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ギャザの始め方〈モダン編〉

2017年までずっとレガシーをやっていて、2年の活動休止を経て2020年1月から復帰。オーコと帳がはびこるレガシー絶望して、7月くらいからモダンを始めたオービタルにんじんこと私の体験から、モダンの始め方を語ります。

【ギャザの始め方 モダン】

1、使いたいカードを決める!
どのフォーマットでも共通ですが、まずは「使いたいカード」を決めて買いましょう。最初はそのカードを軸にデッキを作るのがいいと思います。

(表紙写真の「火と氷の剣」はレガシー開始時に使ってみたかったカードです)

すでに別のフォーマットでぎゃざをやっている人は、後述する晴れる屋のモダンメタゲームから使ってみたいデッキに目星をつけるといいと思います。レガシーやスタンと比べて、本当にメタが混沌としているため、モダンでは何でも使えるという感動を覚えると思います。

ちなみに、スターターキットでギャザを始めた私の友人は「ヨルヴォ君がカッコ良すぎて使いたい」という理由で緑単を使っていました。
僕の場合はトラフト君と願いのフェイ、そして創案の火がモダンで使ってみたかったカードです。すでにギャザをやっている人は分かると思いますが、好きなカードが増えていく現象はなんなんでしょうね。

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⦅英ノーマル×3、日FOIL×3⦆

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⦅ショーケース英FOIL×2、英FOIL×1 計9枚の創案⦆

2、使いたいカードを軸にデッキを組む
使いたい特定のカードが決まったら、知っている範囲で「使いたいor決めたカードと相性がいい」カードを詰め込みましょう。いきなりガチ目のデッキを組みたい人は、下記リンクのような所からサンプルレシピを探してみるのも手です。

①晴れるやのデッキ検索。ページ上部右の「詳細検索」からフォーマット「モダン」にチェックを入れて、ページ下部の「カード名」に使いたいカードを入れて検索できます!)

②MTG wikiのカード個別評価です。画面左側の検索窓にカード入力するか、googleとかで「カード名 wiki」で検索するとMTGwikiのページが出てきます。カードの能力やルールがリンクから見られる他、関連カードや相性のよいカード、スタンや他環境での活躍例が載っていることがあります。漠然と「このカード使いたいけど、何と組み合わせよう」という時に見てみるとよいサイトです)。

③mtgカード検索です。入力項目が多く一見わかりづらいですが、使えるようになるとカードの本文やサブタイプから検索ができて便利です。何より「検索範囲」欄からフォーマット指定ができるのが大きいです!レガシーだと「だいたいどのカードでも使用可」なのに対して、モダンは「特殊セットを除く新枠」しか使えないため、最初から条件を絞って検索できて便利です。

3、とにかく遊ぶ
モダンは人気フォーマットなので、頻繁に大会が行われています。大会といっても、カジュアルな雰囲気で楽しめるものが大半なので「初心者ですが〜」、「大会経験がなくて〜」なんて説明をすれば、大抵は優しく教えてくれます。

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⦅アポカリプス英ノーマル×4、アポカリプス英FOIL×1、タイムシフト英FOIL×1 やっぱ好きなカードは気づくと増えてますね⦆

そして、モダンはレガシーよりも許容範囲(?)が広いと思うので、カジュアルデッキでそのまま出ても全然大丈夫です。もちろんボコボコにされる可能性はありますが、負けたら負けたでデッキを調整して、何度か大会に出てみましょう。稲妻の天使を使ったトリコトラフト初陣の時は、「ファンデッキレベルで、モダンも大会出たことほとんどないんですよ〜」って事前にフォローしておきました。結果ボコボコにされましたが、「天使がたくさん出てきて楽しそうなデッキですね」って言ってもらえました。大会出ると負けても楽しいね!

※私のサイクリングデッキは、FOILにこだわっていなければ2万円弱でサイドボードまで組めます。初回大会の結果は0勝3敗、2回目大会が2勝1敗です。エルフに至っては初回から3勝0敗だった緑黒が15470円(晴れる屋のデッキリストそのままカート方式で算出)で、緑単にすれば脅威の5000円アンダーで組めます。友達が組んだ緑単ヨルヴォは5000円くらいですが、サイクリングと五部くらいの強さです。

レガシーのエスパー石鍛冶が25万程度と考えると、本当に脅威のコストパフォーマンスだと思います。


モダンは最高のフォーマットです。「レガシー」を「真剣(本物の刀)による斬り合い」とするなら、モダンは「なんでもありチャンバラ」だと思います。

これは、どっちが上とかいう話ではなく、モダンのほうが純粋に参入の敷居が低く、楽しみやすいフォーマットだと感じるからです。

レガシーを始めるには25万必要ですが、モダンは5000〜20,000円くらいで十分戦えて楽しめます。

興味がある人は、好きなカードの束をデッキと称してまずは大会に出てみましょう!



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