー。最後にIDOLiSH7がはけるとき、環くんがでっかくジャンプしてくれるのらしくて良かったです。

ムビナナ〈DAY2〉


『PARTY TIME TOGETHER』
MCしてからのパーティタイムトゥギャザー。他の人が喋ってるとき、うんうん相槌をうつ壮五さんかわいい。アイドルのライブMCで「折を見て……」という単語を聞くと思わなかった。堅苦しい仕事の電話以外で初めて聞いたぞ。ナギが「オリをみて……?」と復唱してるのが面白さに拍車をかけてました。
ナギと大和さんに両腕を捕らわれ、連行される宇宙人役をやる三月。応援上映で一番笑い声が上がった場面でした。ライブで絶対ウケる鉄板ネタとして毎回やってそう。ナギも大和さんも涼しい顔で手慣れた動作でヒョイって持ち上げてましたね。かっこいい。しかしこうして3人並ぶと、三月のちっちゃさが際立ってかわいいな。本人に言ったら怒るかな。でもかわいい。
曲中の背景はカラフルな遊園地。途中でコーヒーカップの乗り物出てきてテンションが上がりました。
センターステージでぴょんぴょんファンサ頑張ってたら1人だけ置いていかれる環くん、かわいそうかわいい。
コーヒーカップに乗った後酔いそうになる一織。三半規管弱い和泉一織解釈一致〜!
一織くん、修学旅行の長距離バス移動の中でグロッキーになっちゃって(芸能系の高校って修学旅行あるんですかね?)でも周りに心配かけたくないからって体調不良をおくびにも出さなそう。
でも環と悠にはバレちゃってお世話されるハメになるんですよね。
環くん、いおりんのシートベルト少し緩めて優しく背中さすってくれそうだし、はるちゃんは心配してないフリしつつ酔い止め代わりに飴ちゃんくれそうで良い。(ここまで全部妄想)
(妄想しといてなんですが一織くんはパーフェクト高校生なので、そんな事態にならないよう事前にしっかり酔い止め薬飲んで対策してそう。それもまた良い)
具合悪そうな顔をしたのは一瞬だけでその後はアイドルスマイルキープし続けていましたね。う〜んさすがプロのアイドルだ、和泉一織。と後方理解者面してました。
7人全員で前の人の両肩に手を置いて一列になってちょこちょこ歩く踊りが可愛かったです。
曲途中で大和さんがピースしてくれた記憶があるんだが、私の見た白昼夢かもしれない。大和さんって他人に対するパーソナルスペースめちゃくちゃ広いけど一度懐に入れた身内に対しては、途端にパーソナルスペース激狭になるイメージがある。映画でもちょくちょくメンバーの肩やら背中やら触りに行く場面が多くて、スキンシップ大好きなんだなー😊とほのぼのしてました。

『ササゲロ -You Are Mine-』
最初の電話音の時点で響く複数の歓声。生で聞くマネージャーさん達の黄色い悲鳴、気持ち良いです。これが聞きたくて応援上映選んだみたいなところあります。
推しの「俺は重いぜ」は疲労肩凝り頭痛腰痛関節痛その他諸々に大変良く効きます。苦しそうな顔されればされる程ときめいちゃうからやめてほしい。嘘。やめないで欲しい。美形の男がその端正な顔を歪めることでしか得られない栄養素がある。
ササゲロ、みんなのメンヘラ顔をアップにしてくれる場面が多くて大変助かりました。
なんか振り付け扇情的なところありませんでしたか? 巳波と虎於の手つき、選ばれしイケメンのみにしか許されない、とんでもねぇ動きじゃなかったですか? どうなってんだツクモプロダクション。メンバーに未成年も居るんですよ!
背景が赤白黒で、ホラゲで見かけるようなドアップの目とウネウネ動く手がマジで怖い。背景演出の恐怖と4人の色気と愛の鎖に縛られて雁字搦めにされました。
巳波の髪型アレンジ好き。いつもよりちょっと長めで毛先が綺麗に切り揃えられてるの良い。美容院行きたて切りたての髪フェチなので、巳波を見てると心が満たされる。
我儘を言えば、トウマの「なあ全部くれよ」と悠の「もっと見せろよ」も映画館のスクリーンでみて、キャーキャー言いたかったなー!
ŹOOĻってベクトルの違うめんどくささを抱えたメンヘラ×4人衆だからグループとして成り立ってる説ありますね。(トウマは光の男だからメンヘラではない、とする見解もある)(拮抗やソロ曲聴く分に、トウマも自責の末にメンヘラ男に変貌するポテンシャルを秘めている、という学説もある)
傷の舐め合いって悪いものに受け取られがちだけど、ŹOOĻくんの場合は互いに互いの傷を舐め合い癒し合うことでグループとして成長している気がします。

ササゲロの後にMC。
虎於って詳しく知らない人から見たら典型的な「チャラ男くん」にカテゴライズされそうな男なので、NO MAD側からしてみればあのMCは
「ウェーイw NO MADくん見てる〜?w 今からキミたちの““元““メンバーのトウマくんと、ŹOOĻとしての絆深めてキャッキャウフフしちゃいま〜す!ww」
って煽られてるのと同義なのではないでしょうか。
あんなの見せつけられたら奥歯砕けるまでギリギリ噛み締めちゃうよ。ヒロトくん泣いちゃったじゃん。
応援上映でトウマのŹOOĻコールに思う存分レスポンス出来たので私は幸せでした。
これからも狂気と破壊のテトラルキアでいて下さい。

『Crescent rise』
MCからのクレセントライズ。
天くんライブ好きなんだね。ファンの反応直に見れるの嬉しいものね。ここの「遠足前の子供みたいに〜」って天くんを揶揄う八乙女の口調が男子小学生みたいで好きです。
TRIGGERの3人ってアイドルとしてのプロ意識が高いと同時に、いい意味で男子小学生マインドも持ち合わせてますよね。
背景がグランドキャニオンみたいなデカい岩山なのは理由があるのかな? おっきな三日月バックに歌ってるところも見たかったです。
3人揃って回し蹴りするカッコいい振り付けがあった気がする。DAY1でも思いましたが、3人とも脚長ッッッが。しかも脚めっちゃ高くまで上がる。股関節柔らかいんだろうな。
トリガー柔軟体操対決とかバラエティで企画して欲しい。3人とも絶対180度開脚できるでしょ。俺が一番体柔らかいってドヤ顔する八乙女楽とボクの方が柔らかいけど? って張り合う九条天とまあまあ2人ともって宥めながらなっっっがい両脚をぺたんと地面にくっつける十龍之介が見たい〜。

『激情』
シャンデリアがガラガラガラと音を立てて降りてくるとこ好き。
赤色背景にユキの銀髪が映える映える。アカデミー賞主演男優賞を獲得したユキがレッドカーペットを優雅に闊歩するところが見てみたい〜。
こんなツヤツヤサラサラ美髪美男子美容業界がほっとかない。ユキ、アイナナ世界で絶対シャンプーのCMに出演してるでしょ。メーカー教えて欲しい。買うから。
激情歌ってる時のモモちゃんって歌声のカッコいい成分がいつもより多目ですよね。(個人の感想です)カッコ良さと可愛さが掛け合わさって無限の相乗効果がある。
「燃え上がれ」って歌詞好きだけど物理的にステージが燃え上がる(演出)とは思わなかった。炎に巻かれるリバレ、退廃的な美しさがありますね……。
鏡の演出良かった。もっと見たかった。常時鏡出しっぱなしでもいいぐらい。ユキもモモもどの角度から見てもシルエットが美しい。モモちゃんは動き一個一個がエネルギッシュでユキは貴族みたいな気品と優雅さがあって、2人並ぶと双方の良さが際立って結果最強のデュエットになるという事ですね。ありがとうございます。

激情の後にMC。
ユキがサラッと言った「いつもはモモのために歌ってる」発言はとんでもない破壊力がありました。えっ、いつもモモのために歌ってるんですか!?
旧Re:vale時代はじめの頃はただただ歌が作りたくて作り、ただ誰かに歌を本気で聴いて欲しくて歌ってたユキ。音楽の事は愛していても他人の感情への理解には乏しかった彼が、バンさんと一緒に、モモと一緒に、アイドルを仕事としていく中で他人の為に歌うようになったのだから、それって人間として大進歩なのかもしれない。
それはそれとして私がアイナナ世界で生きるユキガチ恋勢だったら「嘘でもいいから、いつも私(ファン)の為に歌ってると言え〜〜💢」と怒ってしまうと思う。或いは、ユキガチ勢だったらユキの性格なんてそれこそ嫌になる程分かり切ってる訳だし「今日もリバレの仲が良くて大変よろしい😌」と悟りの境地に至って平和に見守っている可能性もある。

全体曲の16人MC
陸が言い出しっぺで16人でファンサやりたい! って主張するの弟マインドを感じられて良い。
各々のグループでファンサ代表メンツが名前呼ばれて「行けー!」って応援されてるとこ良き。
16人ファンサタイム短すぎる。推しの顔チラ見するので精一杯。最低1分は欲しい。みんなプロのアイドルだからやれるはず。どうか1分間キメ顔保ち続けてください。

総括

ムビナナ良かった。

アプリのシナリオでは、彼ら16人の感情が丁寧に書かれていてどのキャラにも愛着が湧きますが、アイドルの彼らが実際長尺のライブでどういう動きをするかは、MVとアニメで披露された以外の曲は想像することしかできません。それがこの映画のおかげで彼らが実際にステージにどう登場して、どう動いて歌って、どんな風にMCをするのか、細かいところまで全部見る事が出来ました。彼らそれぞれがどんなアイドルであるのかの解像度がまた一段と上がって、みんなのことがもっと好きになりました。

あと、全員兎にも角にも顔が良かった。大きい画面でイケメンが見れて幸せでした。以上。


あとこれは映画本編とは関係ない話なのですが、映画館に向かう道中で、透明なバッグにモンぬいちゃんをぎゅうぎゅうに詰めてるマネージャーの方を見かけたんですけど、それがあんまりにも可愛くてマスクの下で不審者丸出しの顔でニヤニヤしてました。痛バ持ってる方もチラホラ見かけたけど、あれも可愛いですね。一目で誰推しか分かるし、缶バッチが綺麗に並べられてるの見ると推しへの愛を感じられます。

思いついた端から感想を書き殴りましたがせっかく書いたので誰か読んでくれると嬉しいです。

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